ルドゥーテの庭:宮前公園ガーデンエリア その①
私の最も好きな花、ばら。初夏を迎えるこの季節は次々とばらが咲きほころびます。しばし、私といっしょに南関東のばら園を散策いたしましょう!✧◝(⁰▿⁰)◜✧
今回も引き続き、東京都は荒川区を走る路面電車の旅となっております!
前回の下車駅「荒川遊園地前」駅からふた駅。「宮ノ前」駅で下車して川のほうへ近づいていくと、そこにありましたのは「宮前公園ガーデンエリア」。都電荒川線の沿線ではありませんけれども、知られざるばらの名所として、情報を事前に仕入れておりましたの。「宮前」とか「宮ノ前」とかの名前は、沿線に面した尾久八幡神社のことですわね、たぶん。
あれは近くにある華蔵院というお寺の本堂ですわ。色合いのせいか、ぱっと見は洋館のように見えるのが面白いですわね~
これだけ見事なばら花壇にもかかわらず、いるのは数人のグループがいくつかと、グループホームの散策らしきお年寄りの一団のみ。これはたしかに穴場です!
だいじょうぶ、各色ごとにベストショットを撮らせていただきました!今後、扉画像に使わせていただきますわ!(’-’*)♪
ティー+フルーティのよい香りなのですけど、花壇の奥の方にあって嗅ぎに行ける所ではなかったのが残念!(>_<)
リモンチェッロといえば、イタリアの度数の強いレモンのお酒。ショットグラスみたいな専用の小さなグラスでキュッと!飲みたくなってきましたわ~(^q^)
「金蓮歩」は、中心部の淡い黄色から、覆輪(花びらの辺縁部)にかけて白くなっていく、とても上品な雰囲気のばら。香りもティー+スパイシーというめずらしいもので、黄ばらを愛する私としてもはずせないばらですの。名前の由来となった古代中国の故事は(...…んん???)となりますけど。
「春風」は多花性の丈夫なばら。鉢植えにも、地植えにも、オベリスクにもウォールにも対応できる優れた品種ですわ。作出は1985年なので、目にしたことがある方も多いはず。
ここはどうやら地植えのばらに特化して植えてあるようですね。背が低く、多花性のばらたちは、小さな子供の目線や車椅子のお年寄りでも楽しむことができます。やさしい
この子のように横に這う性質の枝を持った地這型は、広い敷地が必要なものの、ローズガーデンを目指す身としてはぜひとも手に入れたいものです。
ジュディ・デンチはイギリスの大女優。「デイム(Dame)」は女性の敬称のひとつで、男性のSirに相当する言葉。私もいつかDame Aileen Chouとか呼ばれるような功績を残したいですわね~
どこかの寮みたいですわね。画像にあまり写りこまないように気をつけませんと...…
あのお墓、ばら鑑賞の特等席ですね。私も永久の眠りにつく時は、ここのようにばらを望む地に落ち着きたいものですわ。
クリームホワイト、ペールイエロー、ピンク、グリーン...…いろんな色彩が楽しめるばらですね!
ボルデュールは、英語で言えばBorder。すなわち横縞、転じて生け垣の意味を持ちます。なのでボルデュール○○、といったらそれは「生け垣=ウォール仕立てに向く品種」ということですの。
「シトロイユ」とは、フランス語でかぼちゃの意。
...…...…あれ?
フランス語でかぼちゃって「ポティロン」では???
調べてみましたら「シトロイユ」も「ポティロン」もかぼちゃで合っていて、シトロイユはハロウィーンでランタンに使うような丸い球形のかぼちゃ、ポティロンはふだんお料理に使うような少し平たい形のかぼちゃなんだそう。へーっ!?( ; ゚Д゚) そうなんですの?!勉強になりますわ!だから「ランタン シトロイユ」なんですのね!
不思議なものですわね...…noterのぽてぃろんさんを知らずに先にシトロイユで覚えていたとしたら、きっと他に呼び名があるとは思わなかったでしょうし、ここを訪れなかったら、かぼちゃ=ポティロンで覚えてそれきりだったでしょう。これだから探索はやめられないのですわ...…!
初めて見る子ですわね...…なんという植物なのでしょう?
特に右の方...…垂れた花びらがうまいこと鼻に見えて、過去イチ人面度合いが半端ないことになっておりますわね~あと少しどうにかしたら妖怪化しそうですわ~(;´д`)
これこそ動画で撮っておくべきでしたわね。銀の穂が太陽の光を反射して、本当にきれいでした。
ざんねん、隅田川でした~
実は!「荒川区」に「荒川」は流れていないのです!
もともとはこの隅田川が荒川と呼ばれておりましたの。地図で見るとわかるように、曲がりくねっていて、ひとたび洪水が起きると周辺地域に甚大な災害をもたらす荒川を制御するため、明治43年の水害を期に「荒川放水路」が造られました。それ以来、放水路の方を「荒川」、岩渕水門から下流の区間を「隅田川」と呼ぶようになったのです。
後半に続きますわ~ε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
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