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【あがり症】トラウマを負うべくして負ったと思う

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
「トラウマを負うべくして負ったと思う」
です。


私が極度のあがり症になったきっかけは、
今から約10年~11年ほど前の
社内会議でのトラウマ体験でした。


このトラウマ、
私は、負うべくして負ったと思っています。


今回は、それについてお伝えしたいと思います。


なぜ、トラウマを負うべくして負ったのか?


その理由は、私がトラウマを負っても仕方がない
性格や生き方だったからだと思います。


ちなみに、私が自覚している
当時の自分の性格等を、書き出してみました。


・承認欲求が強い
・自分軸ではなく他人軸
・完璧主義



これらに共通しているのが、
「他者評価への依存」です。


“承認欲求”は、文字通り、
“他者から認められたい”欲求ですし、


“他人軸”は、
自分がこうしたい、こう在りたい、ではなく、
“他者がどう思うか、どう見られるのか?”
という姿勢。


“完璧主義”については、
私の場合、突き詰めていくと、
“他者からの批判を恐れたり、評価されたい”
という欲求に辿り着きます。


これらはいずれも、
他者に自分の価値や、言動を決めさせている状態。


そして、このことが当たり前になると、
無意識のうちに、
“こうすれば他者から評価されるだろう”という
勝手な想像に基づいて、
自分の言動を選ぶようになる。


悪く言えば、他人の目に
「ビクビク」しながら生きているような状態。


ビクビクするということは、緊張につながります。


だから私は、約50名が参加する
社内会議の自分が注目される場面で、

他人の目を意識しすぎて、
パニックになってしまったということです。


なぜそんな性格や生き方になってしまったのか?


その根っこを辿ると、子供の頃に繰り返し言われた
親の言葉にあると思っています。


「そんなことしてたら人様から笑われる」
「人様から見て恥ずかしくない行動をしなさい」



こういった言葉を幼少期~思春期にかけて、
よく聞かされました。


これらは、前述した、
「他人から見てどうか」の評価基準。


当時、子供だった私は、親の言うことに従います。


その結果、
本来なら自由に振舞えるはずなのに、
他人の目を気にするようになってしまいました。


そして社会に出るとそれは加速します。


会社の評価システムは、言うまでもなく他者評価。


他人(上司)から評価されれば、
お給料や役職が上がるし、
そうでなければ上がらない。


さらには、
ライフラインを担う仕事のため、
ミスは絶対に許されない。


徐々に、「失敗=自分の価値の損失」と
紐づけて考えるようにもなりました。


本来、人間は、失敗する生き物ものだし、
失敗しても別にその人の価値は下がらない。


失敗という事象と、人の価値は別ものです。


ところが、だんだんと
そうとは思えない心境になってくる。


ますます自分の失敗が許せない
状態になりました。


私は、こういった段階を経て、
強い「他者評価への依存」体質が
出来上がっていったと自己分析しています。


そして、こうなってしまったことにより、
トラウマとなった出来事を
呼び寄せてしまったように思います。


まとめ


私がトラウマを負ったのは、
30代中ごろのこと。


幼少期〜それに至るまでの間に、
そうなる性格等が形成されていったと思います。


ちなみに、今回例として挙げた
3つの性格や姿勢
(承認欲求、他人軸、完璧主義)については、
あがり症にとってはよくありません。


こういった、性格や生き方については、
少しづつ改善していくのがいいと思います。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
なぜ、トラウマを負ってしまうのか?
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