小説を書く難しさ

一昨日夜、蚊がうるさくて寝れなかったこともあり、noteで「創作大賞」のキャンペーンのタグをやってることもあって、ノリと勢いで一晩中小説を書いて喉を痛めて風邪引いた。そのまま一睡もしないで出かけたのがマズかったかな。

そして、ありがたいことに思いの外スキを頂けたし、しかも、生まれて初めて自作小説に感想をいただけたので、調子に乗ってまた何か書こうとしてる。

ブタもおだてりゃ木に登るとは言い得て妙。ええ、チョロいんですよ私。

あのな、ここまでくると感想くれた人がお世辞かおべっかとか、需要あるないとか、私の創造力の上手い下手とか関係ないねん。自己満足でクリエイティブなことして人の反応が見れるっていうのが嬉しくて嬉しくて。

以前、ニートやってたときに、これとは別のnoteのアカウントでBL小説を書いて100円の値段つけて公開するっていうの3回やったけど誰も買い手つかなかったっていう苦い思い出もあった。

せっかくブックオフで何冊かBL小説読んで予習したり挿絵も描いたのに。ちなみにそのnoteのアカウントはとっくに削除済み。

まあ、そんなの誰にも読まれないの当たり前だけど。未だに内容覚えてるけど、自分で読んでも全然面白くなかったし、そそられる代物でもなかった。そんなどこの馬の骨かもわからない奴が作ったゴミに100円も金払うやつがどこにいる。

そんなだから、私は意地でも有料記事とか作るのは避けたい。たかが自分の主張を発信するだけの自己満足なブログを金儲けに繋げようとは思わないし、繋げようと頑張ったところで成果が出なければ、書くためのモチベも下がってしまう。

自分にとっても他人にとっても無益なブログだからこそ、気楽に楽しく書けて日頃の息抜きになるのだ。

それと、去年思いつきで16タイプ(MBTI)をモチーフにしたミステリー小説も書いたっけ。あれはBL以上の黒歴史だった。最悪の出来で、3日くらいで削除した。

ただ、BLといいミステリーといい、我がら試みは興味深かった。書く事自体は楽しかったしね。

それらの教訓として、一つの仮説を立てた。

「自分の書きたいことを書けばいいんじゃない?」

「なーにを当たり前なことを」と思うが、そもそもBLもミステリーも正直言って興味なかった。ほとんど読んだことなかったし、カッコつけて難しい題材チャレンジして自分の才能試したかっただけ。案の定、そんなものなかったが。

一昨日書いたものは、ノリと勢いで書いたものだから深く考えなかったが、自分に深く関係することだったからすんなり書けたのかも。主人公は社会不適合者だし。手応えもあった。

舞台は異世界ものだけど、私自身異世界ものは一切触れたことがない。とりあえず、「ハリー・ポッター」とか「葬送のフリーレン」みたいなファンタジー作品の知識を寄せ集めてテキトーに作った。

異世界やなろう系ってぶっちゃけ誰でも作れそうだなって思ったけどホントにどうにかなった。だってトラックに轢き殺されてドラクエっぽい世界に転生すりゃいいだけだし。
ここにおいて、内容の構成力や面白さは二の次。多少いびつでもいいから作品として成立させればいい。

流石にこれでプロデビュー!とかなれるわけないし、願望もないけど、作家っぽいことには憧れてた。

中学の頃、ミステリー小説を自作してる友達がいたけど、それだけ表現力があるってことだし、なんか頭いいな〜って感じで羨ましかった。いくつか読ませてもらったけど、ちゃんと情景が目に浮かぶし。

そんなふうに作家性ある人やジャーナリズム精神ある人になろうとして脚本家の指南書とかも読んでたっけ。あれも意味あるのかわからないけど。

「自分が書きたいと思うことを書けば、それなりに読める小説になる」ってのは、あくまで持論の中の仮説で、いくつか完成させて出来を見ないとわからない。

で、あるからには、失敗や無反応を恐れず、やってみなければ。

明日は何を書いてみようかな。

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