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台湾在住カメラマン。

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GODOX V860IIに関するメモ

 カメコです。コンパニオンのお姉さんを綺麗に撮りたいという不純な動機にまみれている人間です。今回、現場で試してみたら思いのほか成功したのですが、マニュアルを見てもよくわからなかったことがあったのでGodox Japanさんに問い合わせたり色々して分かったことがあったのでメモとして書いておきます。 とりあえず作例(完成例) 多灯化したいが重いししんどい(理屈をダラダラと書く)  コンパニオンさんを綺麗に撮りたいし、そのためには多灯化したい。最低2発は焚きたい。しかし多灯は

    • 戦争の予兆について-台湾有事はいつおきるか

       日本では台湾有事に向けて南西諸島(沖縄)からの退避計画の策定などについてニュースが出ているが、そもそもどのようにして有事は起るのか。この点について言及されているメディアが複数あったので、文字通りのノートとしてまとめておきたい。 戰爭下的平民生存手冊-邱世卿 台湾のサバイバルマニュアル的な本。安全な地方への疎開を推奨する本で、家族との集合に際した24時間ルール、半径2kmルールなどが記載されていて勉強になる。ウクライナ戦争の開戦直前の状況を紐解いて、開戦の予兆として以下の

      • 台湾「全民国防ハンドブック」2023版-日本語訳-

         中国からの圧力が日増しに強くなる中、台湾では2024年1月13日に総統選挙が行われ、民進党の頼清徳氏が次期総統となることが決まった。統一か戦争かと中国が迫り、これ以上の「現状維持」を認めない態度を示す中、中国によるさらなる軍事的恫喝や直接的行動が懸念される。  このような状況において我々在台邦人としては日本ないし第三国への移動なども選択肢に入るわけだが、全員が自由に行えるわけではない。そのためまず台湾において政府は一般市民に対してどのような知識と行動が求めているのか?を知る

        • 中国「軍事強国」への夢―劉明福を読む-2<矛盾>

          この本の核心-台湾有事 第五章、本書の核心である台湾有事について、中国「軍事強国」への夢のごく一部を引用しながら、そのダブルシンク(二重思考)的な世界を整理しつつ個人的な感想を述べたいと思う。 矛盾まみれの主張  この本には対立するような矛盾がてんこ盛りで、真正面から真面目に捉えていくと脳みそにショートする感覚に襲われる。私の情報処理能力の低さゆえなのかもしれないが…。 その筆頭は中国は経済力で米国を追い抜き、世界一の国として、人類運命共同体による地球覇権を確立する(中国

        GODOX V860IIに関するメモ

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          中国「軍事強国」への夢―劉明福を読む-1<感想>

          概要 今回も内容にはほぼ触れず、この本から受ける印象について述べる。 ある意味で本書に流れる通奏低音の話をする。しなければならない。 これはある種の予防注射だ。こういう前提があると分かって読むとあっち側には持っていかれづらいと思う。 一巡目の感想とまどい 一巡目を読み終わった。正直、戸惑っている。 軍人とは、武人とはこういう人種なのだろうか。 最初は公式プロパガンダを自覚しながら書いているのだろうと思っていた。しかし最後まで読みあとがきや解説まで読むと印象が変わる。  国

          中国「軍事強国」への夢―劉明福を読む-1<感想>

          中国「軍事強国」への夢―劉明福を読む-0<前言>

          ヤバい本が出てしまった。  劉明福・著、峯村健司・監訳、加藤嘉一・訳 『中国「軍事強国」への夢』を読んでいる。峯村氏のX(ツイッター)に掲載された紹介文の一部を掲載する。 深淵から覗いてくるタイプの本 まず、以下のようなタイプの人間は読んではいけない。 どんな本でも書いてある内容を信じてしまう人。 反米主義者。 妄想の激しい人。 物事を額面通りに受け取ってしまう人。 なぜか?  著者である劉明福氏は人民解放軍のタカ派として、習近平の中国の理論的支柱、戦略的大黒

          中国「軍事強国」への夢―劉明福を読む-0<前言>

          人を幸せにしないとある飲食店の話

           近所に夜中にやっている自助餐店があった。3時過ぎから準備をはじめ、日が昇るころに閉店する。まさに深夜食堂、人類の誘蛾灯と言った趣の店だった。塩気と油がキツい店ではあったが、檳榔のやりすぎや寝不足で味覚がイカレたタクシー運転手やデリバリーの連中、炎熱の日差しを生き延びた肉体労働者を筆頭に人気のある店だった。  日曜日の夜、仕事上がりに帰ってきてもコンビニ飯以外に選択肢がない私もたびたびお世話になった。遅く起きて晩飯が遅くなった時にもたびたび行った。粥や白菜の煮物、酢豚、大根漬

          人を幸せにしないとある飲食店の話

          同人誌と出版の未来

           今のお仕事何してるの?と言われたら「同人作家」と答えるのが一番妥当だと思う。この1年収入のほとんどを同人誌の販売で賄っている。それまでは飲食業のキッチンで料理人をしていたのだけど、5か月で店を3つ変わって燃え尽きた(火鍋屋以外は私以外の要因だ。その火鍋屋だって私は追い出された。同僚も全員悪態ついて辞めてるし)。  まず、どんな同人誌作ってるの?と言う疑問に答えておこう。Legina 美腳幫<レジーナ>という脚フェチ系の写真集を製作販売している。飲食業の傍ら始めて現時点で3

