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挑戦の数だけチャンスがある。LIFE STYLEが描く「20の新規事業」を立ち上げる未来

「360°コンテンツ」を提供するクリエイティブ事業からスタートし、そこから派生したBPO事業によって、現在はあらゆる業界のBtoBビジネスをマーケティングとセールスの側面から支援するLIFE STYLE。成長フェーズに入り、20人の経営者を輩出するという大きな目標に向け、新たな仲間を迎えたいと考えています。「“ムチャ”から未来を創り出す。挑戦しつづけるものとともに」というビジョンを掲げるLIFE STYLEが歩んできた道のり、実現したい未来について、CEOの古城と執行役員の篠原が本音で語り合いました。

<プロフィール>
代表取締役 CEO 古城芳明
新卒でインターネット回線の営業会社に入社。BtoCサービスの飛び込み営業、営業組織のコンサルティングなど、営業に特化した業務に従事する。2014年、創業メンバーとしてLIFE STYLEに参画。営業部長、管理部門、新規事業の立ち上げなどを経て、2020年から現職。

執行役員 / BPO事業責任者 篠原正憲
新卒でソフトバンクグループに入社、法人営業を担当する。ベンチャー企業など数社で企画やマーケティング、新規事業立ち上げなどのキャリアを積む。2020年、LIFE STYLEに参画。BPO事業の立ち上げを担当し、2022年執行役員に就任。

360°コンテンツ制作事業のヒットをきっかけに、BPO事業がスタート

ーーはじめに、LIFE STYLEが手がける事業について教えてください。

古城:2014年の創業当時から展開している「360°コンテンツ制作事業」 と、ここ数年で急成長している「BPO事業」、2つの柱があります。

まずは360°コンテンツ制作事業についてご説明します。Googleストリートビューというと、屋外の写真が見られるアプリを思い浮かべるかもしれませんが、私たちが始めたのは「屋内」の様子を360°写真で見渡すことができるサービスです。例えば飲食店が店内の写真を掲載し、Googleユーザーに見てもらえれば、プロモーションになるわけです。

今でこそ、誰でも360°写真を撮影できるようになりましたが、2014年当時は専用の機材や撮影技術が必要でした。そこで我々が、Google社とパートナーシップを結び、商業施設や飲食店の経営者に「施設内のGoogleストリートビューを掲載しませんか」と提案し、撮影からGoogleマップへのアップロードまで代行するサービスを始めました。

これが1年目から大ヒット。年間の新規契約数は1,000件を超えました。Google社から表彰され、当時はどの会社も認められていなかった1次代理店になったんです。さらに2次代理店を開拓する「代理店制度構築」の許可も得ました。
この事業で培った撮影技術やノウハウを生かし、現在はストリートビューのみならず、オリジナルのVRコンテンツなど、さまざまなクリエイティブ制作を手がけています。

篠原:360°コンテンツ制作事業が成長していく中、Google社主催のイベントで、大手OA/光学機器メーカーの担当者と話す機会がありました。そのメーカーは、360°写真の活用に資する先進的な技術を持ち、SaaS(Software as a Service)で提供していたのですが、社内にセールスやマーケティングのノウハウが少ないという課題を抱えていたのです。お話する中で、Googleストリートビューに関する当社の経験と実績に興味を持っていただき、私たちがセールスとマーケティングを支援することになりました。

この経験から、SaaSの営業、さらにはマーケティングに関するノウハウも社内に蓄積されていきました。優れたプロダクトやサービスを持っていても、どう広げていけばいいかわからないという企業は意外に多いんです。我々が持つ知見を体系化し、より多くの企業に提供したいという思いからスタートしたのが、2つ目の柱であるBPO(Business Process Outsourcing)事業です。

当社のBPO事業は、顧客からの指示を待つのではなく、「新規事業を立ち上げたい」という企業の現場に入り込み、マーケティングや営業の体制づくりから提案できる点が強みです。2020年には、SaaSやデジタルサービスに特化した新規事業立ち上げ支援サービス「スケッターズ」をローンチしました。大手企業の新規事業SaaSをはじめ、多くの引き合いをいただき、急ピッチで組織を大きくしているところです。

