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【番外編】学生の頃のブラックバイト

この記事をご覧いただきありがとうございます。
わしです。
私は2014年に大学を卒業して社会人になった、
現在32歳、社会人11年目の会社員です。

ちょうど今年(2024年)で社会人になって10年経ちました。
10年の振り返りとしてnoteを開設しました。

今回は、番外編記事!
毎日振り返り記事書いててもおもしろくないですからね。
番外編1つ目は、
学生の頃のブラックバイトの話
正直これをブラックと言っていいかは分かりませんが、
初めてアルバイトというものをした時に感じたことを
ただ振り返って書きます✍

※この話は2011年~2012年にかけての話です。

ドリンクシャンパンタワーにしてるの、もはやバカッター

バイトデビューは大学2年生のとき

初めてアルバイトをしたのが大学2年生のときで、
実家の近所にある某ファミレスで働いていました。

1年生のころは大学までの通学距離が長かったり、
部活をやっていたりでこれがいっぱいいっぱいで、
とてもじゃないけどバイトをしている暇はありませんでした。

当時はケータイ代(ガラケー)も通学定期代も、
母が払っていてくれたのでそこまで生活費はかからず、
お年玉やお小遣いとしてもらった貯金分で
何とか生活できていました。

また、大学自体でイベントや授業の手伝いをすると、
ちゃんと報酬が払われていたので、
それも貯金していました。
だからなんとか1年生のうちは生活できてたわけです(^▽^)

求人に応募した

2年生の途中から、
時間に余裕ができたので、バイトを始めるために
求人サイトを見ていました。
大学の同級生で、某ファミレスで働いた経験のある子がいて
「どうだった?」という感じで聞いたら
「全然楽しかったよ~」
と言っていたので、
近所にもあるしやってみようという本当に軽い気持ちで、
応募してみました。

面接して即採用された

応募した後すぐにファミレスの店長から連絡があり、
面接の日程が決まりました。
こういうガチなアルバイトの面接が初めてで、
「服装ってスーツのほうがいいですか?」
って事前に聞いた記憶があります(笑)
普通に私服でいいよと言われたので私服で行きましたw

面接は隅っこにある客席でやりました。
バックヤードとかじゃないんだって思いましたが、
その時は人も少なかったのでよかったのかな・・・。

面接をして、その場で採用が決まり、
店舗の中を案内されました。
そして初出勤日も決まり、いよいよ私の初バイトが始まります。

バイト2日目で遅刻扱いにされた

私はホールの担当でした。
だからホール専用の制服とシューズが貸し出されてて、
シューズは2日目に届いている・・・はずでした。

置いてある場所が分からない

余裕を持って出勤して、店長から
「シューズ届いてるから置いてあるよ~」
と言われたので更衣室で着替えてから
シューズを探しました。

しかしどこを見ても私のシューズらしきものがない・・・
え、どうしよう・・・となり、
開始時間ギリギリまで探していました。
当時まだ他のスタッフの名前も分からず、
誰に何を聞いていいのか分かりませんでした。
ちょうどバックヤードに来た人に、
シューズの場所を聞けて無事準備完了しました。

開始時間を過ぎてしまった

準備ができて表(ホール)に出たら、
いきなり店長から
「はい遅刻~」
と言われてしまいました(´;ω;`)

私はシューズの場所が分からなかったから探してただけなのに、
と思っていましたが何も言えず
「すみません・・・」
としか言えませんでした。

まだ始めたばかりで分からないし、
ましてやバイト自体が初めてなのに、
店長はそういうところに気を配ってくれないんだ・・・
なんて思ってましたね。

結局この日は遅刻扱いになりました。

「ゆとりだから~」で括られた

私はがっつりゆとり世代と呼ばれる世代です。
ただ、そこまで気にしたこともなかったし、
学校の教育の話なので自分にはそこまで関係ないと
思っていました。

しかし店長はどういう思考回路なのか、
そういう”世代で括りたがる人”でした。
(今で言うとZ世代っていうのかな)

質問するだけで「ゆとり」

バイト中に備品の置いてある場所や、
ドリンクの作り方について分からないことがあって、
それを店長に聞いたら
「ほらゆとりだから~」
「ゆとりは何も考えない」
「お前はゆとり世代」

