宮里賢史 / 人口減少の最前線レポート

西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学 人が減っても大丈夫な社会を考えて、日…

宮里賢史 / 人口減少の最前線レポート

西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学 人が減っても大丈夫な社会を考えて、日本の1番西の端っこで、試行錯誤しています。 人口減少の最前線をレポートしたり、頭に浮かんだことを手記としてまとめたりしていきます。 https://saikaicreative.co.jp/

記事一覧

【ズルい国会答弁書の作り方: 分析編】

 みなさまこんにちは、こんばんは。宮里です。  この記事では、公務員の皆様が、国会答弁書を作るお手伝いをしたいと思って、やってみたことを紹介します。現政権の政策…

【ズルい社内誌の作り方】AIを使って60分以内に、13記事を作ってみる。

【目的と手段】全国の広報担当者にAIを使う手段を提供する <目的>  社内誌を、一人(または極めて少人数)で作っている広報担当職員さんの助けになることを目的にします…

【ズルいパワポの作り方】GPT4oに打ち合わせから1時間以内にパワポ提案書まで作ってもらった方法

 今日は、GPT4oに、会議のメモからパワポの提案書を作ったので、その方法を公開&解説します。人が減ってる世の中では、猫の手だろうがGPTの手だろうが、借りれるものは借…

【解説】二酸化炭素を1トン減らす毎に、3000円もらえる現実世界でのゲームを始めよう

 本日も人が減っても大丈夫な世界を作るために、取り組んでいる事業の解説になります。  今日はエネルギーチームの新規事業についてです。  今、エネルギーチームは「…

【レポート】オードリータンさんの講演が、西海市で開催できるまで。

 2024年2月13日、場所は長崎県西海市の大瀬戸コミュニティセンター。  台湾のデジタル担当大臣である、オードリータンさんにオンラインで「人口減少とAI」のテーマで、…

【解説】最初の対象は組織の1割で。推進チームは3名で。

おはようございます。SCC宮里です。 今日は主に人口5万未満自治体でAIなどの新規事業を考えておられる方に向けて書きます。テーマは組織論です。  〇1割変わればあと…

【解説】ばりぐっどくんは、いつ・誰が作ったのか。

 今回は、ばりぐっど / ばりぐっどくんについて、解説したいと思います。 まずは下記のばりぐっどくんの誕生の暦をご覧ください。 ⚪️ばりぐっどの誕生から現在までの暦…

【解説】文字起こしばりぐっどくんが、始まった裏側

 本日は、ばりぐっどくんがAIになったストーリーについて、少しずつまとめてみたいと思います。ばりぐっどくんがAIになった最初の子は「文字起こしばりぐっどくん」です。…

【手記】人をどこまで大切にできるのか/人件費を無形資産で考える管理会計

※【手記】は未完のアイデアであり、完成していないメモ書きです。ご了承の上ご覧ください。  人材をいかに大切にできるか、は「人が減っても大丈夫」な社会を目指すチー…

【手記】AIを使った無形資産のアーカイブ/紙・インターネット、そしてLLM。僕らが死んでも、忘れ去られないために

※【手記】は、個人的な感想主体なので、非常に読みにくい点ご了承ください。 【問題認識】忘れられて行くまち、人間の歴史 「文化と歴史の継承のためのリソースを割け…

【仮説と思考】r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあなぜ、僕らは働いているの?

 はじめての方は、はじめまして。   いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。  今日は、【r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあな…

【仮説】その事業は、時間経過とともに、簡単になるのか/難しくなるのか (不可逆性と時間軸)

 はじめての方は、はじめまして。   いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学の宮里です。…

【解説】ばりぐっどコミュニティを、"教育系"にした2つの理由

 はじめての方は、はじめまして。  いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学の宮里です。  …

【解説】「ばりぐっど」って一体何なん?コミュニティという言葉を使っている理由

 僕はよく、自分の自己紹介の時に、「SCCの宮里です」という時と「ばりぐっどの宮里です」という風に分けて紹介することがあります。そこには(株式会社という民間企業…

人が減っても大丈夫な世界をつくる。人口減少の最前線からの現場レポート

このページをご覧いただいている、みなさまへ はじめての方ははじめまして。 いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。 西海クリエイティブカ…

