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【キャリアコンサルタント試験の面接対策】一人の時間でも出来る事を考えてみた。「時間の感覚をつかむ」(自己流)

私は昨年、キャリアコンサルタントの第23回試験を受験し、合格しました。

キャリアコンサルタントの試験では、学科・論述・面接があります。

私は特に、面接の試験に自信がありませんでした。

「面接の試験で、頭の中が真っ白になったらどうしよう・・」

元々、緊張しやすい性格もあって、面接の試験がうまくできるか不安でした。

キャリアコンサルタントの面接の試験は、ロールプレイング形式です。
試験官側の方が相談者役になり、受験者側がキャリアコンサルタント役になります。

なので面接対策として主にする事としては、「誰かに練習相手になってもらって」ロールプレイングの練習をするのが中心になると思います。

しかし、「誰かに練習相手になってもらう機会」は数えるほどしかありません。
一方で、試験の直前期に「自分一人の時間」は意外とあるものです。

「自分一人の時間を有効活用できないものか?」
と考えてみました。

そして、考えたのが今回の方法です。

この方法は、あくまでも「時間の感覚を掴む」のに役立ちました。

やはり、ロールプレイングを上達させるには、誰かに練習相手になってもらったり、アドバイスをもらったりするのが良いのかもしれません。

一方で、「一人の時間にもできることは無いかな?」
と考えてらっしゃる方のヒントになれば幸いです。

この方法は、あくまでも自己流です。
インターネットで調べてもあまり例がなかったのでで、自分で練習方法を考えてみちゃいました。
思いつきで練習していたので気恥ずかしいのですが・・。

なので「なんじゃそりゃー」って笑って読んでいただけたら幸いです。

その練習方法とは、
面接試験の時間配分と同じく、ロールプレイングの15分と、口頭試問の5分を、自分自身で、自問自答形式で行う。それを録音しておく。
という方法です。

〇 キャリアコンサルタントの試験内容

キャリアコンサルタントの試験では、学科・論述・面接があります。

面接試験では、「ロールプレイ」を行います。
「ロールプレイ」の試験は、試験官側に相談者役の方が居り、受験者がキャリアコンサルタント役になります。
実際にキャリアコンサルティングを15分行います。

ロールプレイの後は、5分間の「口頭試問」があります。
「口頭試問」では、試験官の質問に対して、自分のコンサルティングの良かった点や改善点を答え、振り返りを行います。

口頭試問では、聞かれる質問に特徴があるようです。
私が受験したキャリアコンサルティング協議会では、

・ロールプレイでできたことやできなかったこと
・相談者が一番相談したかった内容
・キャリアコンサルタントが考える相談者の問題点
・今後の展開、相談者をどのように支援するか

を聞かれることが多いようです。

また、もう一つの試験機関である日本キャリア開発協会では、キャリアコンサルタントの資格をこれからどう活かしたいか、といった質問をされることもあるようです。
また、これ以外の質問をされるケースもあるようです。

ただ言えることは、上記の質問は面接官から非常によく聞かれるので、念頭に入れておくべき質問内容です。

〇 キャリアコンサルタント養成講座が修了。いざ、面接の対策へ

スクールに通って、キャリアコンサルタントの養成講座が修了したのが2023年の4月上旬でした。

学科・論述・面接試験は2023年の7月にありました。
試験まで3ヶ月間の時間がありますが、スクールが終わったので今後は自分で勉強のスケジュールを立てる必要があります。

