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共感する長女と共感しない私


3人姉弟の子育てをしている。

感情豊かな長女

一番上の長女は、感情豊かな子で、悲しくても嬉しくても怒っても、泣く。

人間関係づくりが得意で、しれっと人に注意できるし、注意されたほうも「うん」ってすぐ言いたくなるような言い方をする。
(その言い方、私も習得したい!けど至難の業だ)

我が子ながら、いわゆる女子なんだ!と最近気づいた。女子グループに所属できるし、なんやったら影のボスかもしれない。いや、もしかしたら表立ってリーダー的存在かもしれない。
(私、女子グループ苦手。グループに入って気を遣うぐらいなら、独りでいたい)

妹弟のお世話をめっちゃやってくれるし、うまい。下の2人はお姉ちゃんが大好き。

長女の好みは、私からはかけ離れていて、イマイチ趣味が合わない。私が選んだ服は派手すぎるとかで、早々に着てくれなくなった。

私の姉といろいろ好みが近いようで、「息子2人が一緒にでかけてくれなくなった」と、寂しがっている姉と長女の2人ででかけたりする。
(お姉ちゃんであることの大変さを、2人で共有しているのかもしれない)

基本、「長女、マジすげー」ってスタンスでいるけど、私と長女が一緒に何かをすることは少ない。
例外として、1月に長女感謝デーと称して、仕事が休みになった平日に2人でテーマパークに行って、めちゃくちゃ楽しかった。

長女はめっちゃしゃべりかけてくるけど、YouTubeとかの話は私、興味なくて聞いてられない…学校の話は聞けるし、聞きたいけど。

話を聞きたい気持ちはあるのに、実際に聞き始めると、なんかつらくなるというか。自分の興味の範囲外の話は、ついつい違うことを考えたり、ついつい話題を変えようとしてしまう。

なんか、長女との関係も、下の2人とは全然違う感じで難しい。

先輩ママのアドバイス

そんな風に、うっすら感じていたら、「私と長女」と同じような関係性を経験してるお母さんたちに出会った。

「見て見て~」「聞いて聞いて~」って言われるけど、残念ながら内容に興味がなかったり、共感ができない。

子どもが求めてくるものを返せてない気がする。その子どもが求めているのは、感情とか共感かもしれない。でも、感情が薄い自分が返せるものは少ない。

「あなたには頼りっきりね」
「あなたが居てくれるおかげで、こんなにも助かってる」

ということを伝えたらいいよ、と、先輩ママさんたちから教えてもらった。

そして、感情と共感を求めてる娘が、ものたりなさを感じたまま大きくなって、男に走った、という経験談も聞かせてもらった。

うぉー!身に染みる。

他の人に頼る

よし。私からだけでは足りない分は、他の人に頼ることにしよう。

最近の前向きなあきらめにより、「私が発する感情や共感は、人よりだいぶ少ない」ということを受け入れた。私がどれだけ頑張っても、長女が求めるだけの感情と共感は発することができない。

私の姉は、長女と同じ感じで感情豊かな人だと思う。テレビ大好き。韓流ドラマ大好き。ドラマ見て号泣して、あぁ気持ちよかった、となるらしい。その感情のうねりが生きるエネルギーになるらしい。
(「いや、そんなん疲れるやろ」と思う私はドロドロとしたものは見ない)

よし。私が発することができない感情と共感を、姉から受け取ってもらうことにしよう。

あと、長女には親友がいて、よく家に遊びに行かせてもらってる。そこで他の家族の生活を知り、うちがちょっと変わってるかもしれないことを知っている。
親友のお母さんは、うちの長女もほぼ家族と思ってくれてるそうだ。一緒にテレビを見たり、世間話をしてるそうだ。

よし。親友のお母さんにも助けてもらおう。

積極的に、感情豊かな人たちの手を借りることで、長女の感情の器が満たされるといいな。あ、ちなみに夫も、私よりは感情豊かな人だと思うので、そちらにも頼っていくということで。

共感って。。

ひっきりなしに話しかけてくる長女を改めて観察すると、見たままのことを言ってきている。そうか。これが、同じものを見て共感してほしいということなんだな。
(「いや、見たままやん。言わんでいいやん」って思ってた)

共感?共感って何だ?何をしたらいい?何を言ったらいい?
わかるーーー!って言ったらいい??いや、わからんけども。

心のこもらない共感でも許されるだろうか。まずは、共感した風の言葉を返してみようか。

あくまで、共感は自分の心からは生まれてこないので、形だけでも共感してみようと思う。どんな風に返すのがよいのか、模索しよう。

そんでもって、これ以上の共感のフリは無理だ―となったら、2人だけで遊びに行くことをもって、よしとしてもらおう。。。というか。。。これだけでよくないか??
一緒に何かを経験するだけで、共感できてることになるかもしれない。

いつかは、と思っていた、子ども一人ずつと出かける「母独り占めデー」を実行するのがいいのかもしれない。長女のためにも。下の子たちのためにも。

よし。ちょっと方向性が見えてきた。がんばろー。

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