お花見弾丸ツアー：北の丸公園 その1
千鳥ヶ淵さんぽみち（遊歩道）を半蔵門の方へ歩くと、靖國神社から直線で来ている内堀通りに出ます。今回はここから、代官町通りをとおって、北の丸公園に入っていきましょう
散った花びらが打ち寄せられて、花筏というよりは、花のビーチみたいになってますね(*´ω｀*)
それにしても北の丸、内堀、半蔵門、代官町と、時代を感じさせるワードがいっぱい出てきましたね
ここは皇居、かつての江戸城。本丸、二の丸、三の丸、西の丸、北の丸のうち、現在北の丸公園としてその名を残す北の丸は、最初は関東の代官の屋敷が置かれ、後に千姫や春日局など、将軍家の子女や大奥に仕えた女性たちの隠居場となったということです。代官町通りはその時の名残の名前ですね
地下鉄半蔵門線の名前の元となった半蔵門は、かの有名な服部半蔵が由来とされています
大手門（お城などの正門にあたる）の正反対にある半蔵門はいわゆる搦手門（有事の際の非常口。逃走経路）にあたり、ここの警護を任されたのが、服部半蔵とその部下たちだったということです
半蔵門は天領（直轄地）である甲府への直通ルートである甲州街道が延び、街道沿いには伊賀衆の屋敷が立ち並んでいたとのこと。服部半蔵がいかに将軍の信任厚かったか、うかがい知ることができますね
さっき通った千鳥ヶ淵さんぽみちが反対側に見えますね！ボートがあんなに小さく！
代官町通りにはソメイヨシノとは違う、あざやかな紅の桜が植えられています
ぬぬ！レトロ建築はっけん！(・∀・)
近衛師団の司令部だったところですね。近衛なので皇居に近いところにあるのは当然
さあ、桜を探しに行きましょう！
桜……どこ……？（方向音痴、道に迷う）
あっ！あった！
むむむ？散ってる？
いや違う！蕾だ！これからだー！やったーーー！
イチヨウ（一葉）ですね！ソメイヨシノよりも花期の遅い種類です！
ぬぬ？だれ？
ゲルだ！ヨシダシ・ゲルだ！こんなとこにゲルがいる！(・∀・)
こちらはハタザクラ（旗桜）。イチヨウよりもさらに花期の遅い品種です
桜はソメイヨシノだけじゃない、次々と色々な桜が咲き始めています✧◝(⁰▿⁰)◜✧
八重も一重も、生命の力にみなぎっていますねえ
おお！これは見事なシダレ！
やはり青空に映える！
この花弁の多さ、ヤエベニシダレですね！
いろいろな桜に出会えるぞー！✧◝(⁰▿⁰)◜✧
あれは桜じゃないっぽいけど……？
ハナカイドウ（花海棠）だ！バラ科 リンゴ属！
小さくても木全体に花が咲くので華やかです。ちなみに実は食べられるんだとか！
北の丸公園編はまだまだ続きます！サポートしていただくと私の取材頻度が上がり、行動範囲が広がります！より多彩で精度の高いクリエイションができるようになります！