自身が与えてもらったチャンスを、次世代の挑戦者に「恩送り」したい

ーー「ムチャから未来を創り出す。挑戦しつづけるものとともに」というLIFE STYLEのビジョンには、どんな思いが込められているのですか。

古城:前提として、私自身の話をさせてください。前職の営業会社に入る以前、私は大学への進学を選ばず、ロックバンドで夢を追っていました。そろそろ働かなければと思って就職し、ひたすら飛び込み営業をする日々。コツコツ真面目に取り組み、続けていたことが評価されてマネージャーになりましたが、最初から飛び抜けて優秀だったわけではありません。

営業会社の後輩として知り合ったのが、後にLIFE STYLEを創業する永田雅裕です。誘われて一緒に起業し、360°コンテンツ制作事業が軌道に乗り始めた頃、LIFE STYLEのメンバーは5人でした。その人数で1,000件以上の新規契約に対応するので、当然大企業で働くよりもお客様と相対する機会が多くなります。もちろん失敗もたくさんありましたが、今目の前にある仕事と真摯に向き合う中で、少しずつできることが増え、事業の規模も大きくなり、CEOを務めることになったんです。

トップに立ってはじめてわかったのが、当然ですが「企業・事業の経営って大変だな」ということでした。考えることが増えたのはもちろんですが、決めなければならないことの数と重みが以前とは比べものになりません。組織や事業を動かす決断をすると同時に、BPOの現場でプレイングマネージャーもやる。資金調達する、人が辞める、採用する。正直「無理だ」と思いながら、それでもやるしかないと、無我夢中で全力疾走していた時期もありました。

そんな時期にジョインしてくれたのが、現在の経営メンバーです。悩んだり苦しんだり、課題を解決する案を出したりという作業に伴走してくれる存在のありがたさを痛感しました。
トップである限り責任は取らないといけない。でも、ひとりぼっちで事業を進めなければならないわけではないと気づくことができました。この経験や恩を、サービスという形でお客様に還元したい。そんな思いを『ムチャから未来を創り出す。挑戦しつづけるものとともに』というビジョンに込めています。

ーー篠原さんは、どのような経緯でLIFE STYLEにジョインしたのでしょう。

篠原:新卒でソフトバンクグループに入社し、法人営業を5年間経験しました。自分の力を試したくてベンチャー企業に転職したのですが、新規事業の立ち上げが頓挫してしまって。その後、上場企業でマーケティングやプロモーションの経験を積んだり、デジタル系のベンチャーに転職したりとキャリアを模索していた時期に、LIFE STYLEと出会いました。会社の規模や事業領域、成長フェーズ、求められるマネジメントスキルなど、すべてがしっくりきて「ここでなら、今までの経験やキャリアが生かせそう」と感じたんです。

入社したのは、ちょうどBPO事業がスタートしたばかりのタイミングでした。ローンチ直後から大反響で、新しい案件がどんどん決まる中、プレイングマネージャーとして夢中で手を動かす毎日。同時に、人事制度の整備や社内文化の醸成など組織づくりにも奔走しました。ここ半年ほどで事業が軌道に乗ると同時に、新しいメンバーを迎える体制も整いつつあります。

古城:私の営業スキルと、マーケティングのプロである篠原さんのスキルが、化学反応を起こしてガチっとはまった感覚がありますよね。セールスの経験にマーケティングの知見が加わり、事業にがぜん厚みや奥行きが出てきました。

「自営意識」を持ち、失敗を恐れず仕事を楽しむ

ーー成長フェーズにある組織として、課題を感じているのはどんなことでしょう。

古城:やはり「人」ですね。事業を展開させるアイディアがあり、ノウハウも着実に蓄積されています。さらなる成長を加速するため、私たちの思いに共感し、共に会社を創っていく仲間を増やしたいと考えています。

篠原:LIFE STYLEという会社も、クライアントの事業も同時に成長していく醍醐味を味わえる時期なので、やりがいは非常に大きいと思います。ひとつの事業をきっかけに経営の方向性が大きく変わっていく、その中心に自分がいるという経験は、今後のキャリアにおいて必ずプラスになりますし、自身の市場価値を高めることにもつながるのではないでしょうか。

