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建築体感巡り事務所研修 in 東京(1日目)

こんばんは。吉田早紀です。
今日は6月15日。今朝夜行バスで東京から帰ってきました。
どこでも寝ることができる私ですが、3列シートで割とゆったりしていたものの座って寝るのはなんだか完全に寝れた気がせず、帰ってきてすぐベッドに横たわり、気づいたら一時間程寝てしまっていました。
ところでなぜ今朝夜行バスで東京から帰ってきたかというと、、。
昨日まで2泊3日で建築体感巡り事務所研修ということで東京へ行ってきました。
少し日常から離れて見たいものを見に行ったり、会いたい人に会いに行ったり、とても楽しい旅だったのと同時に学びと気付きの多かった旅でもあったため、何回かに分けて旅を振り返っていきたいと思います。

夜行バスで朝6時過ぎに東京駅に着いてすぐ、シェアハウスの住人さんおすすめの銭湯へ。

朝6時開店。早朝にもかかわらず立て続けに人が出入りしていました。

有形文化財に指定されており、中に入るとタイムスリップしたかのような感覚になるほどとても昔の趣きが残されていて年配の方が多く、懐かしさを感じられる心地良い空間でした。少し熱めのお湯に身体がほぐされとても気持ちよかったです。
そして次もシェアハウスの住人さんおすすめのお店、老酒舗という中国料理屋さんへ朝食を食べに。

店内は中国語と日本語が飛び交う。
肉まん+白粥のAセット500円
(お母さんに伝えたらすごい驚いてました)

朝ご飯限定、肉まん+白粥のAセットを注文。なんと500円。美味しすぎました。
夜行バスで東京へ来た際は銭湯→朝食500円がお決まりコースになりそうです。
おすすめの場所を教えてくれた住人さんに感謝、感謝です。
くりさん、本当にありがとうございます!またおすすめスポット教えて下さい。笑

寄り道はこのくらいにして、、、。
1日目は一番の目的であった東京都現代美術館で開催されている吉阪隆正展へ。

私は吉阪さんが大学の授業でル・コルビュジエと師弟関係であることから知り、あまり深く吉阪さんについて知識が無かった分、今なぜ吉阪隆正展が行われていて、あらゆる建築家の方々が注目しているのかとても気になっていたため、観に来ることができてとても嬉しかったです。

吉阪さんのスケッチ、図面、模型、言葉ひとつひとつから全身全霊をかけて建築設計するために人の想い、敷地、世界、未来、平和、幸せというあらゆるものと真正面から向き合い続けていた人物であったのではないかと感じました。ディテール、素材、色など建築を設計する上で決定していくことは無数にありますが、そのひとつひとつに何度もスタディを重ね、討論し一つとして妥協しない選択をしてきたからこそずっと語り継がれる、あらゆる建築家の憧れの存在であるのではないかと思いました。
何より、私は今回吉阪さんが積み重ねてきたもの全てを目の当たりにして、大きな勇気をいただきました。奥田さんのもとで働き始めてもう少しで約3ヶ月が経とうとしていますが、日々分からないことばかりで自分の無知さに呆れていました。でも建築をしていればそれは当たり前で吉阪さんも何回も問題や壁にぶつかりながらその時々の最高の解決方法を常に探し続け、それを一番に楽しんでいたからこそ引き寄せられるように人が自然と集まってきて、より良いものを生み出していたのではないかと思いました。分からないこと大変なことにぶつかった時は自分が成長できる、何か新しい世界が見ることができるチャンスだとポジティブに捉えて、何事も挑戦していこうと思います。

事務所の代表の奥田さんと終始釘づけでした!

1日目の建築体感巡りはまだもうひとスポットありましたが次回へ。
読んでいただきありがとうございました。


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