中鶴笑店 亭主 針の日常.../

しがない おじさん純情物語。

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最近の記事

五本目の針。

感動を知るのは難しい。 音楽に読書に映画に風景に友達に愛する人に。 そして自由に。 感動とは意識の内側からだと そう思っている。 『慣れ』と『自然体』は非常に近い存在で 言葉を変えれば『無意識』になる。 例えば 毎日の健康な生活。 家に帰れば食事が当たり前に出てくる暮らし。 もて余す休日の時間。 日常 7日でワンセット 人はこれを一生繰り返す生き物だ。そんな暮らしの中で 週に 月に 年に 何度の感動を巡らせているかい? 日常が退屈で刺激を求める人。 日常は平坦で

    • 四本目の針。

      普通が1番難しい。 程度-中-普通 と物事の中間の話し。 『良くも悪くもない』 なんとも『…。』となってしまう。 いや。むしろ駄目に思えてくるから不思議だ。 普通と言われて嬉し事を考えてみる…。 食事の食べる量位しか思い当たらないので、 普通以下の脳にて御免。 自分の事に置き換えて考えてみる。 あまり普通と言われる事は少なかった様に思う。 行動や言動は行き過ぎるし。 勉強は出来ないし。 生活は極端で考えは偏りがちなので普通を下回る事は多々あれど越えていく事が極端に少な

      • 三本の針。

        若さを忘れるのは難しい。 30代で20代の反省をして 20代で10代の馬鹿を悔い10代の頃のは母の背中ばかりを振り向いていたのだろう。そんな母が今日また一つ歳を重ねた。 『おめでとう』と言うには少し失礼だろうか? 『おめでとう。』 そんな自分も先月 40代の始まりに立つ。 50代では40代の何処を振り返るのだろうか? まだ道は始まりで、お酒と煙草ばかりは辞められそうにない。 根性までは母の胎内では作られなかったらしい。 この街と暮らしが好きだ。 若い頃に色々な街と暮ら

        • 二本目の針。

          趣味を極めるのは難しい。 必要な事かい?そう言われたら絶対と言えるまでには程遠いだろう。 夢を持たない人はダメな人間か?けしてそんな事はないように 日常を淡々と過ごす事も人として立派な事だし簡単じゃないと思っている。 生活の中にも絶え間なく悩みは生まれるし逃げ出したくなる事もある。 そんな自分の生活にみずから『趣味』を加えるのだからプラスにするだけの好奇心が必要なのだ。そこには『時間』『お金』『知識』などの負荷もセットで付いてくるのだから簡単ではないと思っている。 それ

          一本目の針。

          人を理解するのは難しい。 思えばそんな事ばかりが増えて不思議だ。 若い頃 歳を重ねれば人を知り。世間を知り。自分を知り。 理解は増えると思っていたが全くそんな事はない。 単純に俺が世間知らずなら話は簡単で優しく鈍感であればよいのだ。 どちらかと言うと私は情に流されやすく尖った考えの人間だと思っている 問題なのは尖っている方ではなく情に流されやすい所で良くも悪くも影響されやすいのだ。人を理解する事と認めてやる事は私の中では別の考えで 理解とは性格や価値観の共有が出来た時