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#35【🌳徒然】居心地のいいカフェは混み過ぎず空き過ぎていない

20240413


すてきなカップや調度品


【素敵な喫茶店は異空間のよう】

例えば、
生花が活けてあって、
とてもすてきな音楽が流れていて、
手作りのケーキが食べられて、
挽きたてのおいしいコーヒーがいただける。

こういうお店でコーヒーを飲む時って、ゆっくり考え事をしたり、書き物をしたり、本を読んで過ごしたいと思うのです。

なんて素敵なお店!
ここでゆっくり「推しゴト」しよう!

と。

最近は、
なかなか素敵な喫茶店が無いので、見つけると本当に嬉しいのです。

【90分制…】

が、
残念なこともあります。

例えば、「90分制」の喫茶店。
「混雑している時は、90分でお願いします」と書いてある事があります。

チェーン店でなくても。

そして残念ながら空いていても90分経つと「追加のご注文をお願いします」とメニューが置かれます。

混んでいる時には、それがあっても仕方ないと思うし、そんな時はそもそも長居しません。
でも、例えばコーヒー以外のものを頼んでいて、空いている時に追加をお願いされてしまうと、なんだか残念な氣持ちになります。

初回は、
長くいようと思っていたしな、と思って追加のコーヒーを頼んだとしても、次に行く事を躊躇してしまいます。

ちなみに私は長居する時は食事やデザートまでちょくちょく頼むので、コーヒー一杯で粘る事はありません。
そこは、店主との無言のやり取りで、良い頃合いを見計らっているつもりです。

勉強するには栄養も必要😙

【そろそろ言われるかな…と氣になって落ち着かない】


例えば90分制と言われても、素敵な喫茶店なのには変わりないので、やっぱりあそこで長居したいな、と思って、再訪したりもします。

でも、やはりもうそこは、素敵な空氣感はちょっと薄れているのです。
そして案の定、空いていてもまた追加注文のメニューをテーブルに置かれたら…


【コーヒーはコミュニケーション】

そもそもわたしはコーヒーそのものがとても好きと言うより、まるで異世界に迷い込んだような喫茶店の独特の雰囲氣が好きで、
もっと言えば、その空間を作り上げた店主にリスペクトがあり、店主に会いに行く感覚が強いと思います。
例えおしゃべりをしなかったとしても。

素敵な喫茶店を見つけると、すぐにまた行きたくなって続けて行くことが多いです。
混んでいる時、
空いている時、
店主との間、
音楽や器とのやり取り…

それらを感じて、味わって、行きつけが決まります。


かわいい店主の理想が詰まったかわいいカフェ

【阿吽の呼吸】

素敵な喫茶店は、
コーヒーやカップ、調度品が素敵なだけではなく、
店主の間が素晴らしいです。

時計をチラチラ氣にする風でもなく、
話せば聞いてくれ、
信頼関係が出来た頃話しかけてもくれて、
ミルクが要らないことを覚えておいて欲しいわけでは無いから付いたり付かなかったりするのはご愛嬌でも、カップのチョイスはいつも雰囲氣に合ったものだったり。

そして、「追加の注文をお願いします」とは絶対に言わないのです。
飲んだ側からカップやカトラリーを全て下げると言うこともありません。

追加をお願いされなくても、こちらは氣持ち良くおかわりを注文してしまう。

仲良くなると、そう言うカフェの店主たちとは、決まって小さなもののやり取りが始まります。
旅行のお土産をお渡ししたり、
お裾分け的なものものです。

お店からは、時たま小さなおまけが付いたりします。
お客さんのお土産や、焼き菓子の端っこのカケラなど🥰
そうすれば、当然、おかわりを頼んでしまうのです。

究極の勧め上手でオマケ上手。なのです。
(オマケが欲しいという事では無いのです。お腹いっぱいな事もありますから。でも経験的には、人間関係として、そうなってくる事が多いなと思います。)

オマケのパワー

【なぜか空いていても潰れない】


そう言う喫茶店は、すごく混んでいると言う事は無かったりします。
空いている事はあっても。

そんなに人が入っているようには見えないのに、昔からずっと変わらずそこにあるのです。

【常連さんはファンであり人なので】

常連さんと呼ばれる人たちは、チェーン店の常連さんとは違って、顔を合わせれば挨拶したり話したり、適度な距離感を保ちつつ、空間を楽しんでいます。

お店によって、混み合う時間帯や常連さんの滞在時間の長さはまちまちだと思いますが、

長居する常連さんというのは、
思うに、空いている時はサクラになってかえって活氣が出ると思うのです。
常連さんと言うのはお店のファンなので、空いていれば長居するけど、同時にお金を使ってくれます。そして、混んでくればスッと帰るのです。

【利害の範疇を超えない空間】

この、喫茶店の微妙な空氣感は、やはりチェーン店や時間制の喫茶店ではなかなか育めなかったりします。

時間制と明記してしまうと、お店側はお客さんに対して、規定の時間で帰るか、長居するならお金を使ってください。
求め
お客さん側も、時間内にいられるだけ居て時間を潰そう

と言う風に、
お互い「都合のいいように」利用する関係で留まってしまうのではないかなと。思うのです。

【居心地のいい喫茶店】

人によって居心地の良さの感じ方は違うので
一括りにはできませんが、居心地の良い喫茶店は、混み過ぎず、空き過ぎていないイメージ(どちらかと言えば空いている)があります。

そして、空間に見合ったおかわりをするような常連さんが付いているものです。

そういう常連さんは、例え時間内に追加を頼まなくても、帰りがけにお土産を買ってくれたりするものです。


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