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『VRが変えるこれからの仕事図鑑』を読んで Part2

・第4章

「VRで新しく生まれる仕事」

VRディレクター:クライアントとエンジニアの仲介役でとても重要
→VRコンテンツをたくさん体験し、コンテンツ制作の最低限の流れを学んでおくべし。限られた条件下でいかに「没入感」を出せるかが腕の見せ所。

VRエンジニア:この人たちがいなければVRコンテンツは作れない
→一般的なSE(システムエンジニア)に比べ1.5~2倍の年収を稼いでいる。経歴はバラバラだが、ゲームエンジニアが多い。ソーシャルゲームの開発にはUnityというプログラム言語が使われることが多く、その延長線上でVRコンテンツを作れるから、とのこと。

VRモデラ―:キャラクターなどを立体的にする専門家

VRアニメーター:モーションキャプチャーを使い‟アニメを撮る”

VR空間デザイナー:ユーザーのVR体験を大きく変える‟空間デザイン”を手        
             がける

「VRコンテンツを作るにはTwitterでリクルート!?」

VRコンテンツを作りたい、と思っている方は多くいるでしょう。ですがこれから、わたしみたいなプログラミング初心者が一人で1から作り上げるのはハードルがかなり高いです。そこで著者がおすすめしているのが、Twitterでのリクルートです。自分の作品をTwitter上で公開していることが多く、そこから仕事のオファーをもらうという環境が出来上がっているのです。ほかにも国内外の展示会に行くこともおすすめしています。

著書は2018年当時の状況を書いていますが、おそらく現在も売り手が多い市場であることは変わりないでしょう。この本を読んでいて、これからのVR市場は間違いなくまだまだ盛り上がることは間違いないと思います。わたしもこの業界に興味を持ち始めました。直接この業界に入るか、間接的に関わることになるかはわかりませんが、VRに絶対に関わりたいと強く思うようになりました。自粛生活が続き、お家で楽しめるコンテンツの需要が高まり、それは今後も続いていくことだと思います。そんな未来が明るいところを見逃す訳にはいきませんよね。これからのビジネスの選択肢の一つにVRを増やしてみてはいかがでしょう!

・第五章

「VRは口頭で説明するよりもはるかに情報量が多く、かつ説得力がある」

奇しくも新型コロナウイルスによってリモートワークが普通の世の中になりました。現在はZOOMなどのテレビ通話アプリを使うことが主流です。まだ導入の障壁が高いのか、VR会議は主流にはなっていません。ですが遥かにVR会議の方が生産性も高いし、良いのではないかと思います。5Gも相まって、バーチャル空間上にデータや資料、ホワイトボードなどリアルの会議にあるすべての物を揃えることが今後可能になってきます。どこか現在のオンライン会議の場合、‟コミュニケーションに溝がある”と感じたことは無いでしょうか。面と向かった方がコミュニケーションしやすいというわけです。VRならそれが実現できます。オフィスに来ることに本当に意味があるのか、オフィスがあることの意味は何か、ということを考え直している企業が多々あります。VRが浸透世の中に浸透していったら、世界の常識は絶対に変わってきます。そして、世界の常識が変わるのを私たちは目の当たりにするかもしれません。私は変える側の人間でいたいです、、、。

・第6章

「VRはリアルの体験の価値を高める」

こちらの動画は、『ぽんぽこちゃんねる』さんが昨年12月に行われたバーチャルマーケット5を楽しんでいる動画です。この中にはディズニー、マーベルのショップや目の前でゴジラを見れるイベントから個人でアバターのコスチュームなどを販売しているお店まであります。VRで360度自分の思うままに見て、動くことができるので本当にショッピングをしている感覚です。3Dアイテムはもちろん、リアルの商品が家に届くといったものもあり、自粛期間でなかなか自由にショッピングに行けない日々が続いていますが、その代わりと言っても過言ではないくらいのショッピングやアクティビティがここでは楽しめます。これからは『レディープレイヤーワン』の様な世界が身近になっていると考えるとワクワクしますよね!

とは言うものの、ではバーチャル上でいつでもショッピングやライブ、旅行、スポーツ観戦、アクティビティなどが楽しめるからと言ってリアルではそれをしなくなるか、となるとそれは違いますよね。もしディズニーランドのアトラクションがバーチャル上であったら、それがリアルで行くことの代用になるか。バーチャル上でアーティストのライブを楽しんだから、それがリアルで行くことの代用になるか。そんなことありません。時間、物理的な制限をクリアすることやその場の生で感じる雰囲気などなどリアルでしか体験できないことはいっぱいあります。だからこそリアルの体験が貴重になってくるのです。いつでもどこでものバーチャルで楽しんだから、今度はリアルでそれを体験したいよね、となるのです。

また、今の状況を見てみても同じことがいえると思います。コロナが感染し始めたころはオンライン飲みが流行りました。私自身、当初はインスタライブのストーリーで「オンライン飲み~」といったようなものをたくさん見ました。ですが今それをしている人はどれくらいいるでしょうか。かなりの人がやってないのではないでしょう。リアルでの飲み会や食事を知っているからこそ、どこかオンライン飲みに物足りなさを感じてしまっているのです。家族や友人、恋人といった人と人のふれあいに関しては、やっぱりリアルに勝るものはないです。多くの人がこの期間で、リアルでのそれが貴重だったと感じたことは間違いないと思います。ほかにもオンライン帰省だって同じです。まずオンラインでの帰省って意味がわかりません(笑)。これを推奨されても無理があります。リアルじゃなきゃそれは成立しません。このようにオンライン・バーチャル上であらゆることが可能になったからこそ、リアルでの体験が貴重になりました。私も早く友達とリアルでご飯に行きたいものです。

・最後に

この本を読むまではVRの可能性についてなんとなくではわかっていたものの、こんなにも未来が明るいことは知りませんでした。

ましてや今はこの記事にもあるように、VRを超えるMRさえ開発されています。危うく自分はこの世界の変化に乗り遅れるところでした。本当にこの本を読んでよかったなと思いました。そして今は、

「VRってこれからマストじゃん!!!」

って感じています。MRの前にまずはVRが絶対にきます。今ではスマホは当たり前ですが、10年前では全くそんなことありませんでした。今当たり前じゃないから今後も当たり前じゃない。そんなわけないです。インターネットに勝機を見出した人、インターネットショッピングに勝機を見出した人、スマホに勝機を見出した人、こういったこの先を見通していた人が現在成功しています。あと10年もしたらVRもここに含まれることでしょう。私もここに含まれるような人になっていたい、そう思えた本でした。最高でした!

ps:このnoteを書くきっかけを与えてくださったラボの先生ありがとうございました。本当に感謝しています。

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