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ありのままを生きること〜ルチアのラスール物語〜

第2話 コネプラってすごい

入門コースを体験して、この変化に驚いた私は本コースである基礎コースパート1を受講しようと思い立った。
コネクションプラクティスの基礎コースは全部で12時間を2日間で受講するようプログラムされている。

そこが私には高いハードルだった。

私は、うつ病で闘病中の身、7種類の薬の副作用で常に頭の中が深い霧に覆われている様なぼんやりとした感覚。気力も体力もなく、長い時間座っていることも困難だった。

そんな中、丸2日講座に集中するなんて無謀にも程がある。

諦めかけた時、ホームページに3時間づつ分けて講座を開いてくれている日程が上がっていた。リクエストでこのような日程になっているらしい。
そして、その講師が、前回受講した時の講師、川口久美子さんだった。

暑い夏の日、汗だくになって迷子になりながらやとおの思いで辿り着いたことを覚えている。

いよいよ講座が始まる・・・

入門講座でコネプラのエッセンスは受け取っていたものの、頭が常にボーっとしていたので何を聞いても新鮮だった。
そんな状況でも、この、学びの本物さを体感覚で味わっていた。

パート1の副題にもなっている『つながりのプロセス』は、その当時の私にとって希望の光そのものだった。
何故なら、このワークは、自分1人ですることができるからだ。
『つながりのプロセス』のやり方を身につけたら、いつでもどこでも自分1人で問題を解決できる。誰にも言いたくないことも、辛くて人に話せないことも・・・
毎週1時間のカウンセリングで、私は実のところ中々心を開くことができなかった。5年経っても!
自分で自分の課題を解決できる術を身につけることができた感動と喜びはひとしおだった。

しかも、コスタリカやアメリカでは、この学びが学校教育に取り入れられていることやその成果がデータで出ていることに希望を感じた。子供の頃からこのスキルを身につけていたら、いじめや暴力がどれだけ減ることだろう・・・

人として大事な学びがそこにはあった。長い間探し求めていた長い間探し求めていた宝の地図を見つけたような感覚がして心が躍った。

こうして、パート1を受講し終えた私は、一緒に学んだ方とパート2の日程を調整していただいて秋に受講することになった。

パート2では『つながりの道』を歩く。
このワークはとてもパワフルで大きな変容をもたらしてくれる。
このつながりの道については、また別の機会に話すことにする。

『つながりのプロセス』のスキルを手に入れた私は、それから毎日のようにそのプロセスを行った。当時発売されたばかりの「デイリーワークブック」(つながりのプロセスのワークブック)を購入してその後1年間で4冊のワークブックを書き終えた。ちなみにこのワークブックは90日分書くことができる様になっている。

今、振り返るとやり続けたことが今ここに繋がっていることを実感する。
読み返すと、小さなことから長年のトラウマまで心の葛藤が文字から伝わってきて胸が締め付けられる。必死でもがき苦しんで、そこに光を感じて1歩ずつ前に進もうとしていた当時の自分を思うと
「よくやった!」と褒めてあげたい。

                      次回へ続く

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