どうすれば英語が話せるようになるのか?
結局のところ、どうすれば英語が話せるようになるのか?
これはよく聞かれる質問で、聞かれるたびに、「うーん、たくさん英語に接して、たくさん話すことじゃないですかね…」と答え、質問してくれた人を失望させています。
みんな「何か近道があるはず!」と思っているから、質問してくれているのですよね(多分)。
けど、反田恭平さんのピアノを聴くだけでショパンの曲が弾けるようになるわけではなく、大谷選手の野球を見るだけでヒットが打てるようになるわけではないように、やはり何事も「たくさん練習するしかない」のではないかと思います。
私は高校生のときにニュージーランドに留学していました。そのとき、日本語を学んでいるカンボジア人の学生がいて、「全然日本語がうまくならない…」と日本語の先生(ニュージーランド人)に相談したところ、先生は「どのくらい勉強して、どのくらい話す練習をしたの?Practice, practice, practice よ!」とゲキを飛ばしており、「まあ確かにそうだよなあ」と納得したことがあります。
要は「練習あるのみ!」ということです。学問に王道なし。
ただ、もう少し具体的にアドバイスするなら、「英語環境を作る」というのを私はオススメしています。
聞く音楽を英語の曲にし、見るドラマをアメリカのものにする。いきなり英語のニュースや文法書にいくと面白くないので、まずは音楽やドラマなどで、英語のリズムや考え方を知るのは良いのではないかと思います。
これならそんなに難しくない。ハードルは低いはずです。
が、こうアドバイスしても、実行する人はまずいません。みんな日本の歌手の音楽を聴き、韓国ドラマを見ているのです。
それが悪いと言っているのではなく、これは「英語や英語圏の文化にほとんど興味がない」ということ。こういう場合、特に大人の場合、「楽しく英語を勉強する」のはまず無理で、「英語学習は苦行になる」と腹をくくるほうがいいような気がします。好きでないもの、興味のないことを勉強するのは苦痛です。
英語の勉強法については、これからも役立ちそうな具体的な方法を書いていきたいと思います。
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