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ストレス軽減法 その②

今回のテーマは、「ストレス」軽減法その②をご紹介。
(「ストレスとの向き合い方」といった表現ではかえってストレスが増しそうな気がするしたので、今回は、「軽減法」といった言葉を使用しています。)

ズバリ、その②とは「リフレーミング」です。

皆さんはこの言葉をご存知ですか?

リフレーミング(Reframing)とは、直訳すると、「フレームの組み直し」であり、「視点を変えて物事を捉え、ポジティブに解釈する」こと。

リフレーミングを行うことで、視点を変えて物事を捉えられるようになることで、より物事を俯瞰して捉え、多角的視点から物事を観察する能力が高まる。そして、自分にとって都合の良くない事象(negative)を都合よく前向き(positive)に解釈することが出来るようになる。また、リフレーミングを習慣化することで、物事を捉える視点が増えることは、ストレスの軽減化にも繋がる。

リフレーミングの具体例を紹介すると、「コップ半分の水」で例えられることが多い。コップに半分の水が入っている時に、「半分しか入っていない」のと「あと半分も入っている」と捉えるのでは心理的負担が大きく異なる。前者は心的負担になりやすい一方、後者は心的負担になりにくい。

私が日常的に実践してる方法としては、日々の仕事の中で、「自分にはこの仕事が向いてない」「この目標を達成するのは無理だ」と感じた時に、リフレーミングで視点を変えて捉えることで、「自分は難易度(目標)の高い仕事に取り組もうとしている。つまり、難易度の高い仕事をこなせると周囲から信頼や高い評価を得ている」と捉えることで、前向きにトライすることが出来る。またその時に、その仕事や目標を達成した後の「前向きなビジョン」をイメージすることで、より意欲的に取り組むことが出来る様になるため、リフレーミングを行うことを心がけている。

このようにリフレーミングの特徴は、同じ物事の視点を変えて捉えることで、心理的負担を避けることにあるが、「視点を変えて捉えることに重きを置いている」ため、フレームの組み直し(枠組みをどう見直すか)がポイントなる。
そのため、一見前向きに見える事象もリフレーミングを行うことで、見えなかった問題点やリスク等に気付けるようにもなる。あらかじめリスクや損失といった心理的負担になることを予測して行動することが出来るため、結果的により心理的負担にもなりにくくなる。

人間誰しも何か行動をする時、良い結果と悪い結果を同時に考える。特に人間は悪い結果の方を多く考えるらしい。もし、あなたが何かに挑戦や取り組む際に、negativeに考えがちであるならば、是非このリフレーミングを活用して欲しい。
リフレーミングを行うことで、心理的負担(ストレス)が軽減し、positiveに捉えることで、心理的余裕が増し、前向きな行動へと変化するであろうから。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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