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PCR検査を受けてきたin台湾-1

※行ってきた体験談ですので、オチはありません。また検査結果も出ていません。

10日前の濃厚接触者

 朝起きたてスマホを見たら、ソーシャルディスタンスアプリ(社交距離APP)に通知が来ていた。

陽性者と近い距離に一定時間以上いたため、濃厚接触者の疑いがあります。
というやつである。
 台湾の社交距離APPはBluetooth技術を使ったもので、常に周囲の端末とIDをやり取りして蓄積しているようで、陽性者が社交距離APP内から陽性になったことをサーバーへ連絡すると、濃厚接触者の疑いがあるIDを持っている端末に連絡が来る仕組みのようだ。アプリによると私の場合、10日前(4/23)に陽性者と11分間近所にいたらしい。

10日前に濃厚接触者だったことを伝える通知1


 流石にちょっと前すぎない?というのが率直な感想なのだが…おまけに、先日(4/30)には三回目のワクチン(モデルナ)を打ってきたところなのだけど…。
 社交距離APPでも申し訳ない感じで、とりあえずしばらく自主健康管理しておいてね!テヘみたいなメッセージが出ている。

10日前に濃厚接触者だったことを伝える通知1

病院へ

 まぁ接触歴も有ったことだし、(接触歴がある、症状があるなどの場合)無料で検査も受けれるのだから行っとくかと言うことでネットで調べてスマホから病院の予約をし、時間に病院へ行った。

接触を避けるために書いた資料と保険証を袋に詰める

 病院の屋外にかまぼこ型のテントが設営されており、そこの受付で予約している旨を伝えると紙とビニール袋を渡された。個人情報を書いた紙と保険証を入れて提出するように求められる。
 それを受付に渡してしばらく待っていると名前が呼ばれ、検体を入れる用のケースと保険証(用済み)を渡され、奥へ並ぶように言われた。

某ドラッグストアチェーンのロゴが眩しい

 ドラッグストアチェーンのロゴが大きく書かれた小さな駅のキオスクのような箱が待っていた。箱から外へ手袋が伸びており逆グローブボックスのような感じだ。底の前でみんな中腰で鼻に長い綿棒をぶっこまれるのである。

 運が悪いことにちょうど出かける前にTwitterで下の報道を見てしまったのでちょっとビビっていた。「PCR検査で角度がとても重要、こっちは頭蓋骨底部!医師:ここ突き破るとすぐ脳みそ」と書いてある。

出典:https://tw.appledaily.com/life/20220503/GSJTMUA2TNBYVIZWNPBW34NQ5E/
青が正しい綿棒の挿入角度である。

 この図が脳内にフラッシュバックし、ちょっとゾワゾワした気分を抱えているうちに私の番が来た。検体ケースを看護師に渡し、中腰になる。マスクから鼻だけ出すと綿棒がぐいぐいと入ってきた。この図のように耳の前2cmぐらいまで入ってきた。でもそれで終了であった。(なお、何かスッキリした感じがするのだが、結構ジンジンと痛みが続く)
 結果は48時間後、健康保険関連をゴリッとまとめたアプリに通知が来るらしい。あれこれ設定したら、ちゃんとワクチンの接種記録まで全部出てきた。さすが台湾である。
 ということで実にあっさりとPCR検査を受けれたので台湾での過程をざっくりと書いてみた。質問が有る方はコメントなりなんなりくれるとありがたいです。

※本情報は2022年5月3日時点のものです。

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