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心にも「余裕」を持ちたい。【整理収納アドバイザーのテキスト本を読んで気付いた事】

4年前に、整理収納アドバイザーの公式テキスト本を買いました。

本のタイトルは『一番わかりやすい整理入門 澤 一良著 ハウジングエージェンシー』(単行本)です。



この本を読んで気付いたことは、「整理収納・・物を整理する時だけではなく、心の整理にも応用できるのではないか?」という事です。

結局、整理収納アドバイザーの資格取得を目指したりはしていないのですが、心に対する気付きもあったので、この本を読んで良かったなと思います。

今日は「この本を買ったわけ」について振り返りたいと思います。

〇 この本を買ったわけ

この本を買ったのは4年前です。その当時、息子は0歳でした。子どもがうまれてから、家のものが増えてきたので整理する方法を学ぼうと思いました。

整理収納アドバイザーのテキストとして、この本があることを知りました。整理収納アドバイザーの資格取得にも少し興味があったのですが、0歳の子どもがいて身動きがとれなかったので、この本だけ買って整理収納の考え方を学ぶことにしました。

〇 本の中で、特に印象に残った内容

スペースに余裕をもって収納する

(略)
急な事態に常に対応できるよう収納スペースの容量の20%はゆとりを持たせることが大切です。

『一番わかりやすい整理入門』 
澤 一良著 
ハウジングエージェンシー

例えば、中身がきちんと整理された冷蔵庫があったとします。しかし、その場所すべてを使って食材を収めていたとします。
急に知り合いから大きめの食材をもらったとき、冷蔵庫に収めようとしてもスペースに余裕がないと冷蔵庫に入らないのです。

「スペースに余裕をもつ。これは『心のスペースに余裕をもつ』に置き換えても言えるのではないか。」
と思いました。

当時の私は、心のスペースに余裕があるかと言われると・・無かったと思います。
転勤族で、実家が遠い。日中は0歳の子どもと2人きり。ただただ、「子どもが日々元気に過ごせますように。」という事だけを考えていました。
急に子どもが風邪をひいたりすると、予想外のことなのであせっていました。

「心のスペースにも余裕を持ちたい。」
と思いました。

テキスト本によると、収納スペースの20%は余裕を持たせることが大切だそうです。
自分の心に置き換えたとき、感覚的な話になるのではっきり20%余裕を持つというのは難しいかしれません。でも、「いっぱいいっぱいにならず、少し余裕を持とう。」と意識するだけでも、気が楽になりました。

この「整理入門」の本の目的語を、「心」にしてみると、心の整理収納について学べているような気がしました。

この本を買ったきっかけは「物を整理したい」という事でしたが、深いものを学べた気がします。

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