ブリュッセル~アムステルダムひとり旅#01.始まりと計画と
1.旅の終わりが旅の始まり
昨年、オランダ旅行から帰って来たときにはすでに、次はブリュッセルへ行こうと決めていました。
時期は同じく3月下旬。できる限り安いフライトをと探していたら、図らずも昨年と同じ日に出発することになりました。
2.ベルギーからオランダへ
今回の旅行も目的はアート。西洋画を巡ります。
ブリュッセルに行くとなればアントワープは欠かせません。ベルギー第2の都市で、バロックの巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスはこの街で多くの名作を生み出しました。また、アントワープは『フランダースの犬』の舞台としても知られ、主人公のネロが一度は観てみたいと懇願したルーベンスの祭壇画も聖母大聖堂にあります。
日程的に余裕があるわけではないので、ベルギーに絞って回るのが賢明か・・・。
しかし、ずっと気になっていた展示があります。アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)で2月16日~6月9日まで開催されているフランス・ハルス(Frans Hals)特別展。
昨年、オランダ・ハーレムにあるフランス・ハルス美術館を訪れて以来、あの勢いある筆さばきと魔法のような表現力にすっかり心を奪われてしまいました。
アムステルダムまで足を延ばすとなると、飛行機はソウルーブリュッセルの往復ではなく(韓国在住です)、アムステルダムからの帰国になります。往復チケットではなくなるので割高になるかなと思いましたが、調べてみると、アムステルダムから帰国した方が安いことが分かりました。
こりゃ素晴らしい!
3.旅程
そして決まったのが――
そうと決まれば、アントワープだけでなく他の都市も回らなければもったいないオバケが出ちゃいます。色々と考慮した結果、去年行きたくても行けなかったロッテルダムとハーグにも行くことにしました。
予定を立てているだけですでに旅行した気分。わくわくが止まりません。
そして、最終的に決めた行き先は以下の通りです。
◆ブリュッセル
◆アントワープ
聖母大聖堂
プランタン・モレトゥス印刷博物館
マーグデンハイス美術館
アントワープ王立美術館
◆ロッテルダム
デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲン(depot)
◆ハーグ
マウリッツハイス美術館
◆アムステルダム
アムステルダム国立美術館フランス・ハルス特別展
◆番外編
◇◇◇
ということで、これから数回にわたって今回のヨーロッパ旅行を振り返りたいと思います。
どんな記憶も時間とともに遠ざかるもの・・・。
だからこそ、予定を立てながらすでに旅行していると感じたように、note に記録することでもう1度旅行を楽しみたいと思います。
さあ、振り返り旅行へ、いざ出発!
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