と一言目に言われました。

正直すごく不愉快でした。
必要があって質問しているのに、
ゆとりだから何も考えない・・・
そういわれるのにとても納得がいかなかったです。

恐らく近くにマニュアルがあったと思うんですが、
お客さんを待たせるのも嫌だったので、
すぐに答えが欲しかったんです。

思い返せば、
店長がこういう考えだから、
2日目にシューズの場所が分からなくて、
全然表に出てこなくても
何もしなかったんだな・・・と思いました。

自分の4歳の息子と比べる

もっとヤバいなって思ったのが、
店長自身の4歳の息子(当時)と比べること。
「こんなこと俺の4歳の息子でもできるよ」
って。

まぁ店長の言ったことを守れ、ということなんでしょうが、
なぜそこまで比べる??
比べる基準がないと人は成長しないとでも思っているのか・・・。

私は「だから何?」という感じでした。
むしろ、
いちいち人と比べるな!
と思うのですが、
それがまたゆとり世代なんでしょうかね・・・。笑

基本キツイ言葉でしか言われない

ホール担当の社員が元ヤンすぎる

お客さんの前では常に笑顔だけど、
スタッフのみのエリアに一歩入れば
むしろそのエリアに向かってきている時から
いかにも不機嫌そうな顔。
目が吊り上げって、口先が尖ってる。

提供が遅かったり、オーダーミスをすれば
・おせーんだよ
・なにモタモタしてんだよ
・早く行けや!!

と、すごい言葉が悪い。

ちょっとでもミスると、
それをずっと引きずるかのように言われ続けました。
私自身、高校時代の部活でこういうパワハラまがいのことは
言われ慣れていたので泣くこととかはなかったんですが、
もちろん部活とは違うので、
言われると結構落ち込みましたね・・・。

正直この元ヤン社員とシフトが被る日は
気分が乗らなくて、
休みの時はすごくのびのびと働けていました。

今思えば、この人は
話してる言葉から見た目から
なんとなくこういう接客の世界じゃないと
働けなさそうだなって思います・・・。

レンゲを割ったら「弁償」と脅された

まだ慣れていないころ、
客席から回収した食器をキッチンの洗い場へ持っていくときに、
レンゲを1つ落として割ってしまいました。

もちろん正直に店長へ割れた事実を伝えたら、
「これ、割ったら弁償」
「給料から引かれるからね」
と脅されました。
※実際は引かれていない

まぁ丁寧に扱ってという意味で伝えたんでしょうが、
あまりにも表情も声のトーンもガチすぎて、
冗談と捉えることもできず、信じていました。

というか、何のフォローの言葉もなくて、
バイト初心者をナメてるな~としか思えないですよね。
割れたの触ってケガすることだって、
考えられるのに・・・。

肌荒れが目立ち始めた

わしの手、えぐれる

このバイトを始めてから3カ月ほど経過したころ、
特に手から腕にかけて、
肌荒れが目立つようになりました。

赤いポツポツが両腕にあり、
左手の甲には水疱ができていました。

思い当たるのが、
客席から下げた食器をとにかく分別してゴミにも触れていたこと
・そのままの手で料理を運ばされたこと
・あとはバイト自体のストレス

ゴミにも触れた手で
料理を運ばされるの普通に考えて
不衛生すぎませんか???
手を洗ってる暇もなく運ばされたのは
ものすごく嫌でした。

・・・それが直接関係あるかどうかわかりませんでしたが、
とりあえず皮膚科へ行って薬をもらっていました。

しかし左手の甲の水疱が徐々に悪化していき、
えぐれたようにひどい状態になりました。
さすがにそのままの状態ではいけないので、
でっかい絆創膏を貼って働きましたが、
痛みもかゆみもあって、ものすごく辛かったです。

成人式も控えていましたが、
当然成人式の時にも治ることがなく、
でっかい絆創膏を貼った状態で出席しましたよ。

家族や友人に心配される

手も腕も荒れている状態について、
家族や大学の友人からも心配されました。

母からも
「休んだ方がいいんじゃないの」
と言われました。

大学の友人にもこの状態や、
バイトであったことを話したら
「それ本当に大丈夫なの?」
と言われました。

私は家族にも友達にも
「大丈夫だよ」
って返した記憶があります。

バイトで働くことに対しては、
しっかりしないといけない
という考え方がありました。
ここで辞めたらダメだ・・・!みたいな。

発熱で大学早退したのに出勤させられた

スクールバスに乗った瞬間電話来た

ある冬の日に、私は発熱のため大学を早退することにしました。
この日もシフトに入っていたのですが、
早退するから店に連絡をしようと思っていたときです。
大学のスクールバスに乗った瞬間に店長から電話があり、
「〇〇さん(一緒に入る人)がインフルエンザになったから、早く来れる??」

・・・。

私も発熱して早退してることを伝えたら、
「数時間早く来るだけでいいから!」
と店長に言われ、
早退しているのにバイトへ行くという
まじで意味の分からないことをしました。

もうフラフラになりながら、
結局4~5時間ほど働いていました。

実はこの次の日に、
大学の学生課から頼まれている大事な大事な仕事があったので、
それは絶対休めなかったんです。
だから大事を取って早退したのに、
あんまりだ・・・と思いました。
気合で熱を下げて翌日大学へ行きましたが、
本当にこの時はしんどかったです。

