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〜虎に翼〜 こらぁ花岡~~~~!!!と怒ってみる

どうも。
こりーぬ、です。
初めての方も、また読んでくださってる方も
ありがとうございます。

私、ここ数年、
時間が合うので、朝ドラを視聴しております。
実は、午前中はずっとラジオ派だったんだけど、
ここ2~3年位、いつも聞いてる番組の
パーソナリティが変わって
好きな感じじゃなくなっちゃった。

嫌いでもないんだけど、
ノリがバカっぽくなっちゃってね。
朝はもう少しキリッとした感じで
ニュース的なことを深堀してほしいんだけど
それまでのパーソナリティと違って
ご本人たちに知識が足りないから
コメントが浅くって。

専門家が入って解説すれば十分でしょって
思う方もいらっしゃると思うんだけど、
私は、パーソナリティにも
それなりの基礎知識はもっててほしくてさー。

だって、受け手の私は知らないことが多いから
公の電波で発信する人には
それなりに知的なものを求めたいのよ。
色々マニアックなことを教えてほしいの。

でも、朝の番組だけよ?
別に一日中、知的な発信を求めてるわけじゃない。
寄り添いの言葉や姿勢が求められる時間帯もあるし、
笑いがより多く必要な時間帯もある。
でも、それは朝じゃないの。

でも、若者を取り込もうとしてるから
ノリの良さも必要なんでしょうね。
これはラジオ局の意向だからしょうがない。

だもんで、
私の意向を強く反映して
我が家は、朝の1時間だけいつものラジオを聞いて、
その後はNHKを視聴することにしています。

ニュースをざっと聞きながら家事をして、
8時からは朝ドラで、
8時15分からはそのまま朝ドラ受けをする
あさイチを観ることも多い。

また前振りが長くなったけど、
今やってる『虎に翼』がね
とても面白いんですよ。

途中で朝ドラを観なくなった時期もあるけど、
母が観ていた影響で『おしん』から
結構な本数の朝ドラを観てますが、
これまでで一番好きな朝ドラは
『あさが来た』です。

なんでこれが好きかって言うと、
まず、主人公が明るくて、一本筋が通ってる。
試練があっても
悲壮な感じがなく、
一旦落ち込んだりはするものの
前向きに進んでいくところが
見てて勇気を貰えます。

『虎に翼』も
主人公が明るくて、一本筋が通ってるんです。
理不尽にちゃんと抗ってる。

そこで、私が今日憤ってるのは、
主人公の虎子(ともこ)がね、
昭和初期に初の女性弁護士(3人同時)になるんだけど、
一緒に大学で学んでた花岡っていうイケメン学生と
在学中からそこそこイイ感じになってたんですよ。

あ、あの、ここから今日のネタバレになっちゃうので、
知りたくない方はここでサヨナラしましょうね。

OK?
じゃ、行くよー!

花岡は、虎(とら)ちゃん(と呼ばれてるのだ)
よりも1年先に弁護士資格試験に合格していて、
司法修習生を終えた後、
裁判官として
地元の佐賀に赴任することになり、
そのお祝いをしようってことなって、
轟っていう仲良しの男子学生もいたのに
虎ちゃんと二人でお祝いしたいって言って、
雰囲気イイお高い洋食屋で食事するんですよ。

たぶんね、
佐賀に付いてきてほしいって言いたかったんだと思う。
でも、虎ちゃんが司法修習生として頑張ってるのを
見てるから、お互いに淡い想いはあっても
言い出せずに、その時はまた会おうって
別れたんですよ。
虎ちゃんが言っただけで
花岡は言ってなかったかもだけど。

それから、弁護士になって1年?2年?
公式をちゃんとチェックしてないからあやふやだけど、
虎ちゃんは、晴れて弁護士にはなったけど
事務所に来る依頼人は
女性だからといって誰も弁護を任せてくれないまま
時を過ごしてしまってる。

そんな時、同時に弁護士試験に合格した
大学の1年先輩の女性弁護士が
日本で初めて法廷に立つということで、
仲間2人と傍聴しに行った帰り際、
なんと、佐賀にいるはずの花岡がいたんですよ!
それも美人を連れて。

多少は気まずそうに(当たり前だ!)、
婚約者なんだ、って紹介しやがった。
お~ま~え~!なんだそれ!
連絡も寄越さず、
勝手に婚約しとるんかい!

しかも、初めて会った時から
意気投合したんだ、なんて。
東京の上司?恩師?に
挨拶するために連れてきたんだ、って。
時間がないんでこれで失敬、とか
はぁ~?何様だよ?

