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台湾産ワクチンを打つ話-副反応編

ということでワクチンを接種してから12時間ほど経つのでざっくりざっくり書いていこうと思う。今回はあまりにもスピーディーだったので、写真がほぼ無い。

近所の医者へ

さて、前回の記事で予約した時間となったので、予約した医者へ向かう。駅前の小さな小さな耳鼻咽喉科だった。結構な人数が並んでいる。受付の看護師さんから三種類紙を渡される。一つは医者の初診カルテ、一つはワクチン接種の同意書、そして黄色いワクチン接種記録台紙だ。

保険カードを渡し、名前、住所、電話番号などを記入する。同意書の二枚目は今回、注入された高端(メディジェン)製ワクチンについての説明が書いてある。95%信頼区間が云々などと言い訳がましくも統計学の専門用語が並び、下には主な副作用一覧などが載っていた。

いざ接種

さて中に通されるとヨボヨボのおじいちゃんが私の名前を確認し、聴診器を当てて呼吸音を確認したあと、あっちへ座れと部屋の隅へ追いやられる。てっきりそこでと打ってくれるものかと思っていた。

私のあとにお姉さんが入ってきたが、同様に簡単な確認の後、部屋の隅に並べられた椅子へ移動してきた。

そこでベテラン看護師といった風体のおばちゃんがやってきて、「あんた日本人なの?」などと他愛もない会話をした。するとおばちゃん看護師はおもむろに冷蔵庫から緑のラベルが貼られた、全長10cmほどの注射器を取り出して蓋をとり、針の中の空気を追い出した。気が付かなかったが目の前には灰色の小さい2ドアの家庭用冷蔵庫が置いてあったのだ。

大した痛みもなく注射が終わり、外で待ってねと言われておしまいだった。

副反応がやってきた

接種後はその場で15分。帰宅後15分は様子を見るようにと書いてあったので、医者の待合室で15分タイマーを掛けて休んでいると、なんだか少しくらくらする。心なしか鼓動が早い。副作用一覧には動悸と書いてあったので、キタキタなどと思いながら少し休む。

時間になったので朝飯などを買いつつ家に戻って食事を摂る。直後に結構な眠気が襲う。熱が出るときのような瞼が変な感じがする。

結局睡眠は取れなかったのだけど、そのうちに接種部からゾワゾワというかザワザワというか、鳥肌が立つような感じの微弱なものが徐々に右半身へ移ってくるのを体感した。

あと心なしかお腹が緩めである。屁も多い。

椅子に座ってYoutubeなどを見ていたが、車酔いの吐き気を薄めたような不快感に襲われてベッドでゴロゴロすることに。その後、体がカッカするような、体温上昇を感じて体温計を使うものの、0.3度ぐらい上昇した程度でおしまいだった。

微笑ましい副反応が出現

その後は微妙な気だるさがあるものの至って体調は普通なのだが、ネットで噂されていた有名な副作用が出たようである。それは、

な ん だ  か 知 ら な い が 腹 が 減 る

という症状で、満腹感が来ないと言うか、「もうちょっと食べたいな」がずっと続くのである。

なので、事前に準備していた昼飯、夜飯ではもの足りず、おもむろに夜中の屋台へ行って唐揚げを買う羽目になるのだが…

とりあえず接種初日の感覚である。何かあれば三本目を書くかも…。

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