          同人誌と出版の未来

          日本はテロルの季節に突入するか

          またもや妄言です。でも一応書いておこうと思うのです。直感的に思いついた話を書きなぐっています。いつも悲観的な予測ばっかりなので、外れたらいいなと思って書いています。 この文章で何が言いたいかというと 「日本では今後、ホームグロウンテロリストが増加し、テロの暴風が吹き荒れるんじゃないか?」 ということです。 着想の発端-地震と隔絶した世界  今回の着想点は、先日台湾で起きた地震を心配して長年フリーターをやっている友人が連絡をくれたことからでした。近況報告を兼ねてあれこれと

          日本はテロルの季節に突入するか

          2027年台湾有事、中国武力侵攻ス

           この記事は2022/08/10-20:11(台湾時間)時点における、筆者の考えを記述したものです。直感的に感じた中台関係に関わる見通しを記述しており、明確な根拠や理論が無いものが含まれます。予めご了承下さい。また、後年見返す場合には補遺を合わせて御覧くださると現在の状況を思い出せるかと思います。 結論 ナンシー・ペロシ米下院議長訪台以降、中国軍による台湾への圧力が高まっているが、8/9,8/10に出てきた報道から、中国は一国二制度による台湾統治路線を捨て、武力侵攻による併

          2027年台湾有事、中国武力侵攻ス

          補遺

          日本  7/24に日本の歴代最長政権を担い、親台湾派であった総理大臣、安倍晋三が射殺された。統一教会に家族と人生をメチャクチャにされた恨みを募らせ、式典に挨拶をしたという理由と、現在の総裁の警備が厳しかったと言う理由から射殺を行ったとする犯人が捕まっている。また、これに対して左派及びメディアからは自民党と統一教会に対する潔癖的な反発がある。国葬は9/27、両国国技館で開催される見通しだ。なお、8/10に岸田文雄総理は内閣改造を発表した。 台湾  8/2にナンシー・ペロシ米下

          ワクチン三回目を打ってきた。

          チャンスを逃してキャンセル待ちへ前の記事と前後するのだけど、4/30にワクチン3回目を打ってきた。  ウダウダしているうちにだいぶ時間が経ってしまった。予約をしようにも予約の仕方がいまいち分からないままウダウダしていたら、予約が終わってしまい、再開されるのはいつか不明。先着順で予約無しで打てる会場も終わってしまっていた。機を逸した感があったのだが、ある日たまたま近所の接種対象クリニックの前を通ったら、予約なしでも打てますみたいなことが書いてあった。  中に入って話を聞くと、キ

          ワクチン三回目を打ってきた。

          PCR検査を受けてきたin台湾-1

          ※行ってきた体験談ですので、オチはありません。また検査結果も出ていません。 10日前の濃厚接触者 朝起きたてスマホを見たら、ソーシャルディスタンスアプリ(社交距離APP)に通知が来ていた。 陽性者と近い距離に一定時間以上いたため、濃厚接触者の疑いがあります。 というやつである。  台湾の社交距離APPはBluetooth技術を使ったもので、常に周囲の端末とIDをやり取りして蓄積しているようで、陽性者が社交距離APP内から陽性になったことをサーバーへ連絡すると、濃厚接触者の

          PCR検査を受けてきたin台湾-1

          台湾産ワクチンを打つ話-副反応編

          ということでワクチンを接種してから12時間ほど経つのでざっくりざっくり書いていこうと思う。今回はあまりにもスピーディーだったので、写真がほぼ無い。 近所の医者へさて、前回の記事で予約した時間となったので、予約した医者へ向かう。駅前の小さな小さな耳鼻咽喉科だった。結構な人数が並んでいる。受付の看護師さんから三種類紙を渡される。一つは医者の初診カルテ、一つはワクチン接種の同意書、そして黄色いワクチン接種記録台紙だ。 保険カードを渡し、名前、住所、電話番号などを記入する。同意書

          台湾産ワクチンを打つ話-副反応編

          台湾産ワクチンを打つ話-予約編-追記あり

          ※この記事は台湾在住日本人が台湾産ワクチンを打つことについて書いており、予約をするまでです。 突然のSMS朝飯屋でTVをぼーっと見ていたら携帯にSMSが届いた。 (COVID-19ワクチンの予約通知。期限内に予約サイトで接種予約してくださいと書いてある。) ついにきた。ワクチン接種の予約通知である。 世界で一番コロナ対策が成功していると言われている台湾(*1)だが、だからといってワクチンを打たないという選択肢は皆無だ。ウィズコロナ、アフターコロナの世界、そもそもワクチ

          台湾産ワクチンを打つ話-予約編-追記あり

          3人の"日本人"と1人の台湾人の話

           すきえんてぃあ(@cicada3301_kig)さんという方が宜蘭クレオールについてツイートをしていて、それに書いたコメントからあれこれ思い出したので軽くまとめておいくのもいいだろうと言うことで書く。  この記事で書こうと思っているのは俗に言う銀髪族、日本統治下で日本語を学んだ世代の"日本人"の話だ。ただ、このエピソード自体にオチはない。雑多な書き散らしである。 余談 私が留学していた頃…と言っても、2006年だからもう15年も前になるのだけど…そのころの日本における台

          3人の"日本人"と1人の台湾人の話