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拝啓、20歳の頃の私へ【20年後の今、キャリアが予想外なことになっています。】

今日、1月26日に誕生日を迎えました。
そこでふと、約20年前の20歳の頃は、自分のキャリアについてどのように考えていたかな?と振り返ることにしました。

〇社会人になってから驚いたこと
社会人になってから驚いたのは、「予測していなかった転機」によってキャリアが変わることもあるという事です。自分の意志というよりは、周りの状況によってキャリアが変わる・・。私は新卒で入った会社を6年で辞めました。その時も、自分が転職について色々準備して、満を持して辞めるというものではありませんでした。

会社に大きな動きがあり、その時に私は今までと全く違う部署に行くよう人事異動が出ました。「今までと全く違う部署に行くのなら、辞めても一緒だろう」と思いました。そして人事異動を断って辞めました。

キャリアコンサルタントの勉強をしていた時に、「転機」についてシュロスバーグ先生の理論で興味深いことを学びました。


転機の識別(転機のタイプ)
転機は、その人がある出来事を転機と考えたことによってはじめて転機となる。そして、この転機は3つのタイプに分けられる。すなわち、
「予測していた転機(anticipated transitions)」
「予測していなかった転機(unanticipated transitions)」
「期待していたものが起こらなかった転機(non-event transitions)」である。

渡辺三枝子 編|『新版 キャリアの心理学 第2版』|
ナカニシヤ出版|2018年|シュロスバーグ:193ページ

この「転機」について学んで、なるほど!と思いました。社会人になるまでは、「予測していた転機」によって、自分のキャリアはある程度予想できると思っていました。でも、社会人になってみると「予測していなかった転機」や「期待していたものが起こらなかった転機」もやって来るのです。

〇20歳の頃の自分
大学時代、就職活動をする前に長期的なキャリアプランを立てた記憶があります。その当時のキャリア・プランシートは手元に残っていませんが、「新卒で入社したら、定年まで働くのだろうな」と思いながら計画を立てた憶えがあります。

いざふたを開けてみると、百貨店、教員、転勤に帯同する主婦、そしてキャリアについて学ぶなど、色々なことを経験しました。

20歳の私が今の私を見ると、予想外の展開でさぞかし驚くことでしょう☺

予想外の展開になったキーポイントは何か、と思い起こすと、いずれも「予測していなかった転機」に直面した時に、予想外の展開への道が拓けていました。

自分の意志やタイミングとは関係なく、「予測していなかった転機」に直面する事もあります。しかしその転機をマイナスに捉えるのではなく、その転機の中でも何かできる事はないかと考えると、新しい道が拓けるのかもしれません。

私が、20歳の時の私にメッセージを送るとしたらこうなると思います。
「20歳の頃の私へ。今後のキャリアは、予想外の事が色々と起こってびっくりすると思うよ。でも大丈夫!その予想外の出来事をポジティブに捉えて、キャリアを旅しているからね!」

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