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薬のコントロールがうまくいかないとき

薬を処方されている人は多い。
定期的に受診が必要で、医師は都度適切な薬を処方する。
しかし、患者側に問題があって用法用量を守れない、
もしくは副作用が強く出てしまい、生活に影響が出てしまうといったことがある。

私の周囲の人の場合、向精神薬を処方されている人もいて、これがよく起きる。例えば、
お酒で薬を飲む。
頓服薬を頻繁に飲む。
1日3回の薬を一度に飲む。
数日飲み忘れ、忘れた分を一気に飲む。
道に落ちている薬を拾って飲む(?)
受診の際、実際の症状と違うことを医師に話す。

実際にある。

もちろんこちらとしても可能な限り策はとっている。
訪問看護サービスで薬剤管理をしてもらう。
受診同行する。
お薬カレンダーやボックスを使ってセットする。
薬局で一包化してもらう。日付けを入れてもらう。
など。

それでも限界がある。毎日確認することは不可能。

昨日も、担当している人の薬の効果が切れたようで、部屋の外で暴れてパトカーが駆けつける騒ぎがあった。
しっかり薬を飲めていれば、精神症状は安定していたと思う。

私だって、皮膚科、婦人科、心療内科の薬を何種類か飲んでいるが、
残数が合わないことはある。

重要なのは飲み忘れることではなく、
忘れないように飲むことを意識しておくこと。
決して、飲まなくてもいいや、と自己判断しないこと。
医師や薬剤師と相談できる関係ができること。
残った薬をまとめて飲まないこと。
薬に依存しすぎないこと。
できれば誰かが声をかける、気にすること。

当たり前のようだが、
私自身も気を引き締めて、薬と向き合っていこうと思う。

ドラッグストアへ頭痛薬を買いに行ったら、
売り場にいた薬剤師さんがとても親切で、親身だったことに感動し、
お薬についてもっと相談していいんだ、と感じさせてくれた日だった。

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