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プロライターが健康ジャンルで人生を変えたお話

編集&ライターとして28年、
フリーランスになってからは23年が経ちました。
そんな私の得意ジャンルは、「健康系」。

なかでも
・腸活
・自律神経
・血管の若返り
・姿勢
といったテーマには自信があります。

そんな私ですが、
もともとは「健康系」や「医療系」に強いわけでも
興味があったわけでもありませんでした。

しかし、いまではしっかりと
自分の財産と言えるようになりました。

自分の財産というのは
「仕事として成立=お金をもらえる」
だけでなく
「自分や家族の体を守ることができる」から。

どちらかというと、後者の方が大きいかもしれません。
今日は、なぜそう考えるようになったのか
自分自身を振り返りながら書いてみようと思います。

姉や弟がうらやましかった子供時代

考えてみれば、幼い頃は体の弱い子どもでした。
3人きょうだいの真ん中、
姉も弟もすこぶる健康優良児。

それなのに、私だけしょっちゅう熱を出す。
お出かけとなれば、お腹が痛くなる。
ドライブに行けば、100%車酔い。

海辺の町にある祖母宅で過ごす夏休みは
海水浴の日にかぎって、具合が悪くてお留守番。

やたらと元気な姉や弟を
憎たらしいとすら思ってました(逆恨み)。

幼稚園では、「クラスでいちばん背が高い」
というだけの理由で
発達障害のあるお友達の「面倒をみてあげてね」
と先生に頼まれ、真に受けるあまり、
責任感からかプチうつ状態に。
永遠に手を洗い続けていたこと、うっすら覚えています。

こう書いてみると、
なんだかすごく「持ってないヤツ」ですね。

とはいえ、プチうつはいつしか解消し、
大病をすることもなく成長。

ただ、高校生になっても
「お腹が弱い」だけは変わらず、
他の症状が気にならなくなった代わりに
「ひどい生理痛」が加わりました。

あまりに頻繁に「お腹が痛い」というので、
心配した親に連れられ
精密検査を受けたこともあります。

しかし結果は、「異常なし」。


30年以上も前の話なので、
当時は名前のつく病気がなかったのだろうと思います。

年代別に振り返ってみると…

大人になり、出版業界で働くようになって、
日々の忙しさに謀殺されるうちに、
体のことはどんどんおざなりになっていきました。

20代後半
フリーランス2年目という大事な時期に
娘を出産。余談ですが、出産は大安産でした。
ほぼ休むことなく仕事に復帰。
自分の体について考える時間は、正直ありませんでした。

30代前半
これまでとは違う、「疲れ」を自覚。
とはいえ元気。
子育てだって、仕事だって、まだまだ頑張れる!

30代後半
「疲れがとれない」を自覚。
寝たいけれど、時間がない。
ちょっと休みたいけど、休むことが怖かった

40代前半
「だるい、体が重い、あちこち痛い」
不調だらけでしたが、コレという病気はない。
このまま更年期に突入するのか…
解決策も見つからない。

このへんで転機が訪れました!

「健康ジャンル」の仕事にめぐり合う

それまではグルメやトレンド、
旅ものなどを中心に仕事をしていたのですが
ちょっとした縁から、健康系へとシフト。

未経験のジャンルに足を踏み込むのは
同じ業界といえども、ちょっぴり緊張します。
しかし
「医療はトレンド」という、
ある人の言葉が背中を押してくれました。

取材対象が、飲食店や人気のスポットなどから、
医師や体のプロ達へと変わりました。

ちょうど体の不調も感じているし、
これはラッキーと、とにかく取材をこなしました。
もちろん、取材前には勉強も必要です。

そんな中、はじめのうちは
何本も取材をして原稿を書いても、
いくら勉強を重ねても、
「自分の不調は、体質のせいかも」
「疲れるのは年のせい」
「根本的な解決法なんてない」

と思っていました。

病気になったら薬を飲む
病気になったら病院へ行く

だから、病気でもない体の不調はどうしようもないもんだろうと。

でもいまでは
「体は、自分次第で良くも悪くも変えられる
と考えています。

約10年間での体の変化

健康ジャンルを専門としはじめて、
まもなく10年になります。
この10年で、自分の体で大きく変わったことは3つ。

(1)姿勢
ひどい猫背で首が前に出ていました。
もちろん、自分ではきづいていませんでした。

しかし昨年、取材でお世話になった整形外科で
360℃から姿勢を計測する特殊な機械で
姿勢測定をしてもらったところ、

なんと!
「25年後も正しい姿勢で歩ける」
との診断がでました。

姿勢が良くなるまでには、
ざっと3~4年はかかったと思います。

肩こりがなくなるという嬉しいおまけもありました!

(2)おなかの弱さ
近年の「腸活ブーム」にのり、
山ほど腸の専門家の話を聞くうちに
子どもの頃から不調が当たり前だった
おなかの健康状態が改善。
「朝から快便率」が大きく上昇。

暴飲暴食のあとは調子が崩れたりもしますが
おおむね快腸です。

これは、生活習慣の変化が改善の大きなポイントでした。
もちろんいまも続けています。

(3)敏感肌から普通肌へ
20代の頃は、外資系コスメブランドが大人気。
ブームに遅れまいと
某ブランドのスキンケア用品一式を揃える。

しかし、使い始めてすぐに「顔が真っ赤」に。
「敏感肌」の烙印を押され、3年にわたっての皮膚科通い。
当然ながら、使えるスキンケア用品にも制約が(泣)。

ある皮膚科医との出会いで、
肌への考え方が180度変わったことをきっかけに
いまでは皮膚科に通うこともなくなりました。

正直、10年前よりいまのほうが、体の調子がいいんです。

もちろん、50歳という年齢ですから
それなりに調子の悪い日もあります。
「これって更年期?」と思うような症状もあります。

でも、「不調を長引かせない」ということが
少しずつですが、できるようになってきました。
コレ、本当に大切だと思います!

そのための日々の暮らし方だったり
正しい健康情報を手に入れる方法だったり
私が実践して「これはやったらいいと思う」ということも
これからシェアしていきたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました💖
今後もがんばっていきますのでスキ・コメント・フォローなど頂けますと嬉しいです。


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