【ズルい国会答弁書の作り方: 分析編】

【ズルい国会答弁書の作り方: 分析編】

 みなさまこんにちは、こんばんは。宮里です。
 この記事では、公務員の皆様が、国会答弁書を作るお手伝いをしたいと思って、やってみたことを紹介します。現政権の政策分析、質問する政治家の政策分析・性格分析をAIと一緒にやってみたので、そのフローを解説します。 そのフローのなかで、"いきなり答弁書を書かせず"、まずは現状分析をしっかりAIにさせよう!という話にも触れていきます。

 早速ですが、下記のよ

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【ズルい社内誌の作り方】AIを使って60分以内に、13記事を作ってみる。

【ズルい社内誌の作り方】AIを使って60分以内に、13記事を作ってみる。



【目的と手段】全国の広報担当者にAIを使う手段を提供する

<目的>
 社内誌を、一人(または極めて少人数)で作っている広報担当職員さんの助けになることを目的にします。

<手段>
 GPT4oだけ準備して臨みます。使ったプロンプトもお見せしてますので、僕ので良ければどうぞ使ってください。

<ゴール>
 URL/PDF/パワポ/エクセルなどにまとめた元ネタデータをルールに基づいて編集。参考画

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【ズルいパワポの作り方】GPT4oに打ち合わせから1時間以内にパワポ提案書まで作ってもらった方法

【ズルいパワポの作り方】GPT4oに打ち合わせから1時間以内にパワポ提案書まで作ってもらった方法

 今日は、GPT4oに、会議のメモからパワポの提案書を作ったので、その方法を公開&解説します。人が減ってる世の中では、猫の手だろうがGPTの手だろうが、借りれるものは借りて、今日も早帰りしましょう!

・概要 実務で使うGPT4o

 今回は、実際に行った業務を解説します。打ち合わせを行い、そこで合意を得た内容を議事録としてまとめ、そのままパワポの提案書にして、提出してクロージングまでしたのでその

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【解説】二酸化炭素を1トン減らす毎に、3000円もらえる現実世界でのゲームを始めよう

【解説】二酸化炭素を1トン減らす毎に、3000円もらえる現実世界でのゲームを始めよう

 本日も人が減っても大丈夫な世界を作るために、取り組んでいる事業の解説になります。

 今日はエネルギーチームの新規事業についてです。

 今、エネルギーチームは「太陽光やEVを導入して二酸化炭素を減らしたら、お金が稼げるカーボンクレジット」の仕組み(現実世界を利用したゲーム)を開発しています。(※一緒に取り組んでくださる企業様や開発者の方を募集中)。今日はそれについて、説明したいと思います。

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【レポート】オードリータンさんの講演が、西海市で開催できるまで。

【レポート】オードリータンさんの講演が、西海市で開催できるまで。

 2024年2月13日、場所は長崎県西海市の大瀬戸コミュニティセンター。

 台湾のデジタル担当大臣である、オードリータンさんにオンラインで「人口減少とAI」のテーマで、トークイベントを開催させて頂きました。

 当日はオンラインも会場も満員で、ご来場いただいたみなさまもオンラインでご視聴いただいたみなさまもありがとうございました。

 企画も運営も全て自前のため行き届かない点があった点は多数あり

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【解説】最初の対象は組織の1割で。推進チームは3名で。

【解説】最初の対象は組織の1割で。推進チームは3名で。

おはようございます。SCC宮里です。

今日は主に人口5万未満自治体でAIなどの新規事業を考えておられる方に向けて書きます。テーマは組織論です。 

〇1割変わればあとは、時間の問題。2割変われば結果は出せる。

〇2:6:2の法則 / 最初の2割ができればあとの6割はついてくる。最後の2割は"対話"でOK。

ご存じの通り、組織を実質的に引っ張るのはまずはトップ2割です。職員としては勇気がいりま

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【解説】ばりぐっどくんは、いつ・誰が作ったのか。

【解説】ばりぐっどくんは、いつ・誰が作ったのか。

 今回は、ばりぐっど / ばりぐっどくんについて、解説したいと思います。
まずは下記のばりぐっどくんの誕生の暦をご覧ください。

⚪️ばりぐっどの誕生から現在までの暦

 2017年 ばりぐっど誕生 ←ここで誕生
 2019年 文字起こしばりぐっどくん誕生 ←AIになったのはここ!
 2020年 法人向けばりぐっどくん誕生
 2022年 お絵描きばりぐっどくん誕生
 2023年 自治体向けばり

