日本の美を思い知った日。京都の瑠璃光院は美術作品ですよ
私自身は、明治維新と第二次世界大戦により入ってきた西洋文化が華やかですばらしいと感じてました。そして日本の文化は地味で古いというイメージを持っていました。
今や正装は、西洋スーツが当たり前ですし。結婚式でも和服を着るよりウェディングドレスとモーニングが多いです。
私も自宅はコンクリートでフローリングですし、スマホも海外製です。
仕事もIT関連ですし、古来から伝わる日本美術は古風、伝統などあまり興味なしでした。
元々は比叡山の下山中に瑠璃光院を見学するという企画でした。
下山途中の寄り道のつもりが、瑠璃光院のすばらしさに美術記事として別に記事にしました。
バーチャル登山番外編の下山中の寄り道です。
瑠璃光院見学を登山企画に入れた山ガールMIZIHOさんに感謝です。
(この時点では、疲労のピークでだるい、しんどい、はよ帰りたいといつものネガティブ三段活用をブツブツ言ってました)
MIZUHOさんの後に続いて、瑠璃光院の門に入って行きます。
緑の綺麗な日本庭園ですね。
苔が綺麗です。
鯉も泳いでいます。
建物に入って行きます。階段を登って二階へ進むと。
外の景色が机に映り込んでる。
木の机が鏡のように・・・・・・
何かで聞いたことがある、鏡面の和風建築て。
ひょっとしてココ????
昨年末に姫路城の花鳥風月を見たことあるけど。。。。。
日本建築てこんなに美しいのか。
考え方を改めます。
緑色と、黒、そして逆光。。。。西洋美術とは全く違い、地味ですがこんなこと考えつく日本人の先輩は誇りに思います。
廊下に移動する。。。
廊下も鏡面反射してる。。。。。。
案内してくれたMIZUHOさんの感謝です。
私は瑠璃光院の存在すら知りませんでした。
写経もやっておられるようです。
MIZUHOさんは書道の有段者ですが、私は文字下手です。
今回は写経はやりませんでした。
茶道の体験もできるようです。
和服の女性がお二人、お庭を見ながら茶の湯の楽しまれてました。
登山帰りの無粋な服装が申し訳ないと思いつつ。
畳に座って、素敵なお庭をぼーと見てました。
古来から伝わる和風建築こそ世界有数の美術作品と思います
帰りの時間も近いのでMIZUHOさんと瑠璃光院を後にしました。
雲「あれ? そういえば他の連中は?」
MIZUHO「まだ、中におるやろ」
雲「・・・・・彼ら俺らを待ってない?」
MIZUHO「しゃあないね。もう外におると連絡する」
駅に着きました。
駅も和風でいいですね
電車の発車時刻まで3分。
他の連中、走ってきました。
ほったらかしにして、先輩がめちゃ文句言ってる。
MIZUHOさん、微動だにせずに言います!
ニコニコしながら、「もう見たから先に出た!」とキッパリ!
MIZUHOさん、アンタ大物になるで!
というわけで。豆餅買って解散です。
瑠璃光院の50秒のショート動画作成してみました。
写真で伝えきれない美しさを見て頂けるとありがたいです。
もう一点3分以内の瑠璃光院の動画です。
16:9の横画面で広く撮影してます。ショート動画でカットしたお庭の散策が入ってます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?