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ニュースつぶやき:「モロヘイヤの毒性とは」

 モロヘイヤの毒性についての話。


 栄養価の高いスーパー野菜として知られるモロヘイヤに、実は毒が含まれているということを小耳にはさみました。そんなに毎日毎週買うようなお野菜ではありませんけども、いったいどこに毒があるのか気になって、調べてみましたの。



 毒がある部分は、さやと種、そして発芽からしばらくの若葉。市販されている葉っぱの部分からは検出されていないとのことでしたわ。
 モロヘイヤの旬は六月から九月の暑い時期。もし、家庭菜園でモロヘイヤを栽培している方がいらしたら、収穫した葉っぱに莢と種が混入しないようにお気をつけていただきたいものです。

 モロヘイヤの毒とは、心臓の収縮力を増大させる作用のある強心配糖体というもの。重篤な不整脈などの心疾患を誘発する場合がありますわ。他にも食欲不振、悪心おしん(吐き気)、嘔吐、下痢、頭痛、腹痛、疲労感などの症状が見られるとのこと。市販品を買うとしても、中に莢や種が混じっていないか確認するべきでしょうね。

 それにしてもモロヘイヤって、みなさまどんな料理法で召し上がっていらっしゃるのかしら。わたくしは、湯がいて水気をしぼった後、おひたしにしたりとか、刻んでネバトロにして納豆に投入するとかくらいです。
 モロヘイヤはエジプトで王様の病を治したと伝えられていお野菜なので、かの地の料理法も試してみたいものですわ。主にスープにしていただくことが多いと聞きましたので、そうですわね...…ホウレンソウの代わりにカレーに──サグカレーにしてみようかと思います。インドのサグ(青菜を湯がいてすりつぶしたもの)パニール(インドのチーズ。木綿豆腐に似た食感のさっぱりとしたフレッシュチーズ)カレーはわたくしの大好物のひとつ。ネバトロカレーになるかしら!





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