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【解説】文字起こしばりぐっどくんが、始まった裏側

【解説】文字起こしばりぐっどくんが、始まった裏側

 本日は、ばりぐっどくんがAIになったストーリーについて、少しずつまとめてみたいと思います。ばりぐっどくんがAIになった最初の子は「文字起こしばりぐっどくん」です。この記事を書いている時点で287,000人を超えるユーザー様がおられ、いまでも毎日全国から大量の文字起こし依頼を捌いている優秀な子です。

 今日はそんな文字起こしばりぐっどくんが、なぜ西海市で生まれたのか、という部分を少し解説させてい

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【手記】人をどこまで大切にできるのか/人件費を無形資産で考える管理会計

【手記】人をどこまで大切にできるのか/人件費を無形資産で考える管理会計

※【手記】は未完のアイデアであり、完成していないメモ書きです。ご了承の上ご覧ください。

 人材をいかに大切にできるか、は「人が減っても大丈夫」な社会を目指すチームにとってはものすごく重要。

 そのためには、経営者や現場の属人性に頼るだけでなく、「組織として」「オフィシャルに」人を大切にする(給与や待遇をあげる)「根拠」を、そこまで作れるのかは、リーダーにとって非常に重要。

 今日はそんなチー

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【手記】AIを使った無形資産のアーカイブ/紙・インターネット、そしてLLM。僕らが死んでも、忘れ去られないために

【手記】AIを使った無形資産のアーカイブ/紙・インターネット、そしてLLM。僕らが死んでも、忘れ去られないために

※【手記】は、個人的な感想主体なので、非常に読みにくい点ご了承ください。

【問題認識】忘れられて行くまち、人間の歴史

「文化と歴史の継承のためのリソースを割けない」というのは、どの組織もそう。

【確認】そもそも文化と歴史を残したら、何に役立つのか。

【仮説】自分の人生に意味をもたらしてくれるのでは?他者の認識のなかで、生き続けることができる。

【根拠】なぜなら"知らない"は、"存在しな

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【仮説と思考】r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあなぜ、僕らは働いているの?

【仮説と思考】r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあなぜ、僕らは働いているの?

 はじめての方は、はじめまして。 
 いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。

 今日は、【r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあなぜ、僕らは働いているの?】について、考えていることを、文字化してみたいと思います。有名な「r>g」の式についても説明を少ししたいと思っています。

【Let's THINKING】なぜ、地域に仕事が必要なの?

 『「地域に仕事を

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【仮説】その事業は、時間経過とともに、簡単になるのか/難しくなるのか (不可逆性と時間軸)

【仮説】その事業は、時間経過とともに、簡単になるのか/難しくなるのか (不可逆性と時間軸)

 はじめての方は、はじめまして。 

 いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学の宮里です。 

 今回は、「人が減っても大丈夫な社会」を実現するために間違えるわけにはいかない "事業判断の原理原則"について、できるだけ論理的に、みなさまと確認していきたいと思います。僕も考えながら書くので、ご一緒に付き合ってもらえると幸いです

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【解説】ばりぐっどコミュニティを、"教育系"にした2つの理由

【解説】ばりぐっどコミュニティを、"教育系"にした2つの理由

 はじめての方は、はじめまして。
 いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学の宮里です。

 今回は、ばりぐっどコミュニティを、「教育系」のコミュニティにした理由をできるだけ論理的に解説してみたいと思います。

 その前段として、コミュニティの定義について、私自身はどう認識しているかについて、前提認識を説明します。飛ばしたい方

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【解説】「ばりぐっど」って一体何なん?コミュニティという言葉を使っている理由

【解説】「ばりぐっど」って一体何なん?コミュニティという言葉を使っている理由

 僕はよく、自分の自己紹介の時に、「SCCの宮里です」という時と「ばりぐっどの宮里です」という風に分けて紹介することがあります。そこには(株式会社という民間企業として今日は来ました)という意味と、(ばりぐっどというコミュニティの一人として、この場所に来ました)という意味に分かれるのですが、ここでは、「なぜ」そのようにばりぐっどを、「コミュニティ」としているのかを、説明してみたいと思います。

 も

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人が減っても大丈夫な世界をつくる。人口減少の最前線からの現場レポート

人が減っても大丈夫な世界をつくる。人口減少の最前線からの現場レポート

このページをご覧いただいている、みなさまへ

はじめての方ははじめまして。
いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。

西海クリエイティブカンパニー、そしてばりぐっど大学の宮里です。

「人が減っても大丈夫な世界」を、どうやったら作れるかを考えて、日本の長崎県西海市で試行錯誤してきて8年が経ちました。

考えるだけでなく、事業を作る人間として、AI事業、電力事業、モビリティ

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