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劇場版ブルーロックエピソード凪の感想!!

今回はブルーロックエピソード凪の感想を書いていこうかと思います!

注意この記事にはブルーロックのアニメ1期、劇場版ブルーロックエピソード凪のネタバレが含まれますのでご注意下さい。


大丈夫な方はこのまま読んで下さい!!



偶然学校で出会った二人、出会い頭に玲王に「お金頂戴」っていう凪はぶっ飛んでるよね。それに怒らないどころかお前面白いなくらいに受け止められる玲王がサッカーに誘うもメンドクサイの一点張りな凪。
そこから玲王がグイグイ押して強引に凪をサッカー部に入れる。
練習風景の描写があったのだけど、玲王君ねとても甲斐甲斐しい。
凪をおんぶして運んでいたり、自転車で送ってくれたり(後ろに凪を乗せて)
たぶんきっと大企業の御曹司様は今まで人にここまで世話を焼かなかったのでは?めんどくさい、疲れる、え~、ばかり言う凪の世話を途中で投げ出さないの凄いよね、私なら相手がこんなことばっか言ってたら途中で投げ出す

駄々田高校との練習試合
この練習試合は玲王のW杯優勝という夢を諦めさせるために父親が組んだ練習試合。元々白宝高校は進学校でサッカー部も強くない。
駄々田高校は全国大会常連の強豪。完膚なきまでに潰せば諦めるだろうと
いう父親の目論見とは裏腹に凪の玲王の快進撃がここから始まる。

今まで無名の高校の快進撃に注目が集まり、二人は無敗記録を更新していく
そして、ブルーロック招待状が届く。

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない
ブルーロックに招待された高校生ストライカー300人に対しコーチの絵心はそういった。動き出した潔を皮切りに熱に浮かされたように駆け出す高校達
凪と玲王はその場に留まっていた。
ゲームも出来ないし、合宿とかいいや、それにW杯の決勝なんて簡単に想像できたし。と言って帰ろうとする凪。止めようとする玲王に対して絵心は
自称天才は大勢いると、凪に言うも別にいいやくらいの感覚で帰ろうとするが玲王が絵心の言葉に反発する。
俺達が世界一のストライカーになる。と宣言するも世界一は1人しかなれないと返す絵心。じゃあ俺が凪を世界一にする。それが俺のエゴだ。
ブルーロックに入る前、凪が玲王に話しかける
「最後まで一緒にいてよ」
こうして二人はブルーロックに足を踏み入れた。

最後まで一緒にいてよ




このシーンで印象的だったのは絵心の言葉に凪があまり響いている感じが
なく逆に玲王の方が絵心に啖呵切ってたところです。
凪を自分の宝物だと思っている玲王からみれば思わず食って掛かりたくなるような発言だったのだろうな~と思います。玲王は凪を世界一のストライカーにするというブルーロックでは珍しいタイプのエゴを持つ少年です。
凪より凄い選手がいても玲王にとっては凪が宝物で自分の夢の一部といっても過言ではない存在なのが伺えます。
凪の「最後まで一緒にいてよ」です。ココね聞いてて問題発言では?
と思うくらい地雷のような発言でしたよ。
最新刊まで単行本を読んでいる人間からするとあの時の彼のリアクションは原因はここか~と思うのがいくつか連想出来たのがもう…
この最後ってW杯優勝という意味なんでしょうけど。玲王が言っているだけでなく凪にとっても目標というか、ゴールではあるんだろうな解釈できます。私は凪が言うなら「いてね」かと思いましたが実際は「いてよ」です。
”ね”か”よ”で日本語はニュアンスが変わってきて
”ね”の場合は共感や同意を求めたり確認するという意味合いになり
”よ”の場合、相手に理解してもらいたい時、強調、情報の伝達で
使われます。
今回の場合ですと強調や相手に理解してもらいたくて使ったのかもしれません。凪も玲王に対して中々強い感情を持ってますよね。

