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5歳の息子が、初めての眼科に行きたくない理由【聞いてよかった】

先日、5歳の息子の眼に軽い炎症が起きていました。
なので、息子にとって初めて眼科に行くことにしました。

すると息子は「行きたくない!」の一点張りです。

私は、「眼科の後、トミカを買おうね」という奥の手を使い、何とか眼科に行くことができました。

眼科に行く道中、私は息子に眼科に行きたくない理由を聞いてみました。

すると、息子なりに理由があったようです。

私は、「息子に、眼科に行きたくない理由を聞いて良かったな」と思いました。
何だか勉強になりました。

その経緯を振り返りたいと思います。

〇 息子の眼に軽い炎症 眼科に行くことにする

朝起きると、息子の眼に軽い炎症が起きていました。

私「今日は眼医者さんに行こうね。」
息子「嫌だ。行かない。緊張する。」

私「嫌だとか言ってたら、病院閉まっちゃうよ。今日行こうね。」
息子「嫌だ。」

一向に息子が眼科に行きたくなさそうなので、私は奥の手を使うことにしました。
(頻繁には使えないよね・・と思っている奥義です☺)

「眼医者さんの後、トミカを買おう。病院行く?」
息子「行く。」

トミカの話をすると、息子がすんなり眼科に行くと言ったので驚きましたが、ひとまずは一件落着。

息子をひょいっと自転車に乗せて、眼科に向かいました。

息子は眼医者さんに行くと言ったものの、やはり病院に行くのは嫌な様子でした。

〇 息子に「眼医者さんに行きたくない理由」を聞いてみた

いつもの私なら、「嫌でも何でも病院に行くよ~!」と言っちゃうのですが、この日は何だか私の心に余裕がありました。

息子に、「眼医者さんに行きたくない理由」を聞いてみることにしました。

私は自転車を漕ぎながら、後ろに座っている息子に聞いてみました。

「何で眼医者さんに行きたくないの?」

息子「眼医者さんは初めて行くから、どんな診察なのか分からなくて緊張する。」

私は「なるほど!」と思いました。
息子なりに、行きたくない理由があるのだと知りました。

息子は「初めて行く場所」だからどんな事が起こるか分からなくて緊張しているのだと気付きました。

私は、息子にさらに聞いてみました。

私「眼医者さんに初めて行くから、緊張しているんだね。じゃあ、2回目に行く時は大丈夫になってる?」

息子「うん。そうだね。今日は初めてだから緊張する。2回目は大丈夫。」

私「今日の眼医者さんで、リラックスできたらいいね。」

息子「うん。」

〇 息子、初めての眼科診察

眼科で、息子の診察の順番が来ました。初めは緊張していましたが、病院の先生もスタッフさんも優しくて、息子も安心して診察を受けていました。

〇 帰宅して

息子は、「初めての眼科受診」を終えて、表情も晴れやかです。約束通り「眼科後のトミカ」も買って、ホクホクです。

息子「お母ちゃん、僕、眼医者さんの診察がんばったでしょ♪トミカもありがとう。やったー。」

〇 おわりに

私は、息子に「眼科に行きたくない理由」について聞いて良かったなあと思いました。

子どもの頃って、例えば「初めてのおつかい」みたいに、初めてのことを色々と経験して、成長しているんだなと改めて思いました。

大人になったら普通にこなしている事も、子どもにとっては大冒険です。

普段の私は、何かと気持ちに余裕が無い!?のか、息子に理由を聞かずに過ごしていたなあと思いました。

息子も息子なりに、色々な思いを持って頑張っているんだと気付きました。

あと教員時代も、本当に色々なことが一度に起こっていましたが、子どもたちに「その気持ちになった理由」を聞けていただろうか・・?

「息子、初めての眼医者さん」を通して、色々なことに気付けた日でした。

眼科の後に買ったトミカです🎵


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