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花粉症、死ね


寝れない!

ホントに。寝れないんだけど。

部屋に充満した花粉で鼻がつまり、睡眠の質がだだ下がり。

スギ減らないかなー、ゴジラが踏み倒すか火ぃ吹いて駆逐してくんないかなー。

小学生の頃から花粉症。ティッシュが切れたからしゃーなしに学校のゴミ箱に捨ててあったプリントで鼻かんでクラスメイトにドン引きされたこともあったっけ。この頃からサステナブルな取り組みを始めるとは私はなかなかの先見性の持ち主。

以来、意地でも薬に頼らず花粉症を気合で治そうとしてきた。だってどうせ市販の薬効かないじゃん。医者にかかろうにも費用もかかるし、それに、重度ならともかく、そこそこの花粉症が処方された強い薬を使おうにも免疫が下がるのがネック。

もはや奥の手の舌下療法に頼るべきか。

毎年毎年、ニュースで花粉の予報が「例年より多い」なの、もう笑えない。倍々で増えてってるのかしら。

そりゃそうか。よくよく考えればスギだって植物なんだからほっといても繁殖する。そのために花粉ばらまいてるんだし。

ちなみに、地面に落ちた種子が木に成長するのはほんの一部だそうだ。それでいて、スギは繁殖能力が弱い。だから花粉を沢山ばらまかなくてはならないらしい。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的な。

林野庁が毎年スギを植えてるなんて話もあるけど、私が思うにデマというか、そんなことやっても意味ないだろうって思う。

まあ、正直私も、戦後に恣意的にスギを植えまくったかつてのお役人には多少の恨みはある。

とはいえ、その20世紀中頃は猫も杓子も自然科学や環境科学の知識がガバガバだったからしょうがない。花粉症が深刻化するなんてのも流石に想定外だったろう。

建国したばかりの中華人民共和国でも、大躍進政策の際、毛沢東の独断というか、なんだかよくわからない迷信でスズメを作物を荒らす害鳥だと見なし、徹底的に駆除された。(四害駆除運動)

その結果、生態バランスが崩れ、スズメが天敵だったバッタが国中に広がり、農作物を食い荒らしていき、中華人民共和国大飢饉が発生。非常に深刻な食糧不足に陥った挙げ句、一部ではカニバリズム(人肉食)も発生したほどだ。

後知恵やたらればなんて考えてもキリがないが、もしその頃から科学的知見がもっと発達してたか、インターネットがあったならば、もろもろ失敗を防げたかもしれない。

どちらにせよ、スギの植林もスズメの駆除も「何事も過ぎたるは及ばざるが如し」というか。やり過ぎはよくないよねっていう教訓にはなってると思う。

とりあえず、ルイボスティー飲んで落ち着こ。
個人的にはそこそこ効くのよね。飲みすぎると身体が冷えるからほどほどに。

最後に一言。花粉症、死ね。


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