そして入寮テスト!ここは原作でも潔達がやっていたやつですよね。
この入寮テストには以前練習試合をした駄々田高校の舐岡もいます。
開始早々面倒くさいと壁際に座り込む凪。そうすると思ったと返す玲王に
凪のめんどくさがりにだいぶ慣れてきています。
この場面は斬鉄のお馬鹿っぷりがみれたり玲王の賢さが伺える場面でもありますが一番グッときたのは鬼ごっこで玲王にボールが当たりそうになるのをトラップで回避する凪。
白宝コンビはいつも玲王が凪!ってしてるように見えるからこそ凪の
玲王に対して重めの感情が見えるとヲタクとしてはとてもテンション上がります。

この後の総当たり戦の最中でもまだ凪はサッカーに対して熱量はそこまでないんですよね、凪の覚醒があるのはチームZ戦の辺りからです。
チームZの追い上げ、雷市にマークされ焦燥感の見える玲王の顔を見て
ここで凪が動き出します。
「玲王、俺やってみるよ」
ここから凪の覚醒が始まりますが肝心の玲王の表情は何故か曇ります。
好奇心という名の衝動に駆られゴールを決める凪
サッカーって面白いんだね。あと何点取る?
今までサッカーというスポーツにあまり関心がなかった凪が潔達チームZに触発され凪誠士郎という一人のサッカープレイヤーが爆誕したのだなと
映画を観て再度認識させられました。

でもこの辺りの玲王の表情は硬かったり曇っていたり、
今までサッカーに興味のない天才がサッカーというスポーツに熱を持ち始める。この上なく良い方向に凪が進化していくのに対して玲王の表情は曇る。
玲王にとっての夢はW杯優勝。それを凪と叶える。凪を世界一のストライカーにする。という目標があるにも関わらず玲王の表情が曇るのは
玲王が凪に対して独占欲めいた感情を持っていたからなのでしょうか。
自分が見つけた宝物が人に取られるのが、自分以外の誰かに影響を受ける
凪というのが玲王にとっては解釈違いのようなものだったのかと
思います。

そしてライバルリーバトル、3人1組のチームを作りなさい。という状況で
凪は玲王と別のチームに入る。
玲王は俺と組むのはマストだろ。じゃあ俺はどうなる!?
と余裕のない表情をする玲王に凪は悔しさの正体を知るために潔とサッカーがしたい。俺頑張ってみたいんだ。
絞り出すような声で好きにしろよ。と玲王がいい
凪は先で待っていると言って潔達と先へ行く。
1人取り残された玲王は進化していく凪に変化を拒む玲王。
進化するためには凪の行動は正しいと理解しているが凪が離れていくのが
恐い。独りで泣きながらこのモノローグを観ていると一見凪に置いていかれたように見えますがその頃凪はこんな強い奴がいるよ玲王!話したいことがいっぱいあるんだ!なので温度差が凄いことになっている。
自分が凪を輝かせたい、自分の傍でプレイしている凪がいい。
…こんな言い方をすると玲王のファンの方に失礼かもしれませんが
依存癖のあるメンヘラ彼女っぽいなと感じました。

凪が離れる場面での表情。

凪は待っているし二人で最後まで一緒にいるには今は別々でスキルアップしてまた強くなって二人で世界を目指そう。しているのに
俺の宝物なのに離れてしまった。という心境の玲王じゃすれ違うのも
仕方がないのかな~と思いますが。

U20戦の直前、凪を送り出す玲王の表情が明るかったので
そこで少し落ち着いたのかなと安心しました。
…いや色々ネタバレになるので細かい内容は伏せますが
ちゃんと前を向くきっかけはあるので色々過程を経てあの顔で
凪を送り出せたんですよね~

エピソード凪は凪誠士郎という天才が覚醒する最中に焦点を当てた構成に
なっていてアニメでは描かれなかった凪や玲王のモノローグ部分は
とてもキャラクターを理解する上で重要な部分だったので見れてよかったと
感じます。ブルーロックの2期が楽しみで仕方ないです!!











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