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金融商品への投資もいいけど、健康への投資もちゃんと考えた方がいいと思う

どーも、ブラックベンチャーの金融マンです。

通常私はK-POPアイドルについての記事を書きまくってるわけですね。でこいつ単なるK-POPオタクだろうなって思ってるんだと思うんです。

ただね、当たり前なんですけど、K-POPアイドルオタクをやっているだけでは、生きてはいけないわけです。で普通に働いてるわけですよ。

何をやってんだって思うんですけど、キャリアは若干複雑で元々は広告代理店、今は金融系の会社で富裕層を相手に資産運用の手伝いなんかをやってます。みなさんのような下々がとても手が届くことのないような人たちを相手にしてるわけですね。はい。

そこで、資産運用の話や仕事の話もちょこちょこしていきたいとは思ってるんですけども、そもそも数億単位で資産を持ってる富裕層と、貯金ゼロのパンピーでは取れる選択肢も違ってくるんで、1,000万円あるんでどうしたらいいですか?とかじゃなくて、「健康」というものがどれだけ資産性があるのかについて語っていきたいと思います。

なぜ健康への投資が重要なのか

はい。ということでここからは敬語ではなく普段の語り口でいきます。

まあ、健康は大事だよね。と言っても、そこまでピンとこないのが日本人だ。健康がなぜ大事なのかというと、シンプルに健康を害すると稼げなくなるからだ。

「金融資本」がお金を稼いでくれる富裕層は別だが、通常、多くの人たちは自分の時間つまり、「人的資本」を使って、お金を稼いでいる。人的資本を使って稼いでいるというのは、経営者であっても、スポーツ選手であっても、サラリーマンであっても、社畜であっても一緒だ。

健康を害するというのは、この人的資本が毀損するということだ。

スポーツ選手がわかりやすいが、仮に悪質なタックルや、酷使されすぎて肩が壊れたりして怪我をすると、その期間はプレーできなくなる。下手すれば、選手生命が絶たれる。こうなったら、稼ぐ手段がなくなるわけだ。これまでそのスポーツしかやってきて無かった選手は、一気に無一文へ転落する。

サラリーマンだってそうだ。仮に骨折であったとしても、腕を折ったら、タイピングができなくなるし、足を折れば、顧客への訪問ができなくなる。

こうなると、成果を出すことができなくなる。ガンやその他仕事を辞めざるを得ないような病気になった場合は、収入がゼロになる。

それだけ、人の稼ぎというものは、「人的資本」に依拠している。

健康への投資には数億の価値がある。

投資が大事と国は騒いでいるが、「人的資本」「金融資本」両方への投資が重要だ。仮に「人的資本」に全振りしていた場合、病気になれば一発アウト、仕事を辞めれば、収入ゼロ。

まあ実態は、休職中にも傷病手当なんかはあるが、永続しない。一年半ぐらいがせいぜいだ。

寝たきり、などになれば、仮にキーエンスなんかに勤めていた場合、生涯年収8億円がパーになる。つまり、健康に気をつけていなかったばかりに8億円も損をすることになるのだ。

まあ、センサーをしこたま売りまくっていることキーエンスは例外だが、日本人の平均生涯賃金も2~3億ぐらいだ。となれば、働けなくなるほど、健康を害した場合、2~3億は損する可能性があるわけだ。

これだけ、健康を害して「人的資本」を毀損することによるダメージは大きい。

一般人ですら、2~3億の損失が出るわけだ。年収200億円と言われるメッシや、ユニクロの柳井さんなどが倒れたら、それどころの損失ではない。

となると、その他の資本から金を稼がざるを得ない。それは「金融資本」であり、人によっては「事業資本」もあるだろう。つまり「人的資本」以外で金を稼ぐ必要が出てくるのだ。

スイスのプライベートバンクは、個人のPL/BSという概念を使っている。この考え方はそこから来ている。この考え方は、富裕層だけでなく、一般ピーポーでも全然使える。若いうちは、人的資本に投資を全振りでもいいだろう。

