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【あがり症】自信について

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
「自信について」です。


あがり症の方が人前で話す時、
強い身体反応に襲われることがあります。

(声や体の震え、動悸、
 赤面、発汗、頭が真っ白、など)


そうなると、
身体反応に圧倒されてしまって、
うまく話せなくなる。


結果して、人前で話す「自信」を
失ってしまう方は多いと思います。


ということで今回は、
「自信」について書こう思います。


「自信がない」とは?



まずは、「自信」の言葉の定義を見てみましょう。

自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。

Weblio辞書


「自信がない」ということは、上記の裏返しで、

・自分で自分の能力や価値を信じれない。
・自分で自分の思考や行動が正しいと信じれない。


と言えるでしょう。


ちなみに、自信に他者は介在しません。


主観的判断で決まります。


例えば、他者に、
「もっと、自信を持ったらいいのに」
と言われても、
自分に自信が無ければ、自信は持てない。


逆に、
「少し自信持ちすぎでは?」
とたしなめられても、
自分に自信があれば、自信があることになる。


他には、
「根拠のない自信」と言ったりしますが、
根拠が無くても、
自信があれば、自信があるといえる。


このように、主観的判断で決まります。


あがり症の方は自信を喪失する



あがり症の方は、人前で話す自信がありません。


過去の失敗が尾を引いて、
自分を信じることができません。


そんな、あがり症の方を、
あえて乗り物に例えると、

“壊れかかった飛行機”の
ようなものかも知れません。


飛んでいる(話している)最中に、
いつトラブル(身体反応)に見舞われるか
分からないので、機体(自分)を信頼できない。


そういった、
自分に対する”不信感”が常にあります。


そして、不信感は、不安を強める感情でもある。


不安感情よって、交感神経が刺激されれば、
身体反応を強めることにも、つながります。


結果的に、自信を失ったことで、
さらに自信を失いやすくなるという
悪循環にハマってしまいます。


自信を取り戻す



正直、「根拠なき自信」を持つことが
出来れば一番いいと思います。


しかし、それはなかなか難しい、、、


私の場合をいうと、
“人前で話せた”という実績によって、
多少は自信を取り戻すことができました。


例えば、
スポーツでも、
楽器でも、
勉強でも、
仕事でも、

「私はこれだけやったから、大丈夫だ」
「ここまで上達したから、大丈夫だ」


といった具合に、
積み上げてきた実績から、自信が生まれます。


積み上げてきた実績は、疑いようのないリアル。


自分を裏切りません。


あがり症でも同じです。


まずは、人前で話してみる。


それを続けてみた結果、
「私はこれだけやった。だから何とかなる」
と思える時がくる。


いつか、
緊張を受け入れる自信、
自分を許せる自信、
恥をかく自信がつくと思います。


最後に



自分を信頼できないということは
悲しいことだと思います。


人は、信頼できないものを好きにはなれない。


だから、思わず、自分のことを
嫌ってしまいそうになる。


自分を嫌って生きるというのは、
とても苦しいです。


嫌いな人からは離れればいいけど、
自分から離れることは絶対にできない。


嫌いな自分と
24時間365日一緒にいることが、
苦しくないわけがない。


自分がたとえ、
“壊れかかった飛行機”であっても嫌いにならず、
無条件で信頼してあげることが、
一番大事だと思います。


最後に告知です。


5/12に、あがり症の方専用の
人前(画面前)で話す練習会をします。


よければ、ご応募くださいね!



私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

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