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英検1級の真実~時事問題に強くなる方法

英検1級のライティングやスピーキングは、時事問題に強いことが必要!とよく言われます。

私も実際受けてみてそう思いました。あと、時事問題に強ければ、語彙問題もそう難しくはないです。

ただ、時事問題に強くない…と悩む方は多いです。特に学生。英検1級は学生はかなり不利だという気がします。学生は学校の勉強でせいいっぱいで、それ以外に時事問題の勉強をしようとすると大変なはずです。その点、社会人は時事問題が自分の仕事にからんでいることが多いため、学生より有利です。また経験値が学生より高いので、「ライティングでアイディアを3つだす」のも、学生よりは対応しやすいように思います。

ではどうやったら時事問題に強くなれるのか。まずは自分が興味のある分野のニュースを英語で読むことをおすすめします。もしお料理が好きならお料理の記事を、スポーツが好きならスポーツの記事。まずは英語圏メディアのKidsバージョンから始めるのはどうでしょうか。

「えっ、子供用ってプライドが傷つくわ…」と言う方、あの北野武氏は図鑑で様々な分野の勉強をされたそうですし、国分太一さんはニュース番組を担当するにあたり「子ども新聞」で勉強したと言われていました。また、作家の司馬遼太郎氏は新しい分野を勉強するとき、「岩波ジュニア文庫」から読んだそうです。

Kidsバージョンの記事を読んで慣れたころ、お料理であれば世界の料理、そしてその原材料が作られている国…と徐々に興味が広がってくるはずです。

芋づる式に知識が少しずつ増えてくるにつれ、お料理から始まった話題が環境問題や労働問題にたどり着くことになります。

最終的には「全ての問題はつながっている」と実感できると思います。そして人間も実はつながっている。今ガザで飢餓に苦しんでいる子どもの苦しみが身近に感じられるようになるのです。これはおおげさな話ではなく…おそらく時事問題に関心のある方なら共感してもらえるのではないかと思います。

千里の道も一歩から…

まずは好きな分野からスタートがおすすめです。


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