黄金色の田んぼ
イタリア時間2023年12月31日午後4時すぎ、つまり、日本時間の2024年1月1日午前0時すぎ。noteにこちらの記事[↓]が投稿された。
自宅から車で一時間ほどの場所に住む友人と新年を祝うため、出かける準備をしていた僕はその手を休め、さっそく記事に目を通したが... すげぇ、としか言いようがなかった。
これは是非ともkaekoikさんが行き着くところまでストーキングしたい(?)
...というわけで、まず手始めに、彼女の記事で紹介されていたこちらの本[↓]をAmazonで注文した。
そして、本が届くまでの二日間、どのような方法でストーキング(?)するかを考えた。
毎回取り上げられる短歌よりも優れた歌を詠み、「お前なんかより僕の方が上なんだ!」と古の歌人を見下し優越感に浸る...のは絶対無理だし、該当短歌にkaekoikさん以上の解説を加え、「どうだ、すげぇだろ!」とマウントを取る...のはもっと無理。
アンドレアと二人で、短歌と共に紹介される浮世絵を模写する...のはとんでもなく失礼なことのような気がするし...
いろいろ考えた結果、"無理なく8年間続けられそう" という理由で、浮世絵をテーマに、アンドレアと二人でイタリア語短歌を詠むことにした。
まず浮世絵だけを見て一首詠み、それから記事を読む。そんな感じで続けていこうと思っている。
ちなみに、今回紹介された浮世絵をやつに見せたら、
「Hokusai の絵だ! これは...温泉?」とか言い出したので、水田の絵だということだけは伝えたのち、一首詠んだ。
Risaia d'oro
fa chicchi perfetti.
Con pomodoro
diventano risotti.
Mi piacciono ben cotti.
Tanka risaia
È una risaia
I chicchi son millanta
Son centinaia
Ormai raccolta è giunta
È tutto quel che conta
ところで、kaekoikさんの記事の "まえがき" に、『イタリアには浮世絵好きな人が多いと聞いたこともあります』とあるが、実際にその通りだと思う。
ごく身近に浮世絵好きがいる、というだけでなく、先日、とある教会を訪れた際に以下ようなものを見つけたからだ。
トップ画像 書: アンドレア M.
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