見出し画像

他人軸のファッション

私は昔から「流行」が嫌いでした。
好きなジャンルが流行るとそのシーズンは着ずに過ごしたり
ウィンドウショッピングで、店員さんに
「それとても流行っていて、最後の1着です。」と言われると
徐ろに嫌な顔をしてラックにすぐ戻す、嫌な客でした( ´∀`)

そんな私も年齢を重ね
「どんなファッションが好きですか?」と聞かれると、
「シンプルで落ち着いた色合いの服かな」と答えていました。
実際、そのようなファッションをしていました。

でも、心の奥底には、もっと違ったスタイルが好きなんだけどな〜という気持ちがありました。

好きなファッションについては
「年齢的にはこれはちょっと…?」とか、
「目立ちすぎないようにしなきゃ」とか、そんな風に考えてしまいます。
職場では特に、目立ち過ぎないように気を遣っていました。

会社勤めをしていると、ファッションにも規則があります。
オフィスカジュアルと言われても、
その境界線は曖昧で、何を着ていいのか分からないこともあります。

初日の出勤ではスーツを着用することが決まりですが、
その後は周囲の雰囲気や他の人の服装を参考に、
自分なりの基準を見つけていく必要がありました。

私にはこのオフィスカジュアルが、とてもストレスでした。
プライベートできる服と分けたりしていましたが面倒になり、少しずつ少しずつ周りに染まっていく様に
無難な服を選ぶ様になりました
色も落ち着いた白・黒・グレー・紺など

ファッションを楽しむどころか、単に問題ない服を選ぶようになってました。

満員電車やターミナル駅の中で、他の人々と混ざっても、
無意識に目立たないそんな感じでした
そうして、ファッションを楽しむのではなく、
単に「これでいいや」という判断基準になっていったのです。

自分の中にある思い込み
判断基準を世間に求めた結果がこうなっていったんだと思います。

それと比例して自信もなくなっていきました

自分が本当に好きなものは
年齢で決めるものではなく、自分の気持ちが決めるもの
少しでもワクワクするものに囲まれていたいですね
好きなものは大切❤️
私が私でいるための大切な基準





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?