バイトのことを考えるとしんどくなった

シフト希望出したら契約違反って言われた

相変わらず店長はパワハラ気質だし、
元ヤン社員の口調もキツいままだし、
この二人とシフトが被ったら本当に地獄。
そんな感じのバイト生活を送っていました。

正直、
だんだんバイトに行くのがしんどくなってきた。
むしろ、
ミスった時のことや分からない時のことが怖くて、
店長や元ヤン社員がいない時間に
シフトを入れようと思うようになりました。

ある時シフト希望を出したら店長から勤務中に
「なんでこれだけしか入れないの?」
「もっと入れるって最初言ってたよね?」
「これって契約違反だよ?」

と詰められました。

もちろん、店長や元ヤン社員と一緒なのが嫌というのは言えず、
何も言えませんでした。
「もう一回考えてきて」
と、シフト希望を差し戻されました。

確かに面接した時の希望の時間とは違っているけど
それでも契約違反なの???って、すごい謎でした。
大学生だから、授業の関係で変わることだってあるし、
学年が上がれば卒論もやったりで忙しくなるし・・・。
特に私は長距離通学をしていたので、
それも加味して希望を出していました。

社会人の知り合いがアドバイスをくれた

当時所属していた社会人のスポーツサークルで、
社会人の知り合いにバイトの一件を話したら
めちゃくちゃ要約すると
「それはおかしい」
という結論に至り、
「とりあえずしばらく休むことを
 店長に伝えなよ」

と言われてその場でケータイを出して、
店長に電話で話しました。

正直体調もあまりよくなかったので
(メンタルからくる体調不良)
それも含めてしばらく休みたい旨を伝えました。

そしたらあのパワハラ気質な店長も、
すんなりとOKをしてくれて、
しばらくバイトを休むことにしました。

別に辞めるといったわけではないんですが、
バイトを休むことが決まった瞬間、
とても気分が晴れて楽になりました・・・!

あんな地獄みたいなところに
しばらく行かなくていいんだ~!
って。

特に辞めると伝えてないけど退職扱いになってたw

そこからはしばらくバイトのない生活が続いて、
バイト先からも特に
「いつから来れるの?」
という連絡もなかったので、
まあまあ楽しい生活を送っていました。笑

むしろ、
・お金を稼ぐことよりも自分のメンタルが壊れたらダメだ
・そこまでしてお金を稼ぎたくない

そんな感じでした。

大学3年生になったころ、
私はバイトのストレスとは
また違う原因で起きた外科的な病気で
急遽入院、手術をすることになりました。

当然大学にも行けず、
退院後も1週間ほど自宅療養をする生活でした。

そして大学3年生の5月に、
バイト先から退職通知が源泉徴収票とともに届きましたwww

あの時「休みます」と言ってから音沙汰なく、
私も連絡することがなかったんですが、
勝手に退職扱いにされていました(笑)

これってありなん?と思いましたが、
当時バイトをできる状態でもなかったので、
仮に籍を置いていたとしても続けるつもりはなかったです。

それでも一言くらい連絡くれてもいいでしょ・・・
とは思いましたけどね(笑)
正直こっちから連絡するのもものすごく嫌でしたが(笑)

まとめ

私の初バイトはボロボロでした!
ある意味社会の厳しさを知れたいい機会ですね。

当時の店長も、スタッフの自主性を育てたかったんだと思いますが、
それが違う方向に行っていたと思うんですよね(;^_^A

分からないことはまず調べてから聞く・・・
これ、時間があるんだったらいいんですよ。
でも、お客さんが待っている中でそれをやっていたら、
クレームに繋がりかねません。
調べているくらいならさっさと聞いて答えをもらう方が、
スピーディだしお客さんの満足度だって上がります。
あとは自分も勉強になるからすぐ次に生かせます。
本当、店長は単に面倒なだけだったんじゃないの・・・(笑)

実際のところどうなのかは分かりませんが、
今こういうことをやったら
パワハラは100%訴えられてもおかしくないですね。

もちろん働く以上は、厳しさも必要ですが、
それが違う方向に行ってたり度を超えてたりしては
楽しく働けないですね・・・。


実は社会人1年目、1社目みたいに、
初バイトも最初は続きませんでした(笑)

そしてこの後に、
私は大学卒業までコンビニでバイトをしていました。
これは友達の紹介ですが、
体調が落ち着いてから簡単に面接をして、
限られた時間の中で融通を利かせてくれて
シフトを組んでくれました。
コンビニの仲間はとても話しやすくて、
誰とシフトに入っていても楽しく働けて、
やっぱり人間関係って大切!と思えましたね(^▽^)

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!!
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普段は社会人生活の振り返りをしておりますので、
よかったらそちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。


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