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2つの「楽しさ」って?

01 新年度!


春休みが終わり、大学にも活気が戻ってきました。この時期、新鮮な空気でキャンパスが満たされていて、とっても好きだなって感じます。ワクワクする雰囲気があふれてて。ま、それがずっとは続かないのが大学という場所でもあるんですけどね(笑)

もし大学生がこの記事を読んでくれているとすれば嬉しいですし、新入生だとすれば、心からご入学をお祝いします。どんな場所であれ、自分で選んだことですから、前向きな気持ちを失わずにいて欲しいなと思います本当に。

02 楽しさって2つあるよ

みなさん「楽しい」ってこと好きですよね? 私はもう、楽しい、ワクワクするってこと以外にはなかなかエネルギーを割けない人間でもあります(笑)

で、楽しさって2種類あると思ってて。たとえば、映画を観る、ドラマを観る、マンガを読む、ゲームする、音楽を聴く、本を読む…。これも私も大好きですが、これらは「受動の楽しさ」なんじゃないかなと。つまり、誰かが創ったものを受け取って楽しんでいるということで。いや別に、これがダメだとか悪いとかじゃなくて。ごく一般的な「楽しさ」だと思いますし、あくまでここでの分類上の問題です。

そして、もう一つの楽しさがあって。それが「能動の楽しさ」じゃないかと。映画でもドラマでもゲームでもなんでも、「それを創っている人たち」がいるわけですよね。それはもう、生みの苦しみに苛まれながら、悪戦苦闘して生み出している人たち。で、本当に「楽しい」と思っているのって、こういうクリエイトする側に立っている人たちなんじゃないかって思うんです。

「どうしたら楽しんでもらえるかな?」とか、「これでワクワクしてもらえるかな?」とか。情報を集めて整理してターゲットを設定して、新しい物語を紡ぎだしたり。自信をもって世に送り出した作品が評価されたり、されなかったりもあるだろうけど。評価されたらもう最高じゃないですか。めちゃくちゃ大変でエネルギーのいることだと思いますが、それでもきっと、心の底から「楽しい」って思ってるんじゃないかなと。

受動の楽しさと能動の楽しさ、どっちがいいとか悪いとかじゃなくて。能動の楽しさという世界に住んでいる人たちがいるってことを知ることが大事なんじゃないかなと感じています。そのうえで、自分はどっち側にいたいか?ということかなと。

もちろん、クリエイトするってなにも映画だったりドラマだったりする必要もなくて。自分自身の「日常をクリエイトする」ってことも十分、能動の楽しさだと思います。

03 日常を「楽しむ」ために

大学ってすごーく時間があるんですね。1年生は忙しいけど。その時間の使い方を考えておかないと、ただただ、ダラーって時間が流れていくんですね。それでもいいよっていう価値観もあるにはあると思うのですが。あまりにも、もったいないなとは感じます。日常をクリエイトすること。それは、めんどくさいことでもあるけど、めちゃくちゃ楽しいことでもあると思います。そしてそれこそ、高校までとは違う日々なんだと思います。

どうかみなさんの日常が「何か」を生み出したり、創り出したりすることにつながっていて欲しいと。大学教員という、毎年たくさんの学生たちを迎え入れて送り出していく側にいる一人の人間として、心からそう祈っています。もちろん、自分自身もそうでありたいと願い、これからも行動し続けていきます。一緒に頑張っていきましょうね! では、お読みいただき、ありがとうございました~。


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