西郷隆盛さんって大嫌ひ

この反乱も「最後の士族反乱にする」という逆説的な意味があると思いますね。

日本史授業脚本「30.西南戦争」ティーチャーマルフォン

ほんと、あれ(西南の役)がなかったら全国で散発的な反乱が長く続いて富国強兵の推進に支障があったでせうね。
でも、たまたまさうなってしまっただけといふ感じもします。西郷隆盛さんがためらったら間違ひなく兵学校のキチガイ青年たちに殺されてたと思ひます、西郷さんのまはりに集まるのは、教祖がゐないと何もできない、個を持てない青年だから。
農民たちの兵隊なんて簡単にやっつけられると思ってて、少なくとも九州は西郷国に出来るだらうと夢見た時もあったのかも。

西郷隆盛さんとなると、思想の左右を問はず、その言動に、好意的な解釈がされる。
わたしは、とにかく、あのデタラメさに勝手に深い意味を見出して何もかもを曖昧なままにしておく、日本人の思考のしぶとさの無さの象徴のやうな西郷隆盛さんて大嫌ひなので、ネガティブな見方をしてしまひがちですが。

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