POG2023-24 指名馬評価④

はじめに

この記事では、各ドラフトチーム10頭について、現時点での独断と偏見によるコメントを執筆していきます。
※ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事へ


指名馬評価

つづいて、『セイウンスカイ』チームです。

10位 カプセル(牡)【地方】

父:マジェスティックウォリアー 母:フライトオブスワン
<田中淳/山口裕介>

いやあ、この方も地方馬指名戦法を取ってくるとは(笑)参りました。この馬は能検の一番時計を叩き出して、デビュー戦距離足らずで3着に負けたあと、距離伸ばして圧勝した馬なんです。
ただ今年は地方馬のレベルもダート三冠を確立したことからとてつもなく上がっています。ぼくの中での地方馬の順番はこの馬が4番目でした。
8日のウィナーズチャレンジでてくるかな?
山口さんの馬では浦和のあの馬よりは一枚落ちるかな。でもすごくいい馬ですよ。

9位 キーノート(牡)

父:モーリス 母:タッチングスピーチ
<高野/サンデーR>

去年指名し、大成功しながらも志半ばで頓挫したキングスレインの下。正しい指名です。馬自体は同時期のキングスよりもっさりしていて鈍そうですが、大分マシな感じもありますから。

8位 アトロルーベンス(牝)

父:リアルスティール 母:キングスローズ
<高野/吉田勝己>

もう今日デビューですね。今期の指名者の開幕投手。
まずね、走り方見てもらいたい。ガニマタでなんか変な走り方するから(笑)背中が良さげなんで、それをカバーしてくれてます。
団野で勝てるのか、団野レベルの馬なのか、今日わかります。サトノアーサーを指名していたボクはこの母をよく知ってるので、団野とわかって指名していたならばあっぱれ。
ちなみにぼくは今日デビューのテソーロ、原騎乗とわかって指名しています。

7位 ヴィスマール(牡)

父:ブリックスアンドモルタル 母:オーマイベイビー
<奥村/キャロットF>

なぜこの方は昔ステラを指名できていないのに、この母にご執心なんですかね。ステラ指名したのボクなんだけどなあ。(笑)この馬はかなりゆっくりの組になるんですが、最近特に目立ってきた1頭らしいですよ。シュッとキレるタイプといいますか。
ただ、それが強いかどうかは別。ぼくは勝ち上がるのも一苦労だろうなあと思っております。


6位 ギガル(牝)

父:キズナ母:チェリーコレクト
<中内田/藤田晋>

この方が去年指名したサトノグランツの妹。まあこれも納得の指名ですかね。
サトノもまあ別にこれといって抜けてる感じはしなかったのにアレだったんで、まあこいつも走るんじゃないですかね?取り立てて語るマイナス材料は感じません。
でも確率論で語りますが、今年は中内田の牝馬はお休みだと思いますよ。

5位 ミッキースターダム(牡)

父:エピファネイア 母:ベルダム
<音無/野口みづき>

ミッキーの牡馬は去年のカプチーノがだめならなかなか厳しいと思いますよ。
でも動きは抜群なんだよなあ。その代わりスタイルが悪い。超短足(笑)競馬にいってどうか、っつう話。割りと早く出てきて、答え合わせがしたいですね。

4位 スターリングアップ(牝)

父:ブリックスアンドモルタル 母:ソウルスターリング
<松永/社台RH>

まずびっくりしているのは、みんなブリックス指名するんだなあ、ってこと。
ソウルスターリングはボクの指名馬だし、誰も取らないかなあ?と鷹をくくって6位で構えてました。まあ取られるよね。優先順位は低かったですが、欲しかった馬です。
血統先行だと思ってたら案外良いところばかりだったんで。これはGⅢ勝つレベルだと思います。

3位 マウリノ(牡)

父:レイデオロ 母:マウレア
<手塚/落合幸弘>

手塚先生で下河辺産。秋デビュー、ということだが、仕上がりもわりと早そうでPOG向き。時計的にはまだまだ平凡ですが、スナップが利いているのでまあ問題なし。
ただ今年はやはり下河辺も確率論的にないかなあ。

2位 ダノンエアズロック(牡)

父:ロードカナロア 母:モシーン
<堀/ダノックス>

セレクトの約5億円ホース!堀先生2年連続ダービーを狙いましたか?完成するのはまだまだで、きっと古馬になってからだと思いますよ。
たしかに5億円までセリ上がるだけあって、セールの時の見栄えはすごかった。
調教ではボクが指名したアッフィラートにガンガンやられていたので指名する気にはなりませんでした。逆にアッフィラートとっちゃったもん(笑)ゲートは受かってます。
期間内は素質の片鱗を見せただけで終わるのでは?

1位 チェルヴィニア(牝)★エース

父:ハービンジャー 母:チェッキーノ
<木村/サンデーR>

レースを見てから書いてることをご容赦ください。
兄と同等かそれ以上の素材でしたね。四肢の出もスムーズで終始余裕で走ってましたね。動きを見て重賞を勝つことはわかりました。エースにしておいて良かったですね。
ハービンらしくパワー型の持続力タイプとして世代を引っ張る存在になります。

さいごに

以上、セイウンスカイチームの評価です。
果たしてこの中に、クラシックホースはいるのか。
果たしてこの評価は、どれほど当たるのか。
1年間楽しみましょう。

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