見出し画像

自問自答ファッション教室受講から1ヶ月経って変わったこと思ったこと

受講前にどう思っていたか

4月初めにあきやあさみさんの自問自答ファッション(JJF)教室に参加させていただきました。

受講前のアンケートに、私は下記のように答えていました。

・お洋服に迷われたきっかけはありますか?

1.年齢と共にプチプラだと貧相に見えるようになった

2.今までの職場はユニクロで済んでいたが、おしゃれな街にも出勤するようになって着るものに困った

3.レストランで女子会を時々するが、いつも同じメンバーで行くためオケージョン服を増やしてしまった

4.少ない服で全てのシチュエーションを満たせないかと悩んだ末にイメコンと同行ショッピングしたが、買いたいものに出会えなかった


・制服化をしてどんな気分で過ごしたいですか?

無駄に服を増やすのを止められるようになりたい。微妙なコーデで出かける日を無くして、お気に入りの服で堂々と過ごしたい。


結論から先に言うと、ほぼ全て解決できたように思います。

「なりたい」コンセプトがなによりも重要

コンセプトが定まったことが私には何よりも効きました。度々の記入で恐縮ですが「上品で自由でデザイン力があって天才的な 愛をつなげる公爵夫人」です。公爵夫人が決まったことで、スポーティーは排除。極端なカジュアルもなし。細身のパンツは履かない、などのルールが出来ました。(毎日ドレスを着るというコンセプトではないです)

これまでは「同じ雰囲気の服だと、いつも同じだと思われないか」とか「違うテイストの服も着てみたい」とか「新しい自分の発見」などと思いながら、クローゼットには複数のジャンルの服が混ざっていましたが、コンセプトと違う服は無くてよいと割り切ることが出来ました。

以前イメコンさんと同行ショッピングに行った際に買いたい服に出会えなかったのは、自分のなりたいイメージが明確ではなかったからだと気付きました。そのイメコンさんは「モテ、愛され」ファッションが得意な方だったので、私の内面に合わなかったと今なら分かります。

私の問題点は服が多すぎることだった

「服は愛せる数だけ持てばいい」とあきやさんはnoteでもご著書でもおっしゃっていますが、私は買い過ぎと捨てられないことが理由で必要以上に服が多すぎるタイプです。服が多いから1着あたりの着る回数が少なく、傷んでないからもったいなくて捨てられない。上記のオケージョン服が最たる例です。

それから、バリエーションを増やしたくてプチプラの服をかなり買っていました。好きな雰囲気で似合っていれば気楽に購入していたのです。インスタでインフルエンサーさんがGUやユニクロのコーデをアップすれば、ほいほい釣られておりました。

まずは2年以上着ていなくてコンセプトに合っていないものを躊躇いなく断服。新しくても着用回数が少なく、これからも着そうにないものはお別れしました。

そこからは全部試着して決めました。コンセプトだけでは判別できなかった服は、自己流でつけたサブタイトル「フェミニンモード」を指針とし、服のテイストが一致しないものをはじき出しました。

その結果、お教室後に部屋着も含めてですが以下を断服しました。
服       47点
バッグ     4点
靴       7点
アクセサリー   36点:重い物、若向きの物、自作の物を大量に断捨離
服飾雑貨    8点:スカーフ、ポーチ
合計102点です。本当に物多すぎです。お恥ずかしい話です。

現在、部屋着を除くと、春夏秋服は合計で42点になりました(まだ冬服は断服の途中なので除外しました)。

毎晩寝る前に足のマッサージをしながら、開け放ったクローゼットを眺めていますが、「今も着てるけど、これは無くても大丈夫そうだな」と思うものが数点あります。今年中か来年なのか分からないけど、覚悟が決まったらもう少し減らそうと思います。

服が減って変わったこと

まだまだ服の数は多いですが、フェミニンモードに統一されたことで毎日のコーデの自己採点の平均点が上がりました。

それから、以前は出かけたついでに様々なジャンルのお洋服屋さんを見ていましたが、最近は目的なくジャンルの違うお店に入ることを止めたので目移りしなくなり、無駄買いしなくなりました。


移動できる自立式の全身鏡は役立った

幅が狭い据置型の全身鏡は持っていましたが、狭いところに置いていたので鏡から1メートルの位置で見ていました。試着室内の鏡で見るのと同じで、距離が近いといまいちバランスが分かりません。時間帯によっては逆光になるので、外出したら色合わせが微妙だったこともありました。

移動できる幅広の鏡を買ったことで、以前よりきちんとコーデチェック出来るようになりました。その結果、スカートのウェストサイズが合っていないことでバランスが悪いことに気付いたりして、GW中にゴムスカートのウェスト調整をyoutubeの解説を見ながら行いました。