「はて、これからどうやって面接試験の勉強をしよう?」
と思いました。

スクールのクラスによっては、生徒さん同士で集まって、ロールプレイングの自主練習が始まるかもしれません。

また、スクールによっては、オプションで面接対策講座を設けているかもしれません。
外部のスクールで、面接対策の教室を開いている所もあるようです。

私は、スクールがオプションで設けている面接対策講座に参加することにしました。全3回です。

〇 スクールの面接対策講座にて

スクールの面接対策講座は、5月にありました。
そこで、面接の練習と、5分の口頭試問の練習を行いました。
5分の口頭試問の練習を行ったのは初めてでした。

「面接の練習も頭の中が真っ白だし、口頭試問の間もしどろもどろ・・」

びっくりする位、頭の中が真っ白になりました。

「あせるし、くやしい。」
「もう5月だ。試験は7月、本当に面接でやっていけるだろうか?」
「面接対策講座は全3回だ。自主練習に参加させてもらうにしても、週末に数えるほどになるだろう。そう考えると、誰かと練習できる時間はわずかしかない。」

面接対策講座で先生からアドバイスをいただいたり、自主練習で練習をさせてもらったり。その一つ一つは、大切な示唆になったので参加して良かったと思っています。

一方で、面接までの時間は刻一刻と迫ります。一人の時間にも対策はできないものかと考えてみました。

〇 一人の時間で対策できないこと できること

・一人の時間で対策できないこと
面接での、相談者さんの事例は、試験のその場にならないと分かりません。練習で、色々な過去の事例で練習することはできると思いますが、自分が試験でどんな相談をされるか・どんな問いかけをするかは、その相談者さんとのやりとりの中で生まれます。

・一人の時間で対策できること
面接の時間が15分
口頭試問の時間が5分
口頭試問で質問される内容は、ほぼ同じ

これらは変化しないので、事前に慣れておくことができるのではないかと考えました。

「よし、時間の感覚を掴もう」
と思いました。

〇 一人の時に練習したこと

・15分、自分自身で「相談者役」と「キャリアコンサルタント役」になって、自分の悩みについて自問自答する

・引き続き5分間、口頭試問を行う。先ほどの15分間で行った自問自答について、
「ロールプレイでできたことやできなかったこと」
「相談者が一番相談したかった内容」
「キャリアコンサルタントが考える相談者の問題点」
「今後の展開、相談者をどのように支援するか」
という、口頭試問さながらの内容で答える。

・一連の15分+5分の内容を、ボイスレコーダーかスマホに録音しておく

・録音したものを、客観的に聞いてみる

というのを行ってみました。

〇 一人で練習してみて

私は、自問自答のときに、「本当に今自分が悩んでいること」をテーマにしていました。
なので、「キャリアコンサルタントの面接試験に自信がありません」というのをよくテーマにしていました。

自問自答をしてみてびっくりしたのは、自分の予想していなかったような答えが出てくるところです。

自問自答をしてみて、面接試験のヒントが見つかるかもしれないし、試験の練習にもなって一石二鳥でした☺

ロールプレイングの15分と、口頭試問の5分間の感覚も、練習したり録音したりすることで分かるようになりました。

口頭試問の5分間でどんな項目について振り返るのか、という事も練習できるので、口頭試問で慌てなくなりました。

〇 実際の面接試験にて

実際の面接試験は、練習以上に緊張するものだと思います。

私は頭の中が真っ白になりました・・☺

でも、「自分で練習してたすかった~!」と思ったのは、5分間の口頭試問です。どんな事を振り返るのか、というのは感覚で覚えていたので、その点については順序立てて冷静に振り返ることができたと思います。

口頭試問は5分ぴったりで話すことができました✨

口頭試問の長さで採点が変わるのかどうかは分かりませんが、内容が短すぎても長すぎても伝わらないことがあるかもしれません。制限時間の5分を目安に、話をまとめる練習をするに越したことはないと思います。

〇 おわりに

自己流の、ちょっとヘンテコ!?かもしれない練習法についてお話ししました☺
長々と失礼しました。

今回大切だと思ったのは、「ロールプレイングの練習だから、誰かと練習しないと」だけではなく、自分一人でも何か練習できる要素はないかと探すことだと思います。

試験までの限りある時間が、楽しいものになりますように♪


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