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スカウトメール

ビズリーチをはじめ「ダイレクトスカウト」が主流となり、飛び交うスカウト件数が何十倍にも膨れ上がっている現状で、エージェントからのスカウトメールが読まれにくいという現状が続いております。

さらに困るのが、例えば件名に「リモートワーク 全国勤務可」と明記しているのに、「勤務地」を理由に断ってくる方の多いこと。「リモート」にも種類があることは存じているので、それを案ずる方も多いと思われますが、メールで確認いただければ、お答えするのに、一方的にお断りされると、なんだか虚しい気分になるものです。

スカウトメールがきちんと読まれないからと、端的に書きすぎると、「情報量が少ない」と書かれてお断りされる。
メールの文面は3年前と比較しても詳細も丁寧に記載され、過去は一切記載しなかった「企業名」も原則は記載しております。それでも「情報量が少ない」とフィードバックが来たり、一番わかりやすく目立つ位置に書かれた文章すら読まれないままご辞退となると・・・
エージェント受難の時代が来ているのは間違いありません。

エージェントの中には、無作為にとにかくスカウト件数を何千件と打っているところも多く、そういうメールが一人に100件、200件といってしまうわけです。

実は、一番の被害者は「求職者」です。的確な求人が紹介されているのに関わらず、多くのメールに埋もれてしまい、その情報を正しく得ることができない。結局は錯綜する情報の中、転職機会を失っているのではないかと思っております。

ご本人のご希望まではわからないので、当方としてはそのポジションの要件に合った方にだけメールしているつもりですが、それでも「何でスカウトしてきたんですか」「興味ないスカウトを送らないでください」「私の年収はいくらだか読まれていないのですか」などと、攻撃的な返信を受けることも月に一度や二度はあります。ずいぶんと不寛容な時代になったなとも思いますが、無作為なスカウトが飛び交いすぎていることが原因ではないかと思っており、「一番の被害者」に対して、申し訳ない気持ちになります。

サイトによってはスカウト件数を絞る方針のところがあるようですが、個人的には反対です。「母集団の候補者が多い」求人には不利になるからです。
むしろ「スカウト理由」の記載を、テンプレではなく手入力で手入力で手入力で〇〇字以上を義務化することで防げるのではないかと思っています。
今もスカウトメールに記載することもございますが、「スカウトメールすら読まれない」状況でそれをやる意味があるのかと思ってしまいます。

でも、全てのメールが、「なぜスカウトしたのか」明確になっていれば、おそらく皆さんは読んでいただけるのではないかと思っています。

どうでしょうか・・・




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