わかってますよ。
虎ちゃんとは結ばれないだろうなってことはね、
視聴者的にも無理だろうなってわかってました。
虎ちゃんも、仕方ないって思ってるんだろうよ。

それにしてもさ、
花岡って、ちょっとめんどくさいタイプの男だな。
って思ってました。
イケメンなんだけど。
基本は良い奴なんだけど。

視聴者を(ちょっとだけ)キュンとさせといてさ、
あの時もプロポーズするんじゃないかって
思わせといて
勝てない勝負はしないところが
狡いなぁって思っちゃった。

そんな感じで
虎ちゃんに替わって憤っていた私ですが、
この時代の女性の立場というのが、
(男性もそうなんだけど)
結婚して一人前というのが通りがいいし
社会人として信頼される根拠になる、というのを
まざまざと見せつけられました。

女性初の弁護士として法廷に立った先輩は
もうすぐ結婚するという立場だったというのがわかり、
そういうところで信頼感を得られたから
女性でも弁護人を任されたのだろうということを
虎ちゃんは悟ったのです。

虎ちゃんは、これまでいくつも
見合いを断ってきたり、台無しにしてきた手前、
恥ずかしいけど、
相手を探してくださいと
両親に手をついてお願いした。

お母さんはもともと結婚させたかったから、
弁護士を辞めて結婚するのね!って
嬉しそうに言ったんだけど、
虎ちゃんは、弁護士としての信頼感を得るために
結婚という手段を取りたい、というだけだった。

お父さんはとても理解があって、
そういう理由でもいいから相手を見つけてやろうって
言ってくれて、これからお相手探しが始まる模様。

でも、おそらく、相手はもう決まってる。
優三さんでしょう。
たぶん、女性弁護士ということもあって
見合い話はあっても悉く上手くいかないと思う。

優三さんというのは
虎ちゃんが女学生の頃から
虎ちゃんのお父さんの援助で
弁護士試験を何年も受け続けていた
書生さん。

お父さんと同じ銀行で働きながら夜学で
勉強してたんだけど、
緊張するとお腹を下しちゃう体質ということもあって
一次試験で不合格続き。

虎ちゃんと同時に受験した時に、
虎ちゃんがかけてくれたおまじないのお陰か、
初めて2次の口頭試問に進むことができたんだけど
虎ちゃんは合格して、
優三さんは不合格だった。

これで、優三さんは弁護士になることを
きっぱり諦めて、虎ちゃんのお父さんが設立した会社
一本に絞って働くことにして、
虎ちゃん家を出て社員寮に入ってしまったのです。

虎ちゃんにとってはずっと家にいて
お兄さんみたいな存在だったし、
(ホントの兄もいるんだけど、やや頼りない)
お父さんが訴えられた時も
傍にいて支えてくれた人だったし、
お相手としてぴったりだと思う。

それに、ドラマの初回で
戦後、女性も裁判官になれるようになった記事を読んでる
(戦前、女性は裁判官になれなかったんですってよ。
同じ弁護士試験に合格してるのにね!)
ってシーンがあって、
その時も今と同じ、猪爪性を名乗っていたので、
優三さんが婿入りするんじゃないだろうか
という推測が成り立つのです。
ま、見てる人は大体この程度のことは
予想してるでしょうけどね。

まあ、とりあえず、
花岡、覚えてろよ。
虎ちゃんはお前の手に寄らずとも
絶対幸せになるぜ!

そんなわけで、
簡単にくじけて泣いたりしない
主人公が好きなので
『虎に翼』も
きっと『あさが来た』と
1,2を争う私の大好きな朝ドラになることでしょう。

でも、
他の朝ドラも好きなんだよ。
『ごちそうさん』も好きだったのにな。
杏ちゃんが大好きなのよ。
だから、余計にヤツに腹立つわー。
きっとヤツのせいで再放送されなくなってしまった……

今、日テレでやってる『花咲舞が黙ってない!』も
杏ちゃんがはまり役だったからなー。
今田美桜ちゃんもいいんだけど、
杏バージョン思い出しちゃって
悲しくなっちゃう。
日テレの社長もムカつくわー。
あいつが情報を溢さなければ
もう1シーズン花咲舞が観れたのに、
へんなドラマに差し替えられちゃってさ。

なんか連鎖的に思い出し怒りしちゃってるな。
おちつけ私!すーはーすーはー……

今日も長かったな。
ここまで読んでくださった方がいらしたら
本当にありがとうございます。

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