ーー今、LIFE STYLEで活躍しているのはどんな人ですか。

古城:「仕事を楽しむ工夫ができる人」ですね。仕事をしていれば、楽しいことだけではなく、緊張する場面や、悩むこともあるでしょう。そんな中で、どうすればより楽しく働けるのか、自分で考えて工夫できる人は活躍の場が広がると思います。

篠原:仕事を楽しむには、与えられた役割を作業やタスクではなく「プロジェクト」と捉えることが重要ですよね。例えば「お客さんが来るから魚を切っておいて」と依頼されたときに、何も考えず3等分にするのか、さばいて刺身にして見栄えよく盛り付けるのか。ゴールを意識して自分で目的を設定するから、仕事が楽しくなるのではないでしょうか。

古城:そういった意味で、経営者のような「自営意識」や、自分で考えて行動できる「自走性」を身につけたい人にとって、今のLIFE STYLEはぴったりの環境だと思います。お客様からの引き合いが増える中、私たちがこれまでやってきたことに加え、新たなチャレンジが求められる局面も増えています。自分からアクションを起こすことができる人には、成長のチャンスがどんどん巡ってくるでしょう。

ーー失敗するのが怖くて、なかなか行動できない人もいるのではないでしょうか。

篠原:失敗するということは、何かに挑戦した証です。動かなければ成功もありません。論理性と情熱をもって説明してもらえるのであれば、私たちは必ず話を聞きます。その上で「挑戦しよう」と決めたことにおいて、結果で責めるようなことはありません。

古城:私たちのキャリアも、LIFE STYLEの事業も、最初から順風満帆だったわけではないですからね。「いける」と思った事業が予想通りに展開しなかったことも、もちろんあります。何度も修羅場をくぐってきた分、多少のことでは動じませんし、あらゆる挑戦を受け容れる土壌があると思っています。LIFE STYLEには、挑戦する人を冷めた目で見るようなメンバーはいません。事業や自分の仕事に対し、熱い思いを持って懸命に走っている仲間ばかりです。安心して飛び込んできてください。

仲間と一緒に、遠くまで。自社サービスを生み出し、20人の経営者を輩出する

ーーLIFE STYLEは今後どこへ向かおうとしているのか、将来の展望についてもお聞かせください。

古城:BPO事業に関しては、新規事業のマーケティングや営業を支援するという強みを維持し、よりコンサルティング的な領域にもサポートの範囲を拡大していくつもりです。並行して、営業やインサイドセールスに特化した自社サービスを開発したいと考えています。

篠原:顧客の事業を支援することに加え、「LIFE STYLEといえばこのプロダクト」と言われるような自社事業を生み出すことは、これから入社する人の働きがいにもつながりますね。

古城:事業成長の結果として、2024年をめどに営業利益を上場基準まで引き上げることを目指しています。同時に、若い人が挑戦できるチャンスをどんどん増やしていきたいですね。具体的には、社内で20の新規事業を立ち上げることが目標です。「20」というのは、今当社で働いている正社員の人数です。自身が事業責任者や社長になり、トップとして責任を持って走ることに勝る挑戦はないと思うので。

もちろん、ひとりでリスクを背負わせるつもりはありません。私自身が、何度失敗しても信じて任せてもらったことでここまで来られたように、仲間と一緒に挑戦できる舞台を提供したいのです。いずれはLIFE STYLEから20人の経営者を輩出し、みんなで未来を語ることができたら最高だなと思っています。

篠原:「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければみんなで進め」という格言がありますよね。私たちは、もっとたくさんの仲間を迎え入れて、まだ見ぬ世界に足を踏み入れたいんです。社会課題を解決し、より豊かな社会を実現するために、やるべきことは無限にあります。そしてLIFE STYLEという会社に関わる人たち全員に、幸せを感じてもらえるような存在であり続けたいと考えています。

(※2023年5月時点での情報に基づく記事です)

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