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心と身体。"気"も温まる「冬の冷え取り大作戦」

こんにちは!ルカススタッフのSumie☆です。

朝晩ぐっと冷え込むようになりましたが、衣替えやお部屋の模様替えはもう済みましたか?

バッチリという方も、これからという方も、ぜひ同時に取り組んでいただきたいのが身体の冬支度です。
寒くなるこれからこそ、からだをととのえて運気まで上げるチャンスです♪

「冷え」は不調のもと

人の体は「頭寒足熱」の状態がベストと言われています。
熱は上から下へ、冷えは下から上に上がる性質をもち、血流と共に体内を循環することで栄養のチャージと老廃物のデトックスを行っています。

しかし、上半身と下半身とではもともと温度差が5度程度あり、心臓から遠い下半身のほうが冷えやすいという特徴があります。

以下のような習慣がある方は頭寒足熱とは逆の状態に陥り、めぐりが滞って不調になりやすいので注意が必要です。

■足元が薄着
■食べ過ぎ
■考え事ばかりしている
■イライラしがち
■運動不足 など

みなさんも頭やお腹ばかり酷使していませんか?
足元の冷えはめぐりを悪くし、老廃物が血管そして内臓にも悪さをします。

その他、人間の体にはホメオスタシス(恒常性)という自然治癒力(再生能力)が備わっていますが、この力も冷えがあると血流が悪くなるため本領を発揮することができません。

冷えは気のめぐりも悪くする

この世界には相反する陰陽の気(生命エネルギー、プラーナ、マナ)が流れており、同じものが人の体にも流れています。

気は血と共に流れるという性質があり、もし体に冷えがあると気の流れも滞ります。
すると心が落ち着かなくなったり、不安になりやすくなるなど、精神面にも影響が出てきます。

そういうときは身体を冷やす食べ物、飲み物にも手が伸びてしまいがちですから、さらに冷えを助長することに。

心当たりがある方はご自身のめぐりに意識を向けてみましょう。頭を冷やし、足元を温めるのが気血がめぐるポイントです。

今日から始められる冷え取り5選

冷えは一朝一夕では取れないため、毎日の実践が大切です。心地よく、安定して続けられるものから取り組んでみてください。

(1)半身浴する

37〜38度のお湯に20〜30分、腕は付けず、胸から下までつかるだけ。熱いお湯にさっと入るより、低めの温度で長く浸かる方が体内の深部温度が上がります。

時間があれば1時間、2時間とより長く浸かるのもおすすめです。

(2)足湯をする

半身浴が難しいという方や、冷えが特に強い時におすすめです。

バケツかタライなど、深めの容器に気持ちの良い温度のお湯を注ぎ30分ほど足を温めます。
この時、膝下がすっぽり隠れるタオルで足元まで覆うと、蒸気を逃がさず温めることができます。

特に目覚めが遅くなりがちな冬の朝。

起きてすぐの足湯は血流を促し、良い1日をスタートできます。
温まることで胃腸も動き出し、朝からスッキリ快腸!を感じられることも。

(3)靴下は天然繊維がおすすめ

市販の靴下はポリエステルなど、化学繊維が混ざっていることがほとんどです。
安価で手に入りやすいのは助かりますが、反面、自然から遠いものは体を冷やす性質があります。

頭寒足熱のためには、可能であればシルクや綿製が理想。保温、排毒効果の高さが魅力です。

また指と指の間は冷えの排出が強いため、5本指ソックスだとさらに快適に過ごせます。

(4)運動する

「雑巾がけ」は忙しくてトレーニングする余裕がない人におすすめです。

丹田(特に下丹田)を軸に腕を動かすと、全身の動きがしなやかに連動し足先から指先までめぐりが良くなるのを感じられます。じわっと汗をかいて達成感を味わえるのも良いところ。

これは補足ですが、床は住む人の精神状態を表すと言われています
床を見る度「汚い…」と思ったりそれを言葉にすると、家の波動が落ちていいことがありません。

「今日もきれいだ!」と思える床をキープすることで足元からいい気がめぐるようになり、いい場所や会いたかった人の元へ足が向くようになります。

(5)深呼吸する

冷えを排出したい時、見落としがちなのが呼吸です。

体は汗や尿の他、呼気からも毒素を排出しています。特にイライラしている時や不安、焦りがある時は呼吸が浅くなり上半身がのぼせたようになりがちです。

腹式呼吸をして毒素を吐き出し、新しいエナジーを入れていきましょう。
お腹を凹ませながら吐ききれば自然と新鮮な空気が入るため、換気が良くなります。

以上、冷え取りのご紹介でした。

気血がめぐると運気が変わる

冷えていない人はいない!と言っても過言ではない時代。冷えは万病の元と言われますが、陰陽の考え方からすれば冷えも実は必要な要素です。
大切なことは、痛みや不調に気づいた時、見て見ぬふりをしないこと。バランスを取るように過ごすことです。

例えば、スマホの見過ぎで腰や首を痛めたとき。

放っておけば悪化しますが、ストレッチしたり温めることでニュートラルな状態に戻りやすくなります。
精神的に不安定なときは、心に冷えが溜まっている証拠。ネガティブなことに意識が向きがちですから、心が動くようなアクションをするとバランスがとれるでしょう。

さらによくあるシチュエーションが、仕事やプライベートの行き詰まりを解決したい時。

多くの人はもっと頑張らなきゃ!と肩肘張ってしまいがちですが、それだけではなかなか解決しないものです。
もう一歩手前で必要なことは、問題が起きた時とは別次元のエネルギー状態になること。

つまり、問題解決ができるための軽い思考、身軽な体になることです。

偏った価値観がなかったか?狭い考えで物事をジャッジしていなかったか?もしあるならばそれらはとても重いエネルギーですから手放します。そしてより軽い新たな価値観を自分に許し、上書きします。

そうして心身のエネルギーが軽くなると、物質的な片付けも動き出し、残るのは本当に大切なものだけ。その波動と同調する新たなチャンスや出会いが舞い込み、するっと物事が解決することがあります。

ひょっとしたら自分の不運はめぐりが悪いせい?と思った方。もっともっとと頑張るだけが解決策ではないかもしれません。

少し速度を落とし、身体や心を温める余裕を自分に許してあげるのはいかがでしょうか?

さいごに

「自分との関係がうまくいくっているなら、他人との関係もうまくいく」
ーレス・ギブリン著『人望が集まる人の考え方』より引用

みなさんはご自身とよい関係を築けていますか?

もしそうでないとしたら、他人との関係もまた冷え切っているかもしれませんね。

そんなときはまず自分のことを温めましょう。私たちの心が温まると、その熱は外に放射されて周囲の人を温める働きもあります。それはまるで暗がりを照らすキャンドルのよう♪

皆さんの内なる火が大きく育つ冬になりますように。

今日もありがとうございました。

ライター:Sumie☆
スワルメディテーション インターミディエイト修了
Instagram:@mana.by.sumie

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