断服のための試着にも役立ちました。鏡を見て、プチプラが安っぽいとは一概に言えないと分かりました。全部プチプラでは自分にはもう無理と悟りましたが、価格帯がハイ(またはミドル)&ロウのミックスなら自分の中でOKが出ました。なので、ユニクロもZARAもクローゼットに残っています。

TPO問題をどうするか

シンプルな服の比率を増やしました。無地で貫頭衣みたいなワンピース数点を活用する予定です。地味な方が良い場面とおしゃれが必要な場面は、アクセサリー、バッグ、靴、ベルトでのブラウジングの有無で調整という結論にいたりました。組み合わせ次第で随分と違う雰囲気になります。これも鏡で確認しました。大量に断服した分、ワンピース2着を購入しました。

高価格帯の試着をして特色を比較検討した

ロングのフレアスカートが好きなので、ロングフレアスカートまたはロングフレアワンピースをテーマに高価格帯ブランドを着比べる試着旅に出ました。

自分が気になっていたブランド、あきやさんからお勧めいただいたブランド、あきやさんが着ていらっしゃるブランド、自分には絶対似合わないけどびっくり試着として着ようと思ったブランド。様々です。

具体的には五十音順で、エンフォルド、コム・デ・ギャルソン、デパリエ、バーニーズ・ニューヨーク、ピンクハウス、フィリップ・リム、ヨーコ・チャン、Y'sです。

いらいろなタイプのブランドへ行ったことで、生地、デザインの方向性、立体感の出し方、機能性の違いなどを知ることが出来て、自分に必要な要素はどれなのかを考えるきっかけになりました。そして、それぞれのブランドのファンの気持ちを少し理解できた気がします。

靴もレースアップシューズをテーマにいくつか試着させてもらいました。
クリスチャン・ディオール、ジャランスリウァヤ、ジュンヤ・ワタナベ/NBコラボ(これはレザースニーカー)、チャーチです。靴は試着を続ける予定です。

ポリエステルの進化に気付いた

昔はポリエステルに安っぽさを感じていたし、蒸れて暑い印象を持っていましたが、もちっとした肌触りのものから、さらっとした薄いものまで、試着で様々なポリエステルに出会いました。

ポリエステル製で洗えてアイロンもいらない、しかも丈夫なおしゃれ着が増えたと感じました。

以前はおしゃれ服なら1日着たら2,3日休ませるよう言われたし、クリーニングが当たり前だったけど、最近はお店のスタッフさんに「自己責任になりますが洗えますし、私も洗濯機で洗ってますよ」と教えてもらう機会が増えました。あきやさんは制服を毎日洗って着ていらっしゃいますものね。丈夫で洗えるなら服の数を減らしても大丈夫と思えたことは大きいです。

リネン、コットン、シルクなどの天然素材には繊細な布地ならではの魅力がありますが、私の日常には取扱いが楽な服が合っています。

アウトプットに超戦中

SNSは読む専門で投稿していませんでしたが、あきやさんが1冊目のご著書「一年3セットの服で生きる」でもJJF教室でもアウトプットの重要性を説いていらしたので、苦手ながらもこうしてnoteを書き始めました。自分の考えをまとめるのに言語化は有効と感じていますが、やはり苦手です。気になるブランドの情報はインスタで見ています。

ジャスクロというアプリでのファッションログは1年9か月続いてます。このアプリのメリットは電車内など隙間時間にサッとその日のコーデを記入出来ること、1着を何回着たかと1回あたりのコストがいくらかがすぐ分かることです。デメリットは過去のコーデを振り返りにくいこと、長期の使用でコーデデータが貯まり少しずつ重くなってきたことです。

今年の元旦からあきやさんお勧めのアナログでのファッション日記を並行して始めました。

アナログな日記帳は過去の振り返りがしやすく、申し送りも出来て良いと感じています。

デジタル、アナログどちらにも良いところがあるので、普段はアプリで記録しておき、週末にアプリを見ながら日記帳にまとめて転載する方法が定着しました。


その他、気付いたこと、変わったこと

JJF教室中に自分は努力よりも結果を重視するタイプだと思っていましたが、今回の断服や試着旅での行動から「経過を重視するタイプ」、すなわち、どちらかというと努力派だと気付きました。思い返せばお教室で「才能がある人に憧れる」「もがいている姿を人に見られたくない」と自ら話しており、私のコンセプト内に「天才的な」を加えるようアドバイスをくださったあきやさんには、全てお見通しだったと思われます。

それから、コンセプト決定から1か月経ったいま、「愛をつなげる」に違和感を覚えるようになりました。1か月前は家族愛についていろいろ考えていた時期だったので、やってみたいことに反映されたようです。これは素の自分がやりたいこととは違う気がしています。あきやさんも1年以内にコンセプトの変更をお勧めなさっていたので、自問自答してみます。

後は服がリバウンドしないように気を引き締めて、教えを忘れないように講演会に参加したり本を読み返したりして活動を継続していきます。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?