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こんな世の中になっちゃいました

  現在の政治家がこれ以上アベノミクスを継続してたら、貧乏な人大増加は止められないでしょう。その理由は明快で、まずこの記事の見出し
「日産の下請けいじめ「減額30億円強要」に渦巻く怒り「氷山の一角」との指摘も」
これが日本の主要な会社の本質と言え、下請け企業(中小の企業)の利益を削ってでも自社利益を上げて、株価対策・株主対策をとろうとしていることが判ります。この一件だけ切り取っても、日本の国の未来が透けて見えるって気がします…。次に
 
貧乏層の固定化
 円安による原材料の値上げや人件費の上昇は、小さな会社でも避けては通れない現実。それでも前述のように大企業が業界を仕切ってますから、下請けは値上げできずに賃金アップをできない状態。アップしたとて僅かですから、その手の会社に勤めている人の収入も増えないことが決定してしまう。
 そしてこの企業間の力関係は変わることがないですから、中小企業勤務=貧乏層化が高まるってことなんです。
 
国を挙げて非正規社員化行動
 
大企業も中小企業も、公務員さえも最低賃金労働者層作りを進めたことで、我が国を賃金アップの期待できない国化してしまった。ここでも非正規社員=貧乏層って、貧乏な人の数が増加するってことになります。
 
サービス業がパンクした
 採用されやすい・稼ぎやすいはずだったサ-ビス業が、コロナによって低賃金労働かつ長時間労働であったことが露見してしまった。「おもてなし」とは「過剰サービス」であって、賃金に反映されないムダ労働であったことが広く知られてしまうことになりました。
 これでははたしてインバンドが戻ったとしても、一度辞めてしまったサービス従事者が元の職場に戻りますのか。中小企業多いこの業界で、低賃金・長時間労働環境改善を進めることは難しい。そう考えますと、このサービス業種=低収入層の烙印を押されてしまうのも間違いないでしょう。
 
恐ろしいことが
 こんな我が国の低収入労働環境に正規社員を望まず、あえて非正規社員を選ぶ労働者が増えています。それは正社員になれたとて、社内のセクハラやパワハラ、カスハラなどのプレッシャーに耐えて頑張っても、収入の増加などかなわない労働環境になってしまったことが判ってしまいましたから。
 そう考えた労働者たちは企業に期待しなくなったことで、仕事内容にも仕事時間にも自己を主張するようになりました。そこには上司からのプレッシャーを感じることなく、低収入に納得して自分のペースで、可能な限り自由に働き・生きることを最良と考えるようになったということ。
 
 安倍さんの頃に国が働き方改革なんて言い出して、でもそれは労働者一人ひとりにとって好ましいものではなかった。なぜって今までの労働環境(=低賃金・長時間労働+た~くさんのプレッシャー環境)に、より効率化を国が企業に求めたものなのですから。
 そんな環境でしかないわが国で、一部の労働者が本当の意味で自ら働き方改革を実行し始めた。それがあえて非正規労働を選ぶ、労働者の増加であると私は感じます。
 高収入を得たいと一流企業を目指す人がいる一方、低収入=貧乏⇒納得して好きなように働く人が生まれ出しています。それは今後我が国とは、どんなもがいても収入の増加は期待できないことを見越した上で行動する、新たな日本人労働者の誕生になると言えるのかもしれません。
 
 そこで石破さんに国内総理大臣なってもらい、国内労働者にとって好ましい政策をとってほしいと思っているんです。本投稿はその思いを告げるだけで終わりではなく、もし石破さんが総理大臣になったとして、はたして庶民が期待するような内政=地方創生政策を進めて国内を元気にしてもらえますかどか。
 わたくしも活性化コンサルタントとして、
「こんな政策いかがでしょう」
など、国内政策のアイデアのあれこれを考え本投稿にて提案してまいりたいと思っておりますので、引き続きお読み頂ければ幸いです。

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