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【ズルいパワポの作り方】GPT4oに打ち合わせから1時間以内にパワポ提案書まで作ってもらった方法

 今日は、GPT4oに、会議のメモからパワポの提案書を作ったので、その方法を公開&解説します。人が減ってる世の中では、猫の手だろうがGPTの手だろうが、借りれるものは借りて、今日も早帰りしましょう!


・概要 実務で使うGPT4o

 今回は、実際に行った業務を解説します。打ち合わせを行い、そこで合意を得た内容を議事録としてまとめ、そのままパワポの提案書にして、提出してクロージングまでしたのでその内容を紹介します。 

・やり方紹介 

 では早速紹介いたします。今日は、共同事業に関する会議でした。ミーティングは普通にメモを取りながら行いました。だいたい下記のような内容でした。ここでは仮にA社とします。

 ・A社とSCCで、AI時代の新しいメディアを作る実証事業を行う。
 ・A社は資金協力とデータ協力、SCCは技術提供とプロトタイプ開発
 ・金額は⚪️⚪️万円、期間は2ヶ月。期間終了後にプロトタイプを提供。
 ・A社は眠ってる資産でマネタイズできる検証になり、小資金/短期間で新規事業をスタートできる。
 ・SCCは、A社と一緒に業界スタンダード的な事業を一緒に作る実績が作れ、活動資金もいただける。

 さて、次はこれを元にGPT4oに提案書作るから手伝ってもらいます。僕は下記のプロンプトを投げました。

一緒に提案書を作ってほしいです。内容をご説明しますね。

A社と当社(西海クリエイティブカンパニー)とで、新規メディアの実証事業の業務委託契約を結びます。

A社の持つ過去の記事データを、当社の技術リソースを活用して、オリジナルAIメディアをつくる実証事業です。

金額は〇〇万円の予定です。
こちらが行うのは、提供いただいたデータをLLMを使って、新しい地域のローカルメディアAIをテスト開発し、マーケティングも行うという業務です。

月に一回は進捗報告を行いフィードバックをもらうミーティングを行います。

〇〇万円の見積もりも一緒に作ってください。
開発〇〇万、マーケティング〇〇万、それぞれ小項目を作って見積もりも提案書に入れてください。

さて、これで下記の内容が返ってきました。

GPT4oから返ってきたテキスト

ここで、次に下記の指示を出します

素晴らしいです。これをパワーポイントにまとめたいのですがVBAのコードをかけますか?

すると、また下記のような内容が返ってきました。


GPT4oからVBAコードが返ってくる


・次にMicrosoft Powerpointで、開発タブを表示します。

・開発タブが出てきたら、「挿入」=>「標準モジュール」を順番にクリックして、コードを記載できるウィンドウを開きます。具体的には、下記の記事などを参照ください。


・さきほどGPT4oから返ってきたこのコードをコピペし、


・Visual Basicの画面にペーストし、実行(緑の三角矢印ボタン)します。



PowerPointファイルを見てみると、提案書ができていました。

VBAコードを実行後、PowerPointをみると上記のようなパワポ資料ができあがり。



・所要時間の公開 はじめてなら60分 / 慣れたら20分

 僕はVBAも触ったことがなかったので、調べながらやって60分くらいかかりました。慣れたら10分~15分になりえます。

・所感

 仕事は、スピードが大事です。打ち合わせ後にすぐ議事録を作ってくれる方は信頼されますしそれが提案書だったりしたらさらに信頼されると思います。
 
 ぜひ今日の会議から、メモをパワポにまとめて、社内や顧客に対して、実験してみてはいかがでしょうか?

 人が減っても、退屈なことはAIにやってもらって、今日も早帰りしましょう!!

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