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入社前にお伝えしている事

ケースバイケースですが、特に初めての転職の方には「退職時の注意点」「転職先での10箇条」、それ以外の人にも「転職先での10箇条」という資料を渡しています。

退職の意志表示の際の注意点

このたびは採用決定、おめでとうございます。ここに退職の注意点をお知らせします。

1.退職日(月日)を明確にして意志表示をします。
  ※引継ぎは十分にできる猶予を持たせてください。一方で長引かせず2か月以内が目安です。

2.時には厳しい慰留があるでしょう。意志を強く持ち、淡々と話をしてください。
  ※焦らず、怖がらず、退職の意思をお伝えください。
   「辞めたい人を無理に引き留める」ことは会社にとってもマイナスですから、
意思が固ければ深追いはしてこないでしょう。

3.どこに転職するか?という質問には絶対に答えてはいけません。
  ※例えどんなに親しい同僚にも、転職後落ち着くまでは伝えないでください。  
   過去面談した方には、次の会社にあることないこと吹き込まれ、内定取消されたという方がいました。

4.辞めると言った瞬間から、意識は次の会社です。
・意志を保留すること、退職時期を伸ばすことはご法度です。
(どうしても難しい時でも、1か月延長が限度です)
  ・「給与を上げる」とか「職位を上げる」などの提案には乗らないこと
  ・入社が遅れ、時期の変更はとても印象が悪くなりますのでご注意ください。

5.現在の会社の悪口は当然のことですが、一切の前向きなコメントも控えてください。
  ※どこに「敵」が潜んでいるかわかりませんから、淡々と「引継ぎだけ」してください。

6.有給を消化するかどうかは、ご自身でご判断ください。

7.あなたがいなくなっても、組織は回ります。心配無用です。
  ※もちろん売上が下がる、組織が混乱するとか問題はあるでしょうが、表面は何とかなるものです。
  
8.次の会社こそあなたを必要としています!

■転職して成功するために毎日思い返すべきこと(転職先での十か条)


 ★過去の会社の役職や実績といったプライドを捨てよう
 ★同業他社、同職種であっても、自分は新人だ。例え貴方が勝っていても新人だ。
 ★前任者の作ったチームワーク・客先・売上・実績・フローなどは自分のもの、 
But、赤字・非生産性・不良在庫・拗れた関係などの負の遺産も自分のもの
(前任者のせいにしない。すべて引き受ける)
 ★入社後6か月間は観察期間。上にも下にも口を出さず。ひたすら観察
 ★入社後6か月間は、どんなに思う事があっても転職先の人の仕事を否定しない
 ★入社後6か月間は、上司のいうことはどんな理不尽にもYES
 ★入社後6か月間は、できるだけ「付き合い」は良く
 ★入社後6か月間は、意見を求められても「肯定的」に答えよ。
 ★入社後6か月後、何をどうしたら改善できるのか。自分なりの結論を持てるように
  重要:観察も、否定しないことも、付き合いも全てこの結論を導くため
 ★1年間は、どんなに煽られても、酒を飲んでも、悪口批判は厳禁(建設的提案はOK)

それ以降は、自分の意思で存分にふるまってください。

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