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定年一年前にやるべき事って

あと一年でちょうど60歳。4月からの年棒交渉も終わり手取りも下がらずに済みそうです。定年後にも希望をすれば再雇用も認められていますが、それはそれとしてこの一年にやるべきこと、既に実践していることをお伝えします。


定年後の給料変化

現在は単身赴任手当や役職手当等にも恵まれてそれなりに不満なく生活を送っています。それが60歳になると役職は解かれ基本給も大幅に見直されて再契約。厳しい現実が待っているように思います。
支出を抑える必要があるというのは念頭に持っていますが、果たしてどこまで削減が可能なのか?また定年後にもずっとお金の不安を持ちながら生活をするのは、まっぴら御免だと思っています。
かといっていつまでも重責な業務を後任に譲らずに守るのは、決して僕にとっての美学ではなく、会社にとっても後進の育成を大きく阻害することだと思います。

定年後の身の振り方

今までずっとやり続けてきた業務、そして人間関係、これを楽な選択をするには同じ会社で再雇用するのが一番楽な生き方かもしれません。しかし一から新しい世界に飛び込んで新しい出会いと新しい業務への挑戦は少々のリスクを伴うとは思いますが、『やりがい』という意味では、今までの経験とポジションを完全リセットしてしまうのも良い方法なのかもしれません。
いずれにしても何歳まで生きられるのか?これは誰もわからないので逆算をするのはやめにして、自分がイキイキとして毎日過ごせることを重点的に考えてみるのがベストです。

60歳で再雇用を選択した時のリスクって

上述の通り同じ会社で再雇用が一番安定的な道ですが、唯一のリスクは65歳になったときどうするか?ってことです。継続同じ会社で雇用してもらえるのであればいいですが、ほとんどの会社は65歳までで雇用終了ってことになっています。
つまり、60歳で転機を迎えるか65歳で転機を迎えるかの違いだけなのかもしれません。恐らく60歳で再就職を探すのと65歳で再就職するのでは60歳の方が少なからずとも会社も歓迎してくれるだろうと思います。リセットするなら早い時期が良いっていうのは、若いころだけの話だけではなさそうです。

60歳での給料激減に対する準備

本題です。
いずれにしても給料ダウンが余儀なくやってくる年齢。幸いにも役職定年がない会社に勤めていましたので、定年の60歳で大幅ダウンを覚悟しなければなりません。
そんな中で以下に60歳以降も手取り金額を増やすことができるのか?を準備しておく必要があります。

再雇用1年目は住民税が罰金のように重い

住民税は前年度の収入に応じて課税されるので、会社のリタイアした先輩方たちは『再雇用後 1年目の住民税がかなりの負担』と嘆いていらっしゃいます。極端な話、再雇用時の月給が新入社員と同じレベルの場合、手取りは前年収入がない新入社員は住民税がゼロであっても、再雇用の先輩はしっかり現役であった前年の収入基準で住民税が自動的に引き落とされてしまいますので、その差は歴然としてしまいます。

定年1年前の準備①:翌年の住民税を軽減する

定年一年前に翌年の住民税を軽減できる方法としては『ふるさと納税』です。現役最後の給料で翌年の住民税を先払いするというイメージにもなりますが、プラスαとして返礼品がもらえます。
今年度の年収が予想できると思いますので、そこからふるさと納税可能金額を算出することは簡単にできます。

定年1年前の準備②:NISA枠の活用

2024年からNISA枠が大きく変わり、さまざまな所で話題になっています。僕も数年前から個別株と投資信託で少ないながらも資産形成をしています。
今回の改正は非課税枠を個別株と積み立て投資枠(投資信託などの毎月積み立て)の二本立てのプランが準備されているので、資金に余裕がある人は二本とも使うのが理想ですが、資金に限りがあるサラリーマンがほとんどだと思います。どちらに集中すべきか?これはライフプラン、年齢、目的によって選択を変えるべきだと思います。

ここでは、『定年後の毎月の生活資金の足しに』『子供のために残すのではなく自分のために』『もうすぐ定年』という目的の人にとって何がベストかというのが前提条件です

定年後の毎月の生活資金作りならこれ一択

毎月3万円~5万円くらいの給料以外のお金が入ってくるようにするには、高配当株投資がおすすめです。もちろん高配当株とは、毎年の企業の業績に対して配当金を受け取ることができる仕組みです。通常配当金に関しても20%少々の税金がかかるのですが、NISA枠で購入したものは課税されません。せっせと優良な企業の高配当株の購入を定年前から購入しておくのが良いと思います。