健康投資に比べると難易度が高い

ただ、「金融資本」と「事業資本」を構成するのは難易度が高い。「人的資本」が毀損しないように、健康に投資する方が遥かに楽なのだ。

理由は、明確だろう。「金融資本」については、仮に利回り3%で運用するとした場合、年間300万円の収入を得ようとすると、単純計算で1億円の資産がいる。これを用意するのは、普通のサラリーマンには難しいし、時間がかかる。

「事業資本」に関しては、すぐにやってくださいと言ってできる人とできない人に分かれるだろう。

「人的資本」が毀損してもお金を稼ごうとすれば、この「事業資本」を作るか、「金融資本」でリスクを取った投資をするしかなくなる。

事業資本の強み

事業資本のインパクトについては、言わずもがなだろう。日本はオワコンなどと言われているが、富裕層の数はアメリカに次いで世界に二番目だし、富裕層はなんと年々増えてきている。

その増えている理由の一つが、事業を売却して莫大な富を得る人がいることだ。簡単に言えば、起業して5年ぐらいやって、売却して数億円を得る。ということをやっている人が増えている。

考えてみればわかることだが、サラリーマンで5年頑張っても、数億円を得ることなど不可能だ。新卒から、税金を考えれば、年収2億円を5年間続けることができる仕事があれば可能だが、そんな仕事は無い。

となれば、事業資本の凄さがわかるだろう。お金を稼ぐには起業しろというのはこれなのだ。5年で数億稼ぐと考えるなら、貴重な5年をサラリーマンに使うのが、起業に使うのかどちらにリスクを取るのかという話だ。

金融資本でリスクを取る

ぶっちゃけ、これもかなり難しい。正直、短期で稼ぐとなれば、レバレッジをかけるしかなくなるわけだが、初心者には絶対にお勧めしない。マーケットなんて、ぶっちゃけ誰も読めない。

正直、個別株で5%、いや3%動いたら売るというやり方を個人的には推奨してるぐらいなので、金融資本でリスクを取って、短期で稼ぐというのは難しい。余剰資金でやるのは構わないが。

ここまで書いてきて、みなさん気づいただろうか?いかに健康に投資することが重要かということを。

健康投資が圧倒的にコスパが良い

健康に投資するだけで、みなさんが将来稼ぐであろう、数億円を実質的にもらっているようなものなのだ。

新NISAに微々たる金額を突っ込みながら、毎日酒を飲んで、コンビニ飯を食うぐらいなら、健康診断と歯医者、定期的な人間ドックにでも金を突っ込む方がよほど有意義だ。

事業を立ち上げたり、FXを勉強するぐらいなら、健康的な食事と適度な運動をする方が遥かに楽だ。

それだけで、すべての病気が防げるとは言わないが、生活習慣病のような、自分で防げる病気は防ぐことができる。

卑近な例を出せば、インフルエンザで3日働けなくなるとする。有給使わない場合、3日分欠勤だ。1日1万円とすると、3万円損をしている。毎日マスクをして、予防接種を数千円で打っていれば、その3万円の損失はなかったかもしれない。

健康への投資が重要なのは、そういう理由だ。多くの人は、「人的資本」から収入を得る。この人的資本を支えているのは、頭の良さでも、顔の良さでもなく健康だ。

日本は国の制度上、病気になれば安く治してもらえるから、予防するという感覚が薄い。聞いたこともあるだろうが、アメリカでは救急車に乗って、入院したら、1,000万円みたいな話もある。

日本で同じことをやっても、下手したら、自己負担は数万円以下だ。保険に入っていれば、ゼロになるかもしれない。

保険に入っているので大丈夫ですとおっしゃるお客様もいる。そうかもしれない。ただ、保険に入っていても、腕が生えてくるわけじゃないし、ガンが治るわけでもない。日本は、高額な医療費を払った場合は、そこを国が補填してくれる制度もある。

自分で健康に対して、投資をしてほしい。深夜遅くまで、土日も潰して、パワハラに耐えながら働くのも結構。ただ、自分が潰れたらそれまでだ。運動する、健康的な食事を食べる、規則的な生活を送る。これだけでも、働いていれば数億の価値がある。

健康に投資をして、借金を抱えることはない。貯金より先に、生活から見直しましょうか。とアドバイスしたい。

以上


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