但し、単に高配当株なら何でも買えばよいということではありません。世の中には『ワナ銘柄』と呼ばれる、高配当を餌に投資をしても株価自体が将来的に下がってしまうというようなリスクがあるものは避けたいものです。
いわゆる『優良高配当株』をしっかりと見極めておくことが重要です。

個人的には積み立て型の投資信託もやっていますが、これは20年後、30年後に資産が増える可能性が高いですよっていう投資。ある程度は必要でしょうけど、その年になったら使いきれません。定年になれば積み立て型投資信託は、そこで買い止めして積み立てた投資信託の値上がりを長期スパンで待つだけにしています。

優良高配当株ってどうやって選ぶの?

この答は僕にはわかりません。
だって専門外だし、勉強する気にもなりません。
但し、『情報をしっかりと掴んで見極める』ことに注力はしています。

以前なら書店の毎月発行される株関係の雑誌を読んで、そこから良い銘柄を選んでいましたが、株価や隠されていた情報や更に事件などが発覚した場合、あっという間に乱高下するのが株価なので相当痛い目にもあいました。
しかし最近はSNSなどで情報は随時最新のもの更新され、なにが原因で株価が下がっているのか?上がっているのか?がわかるようになってきました。

僕が実践していることはただ一つ。良い情報発信をする人を見つけてフォローするということだけです。もちろんその人のいうことを100%信じ込んで買うようなことはしません。妄信は禁物です。適度な距離を置きながら良い発信サイトを複数お気に入り登録しておき、読むのが良いと思います。
ちなみに良い情報発信をする人は『将来、絶対こうなりますよ』という断言はしていません。大体、そういう上から目線で『私が言った通りにしたら勝てる』というような人は信じない方がいいと思っています。(そんなこと発信するなら自分だけで投資して儲けていたらいいですよね笑)

SNSに惑わされるのではなくSNSをうまく活用することが情報強者になれると思います。最近思うのは、情報力の差というのは人によって全然ちがうなあということを実感しています。情報弱者にならないためにも、良い情報に巡り合うのが大切です

僕のお気に入りの株価情報源

そんな中でそれなりに金融資産を最近築きはじめてきた僕の情報源を少し紹介しておきます

配当太郎さんのブログとX(旧Twitter)
僕は今まで独自ブログをやっていたのですが、noteに入るようになったきっかけは、配当太郎さんの有料記事を読みたかったからです。最初はTwitterから知ったのですが優良配当株をしっかりとした目線で推奨してくれています。

https://twitter.com/financial1111

リベ大の両学長
ライオンのこの方はもはや誰もが知る存在。高配当株だけでなく、金融リテラシーを高めるという意味ではこの人のYouTubeがきっかけでした。
但し一時期リベシティにも仮入会しお邪魔しましたが、ここは少し。。。と感じたので正式入会は見送りました。(両学長の人生観やコンセプトと廻りのスタッフとが必ずしも一致していないような。。大企業病のような感じにも映ってしまった僕ですかね?)
しかし一方で両学長が発信する考え方、情報内容、それとプレゼン能力の高さ(僕もこの人に影響されてpptからマインドマップに変更して特講をしたりすることが増えてきました)は常に刺激を受けております。、

このYouTubeの中でも高配当株に関しての考え方や投資信託についてもわかりやすく解説していらっしゃるので情報弱者には必見です。

良い情報をたくさん発信されている反面、受け手は全てを鵜呑みにしないことです。未来は誰にだってわからないことなので、はずれることもあります。但し行動するのとしないのでは結果は変わりますのでしっかりと自分自身で判断するということが大切なのでは?と思っています。

最後に宣伝

金融リテラシーに関しては何も書いていませんが、定年前に悩める同世代のサラリーマンに少しでも役に立てばと思い、恥ずかしながら独自ブログも開設しています。良ければ立ち寄ってみてください。
また最近では動画配信もしようと思いYouTubeも開設してしまいました。まだまだ雑な作りでこれは完全に趣味の自己満足の世界ですが、動画編集作業が楽しいので、これも定年後に時間が余った時の楽しみになれば良いなあという程度で実施しています。
良ければ応援してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた~

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