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[Apex Legends]孤独な弱者の生存戦略 [S21 マップ研究 ストームポイント]


こんにちは。ろすです。
前回のワールズエッジ(https://note.com/lohs2454/n/nc04f385167a9)に引き続き今回はストームポイントをやっていこうと思う。
ワールズエッジとストームポイントはプロの競技シーンのアーカイブも多く、データが多いので、研究が非常に捗った。
前回同様。さっくり研究結果を記載していこうと思う。
基本路線は前回と同じなため、全く同じ部分もあるので、
必要に応じて読み飛ばしてほしい


前提

前回同様、前提として、
あくまで個人的な備忘及び、研究内容を残す意図で記載している。
個人的なおすすめ等も記載していくが、
内容の正当性について担保するものではないため、
情報の受け手は、鵜呑みにするのではなく、
思考の材料として活用してほしい。

また、これはあくまで思考を元にした生存戦略であり、
ひとりで破壊できるもん。とか、銃声聞こえたら突撃だ。
みたいな人には無用の長物であるため、ブラウザバックを推奨する。

マップ研究

STORM POINT S19以降(S21時点)

概要

面積は、4,230,000㎡となっており、
ぶっちぎりで一番広いマップになっている。
ワールズエッジと比べて約15%増しになっている。

最新のアップデートで、
貧弱だったランドマークのいくつかが補強されたり、
何も無い空白地帯が減ったり、
誰も喜ばないクソッタレプラウラーの大半が削除されたり(全然絶滅でよかった)したことで、大幅に遊びやすさが増しているため、
以前ほどヘイトを集めていないように思う。
ただし、破滅の海岸のラピュタ安置は修正案件。
とはいえ、本アプデで、主内、神マップランキング2位に浮上している。
根強い過激派オリンパスラバーズが怒り出して総ツッコミが入りそうだが、
主はもとよりオリンパスがあまり好きじゃないので、悪しからず。

やたらめったら広いくせにには名前付きランドマークが18しかなく、
初動で被りやすいというのが難点。
とは言え立入禁止区域にも調査ビーコンやリングコンソールが湧くので、
立入禁止区域から北移動でザ・ケーブや
立入禁止区域から西移動でマウンテンリフトやリバーセンターという移動ルートも視野に入ってくるので、実際の数字ほど悲観的になる必要はない。

第2円以降、マップ中央付近で灯籠流しのお祭りが開催されるため、
このお祭りへの参加は極力控えるのが良いだろう。

安置によってお祭りの開催地域がやや流動するためそれを予測し、
柔軟な立ち回りが求められる点では、
ワールズエッジよりも難易度が高いマップといえるかもしれない。

ただ、結局移動が難しいのは他部隊に影響受けやすいランドマークであるというのに代わりはないため、ワールズエッジ同様、
ランドマーク選定で、優位を獲得するアプローチで攻略を目指していく。

戦略

先述の通り、ワールズエッジのときよりは、
比較的安置によってお祭り開催地域の変動する傾向にあるが、
基本的には、マップ中央を東西にかけて流れる川に隣接している地域にて、
開催されているケースが非常に多い。

単純にバイパスとしての位置関係に加えて、
この川の流域は見晴らしがよいため、射線を通されやすく、
高低差もあるため、川を渡れない部隊が停滞しやすいことから、
渋滞の発生の原因になりやすい傾向にある。
同じ理屈で、バロメーター近辺でも同様の事象が起こる場合があるので、
このお祭りを回避していくことが勝率安定への鍵となってくる。

今回もざっくり図示してくとこんな感じである。

混雑地帯

ほとんど全域やないかーいと言われそうな図ではあるが、
安置際で混雑が発生するため、
これらの場所では、ファイトは避けるのが無難な場合が多い。
理由は簡単で、移動してきた部隊が集まる場所なため、
後ろからは安置に入りたい部隊が、
前からは検問しにくる野次馬が大量に湧いてくる。
眼の前に敵がいたら戦わずにはいられない戦闘狂はここに集って日夜お祭りを繰り広げているが、付き合う必要は全くもってない。
早々に安置の奥側に行ってしまうのが丸い。

今回も、試しに各ランドマークの移動ルートで考えられそうなものを
以下に雑に図示してみた。

移動してきそうなルート

見てわかると思うが、川らへんえぐい。
特に凶悪なのが、発射台の西にある最強ハウスである。
あいつがいるせいで、あそこに溜まるヤンキーが耐えない。
その結果、他部隊の移動を阻害してお祭りを誘発するため要注意である。

広いランドマークが多く、
絶望的に物資が枯渇するほど小さなランドマークは少ないため、
物資も弱いストームキャッチャーに群がる謎の大群を鼻で笑いつつ、
悠々と漁ってさっさと移動しよう。

そんなわけで、ランドマーク選びでは物資を重視せず、
移動を最優先として、チャンピオンを取りつつ、
最終円付近で無理筋の移動を通さざるをえない部隊から
キルポイントを拾う事を目指して、ランドマークを検討していく。

ランドマーク

ここでは、より確実に勝利を目指すためのランドマークをいくつか記載していく。まずそのために、ランドマークの選定基準となる前提の優先度を記載する。優先度は前回と同様以下である。

優先度1:初動で他の部隊と被る確率が低い
優先度2:安置や他の部隊の動きに左右されづらく移動がスムーズである
優先度3:物資量

初動ファイト自体、他の部隊と物資を食い合う事になり、
ロスが大きく、被り部隊数が多ければ多いほど、物資効率が悪くなる。
また、よほど敵を圧倒できる実力差があればいいが、
いずれにせよ、その後の漁夫の可能性も含めて、
初動ファイトに運が絡まないことは、ありえないので、
わざわざやるメリットがないと考える。

また、先述した通り、中央の混雑地域におけるファイトに巻き込まれることが、最も運要素を増やし、旨味がないため、他の部隊の移動状況に左右されにくく、自分たちのやりたいことを通しやすいランドマークを選んでいく。

最後に物資量だが、極論だが、チャンピオンポジションを取れたら物資なんて関係ないので、優先度を下げている。あったらいいなの贅沢品と捉えて検討を進める。

各優先次項に対して各ランドマークを割り振っていくと以下の様になる。

優先度別ランドマーク表

優先度1と3については、該当項目の多寡を単純評価している。
今回、ランドマーク特性上、どこもそれなりに広く、
ランドマーク毎の物資量の差が少ないこともあり、
優先度3の項目は、
極端に少ないところ以外は気にする必要はないと思われる。

優先度2については、
安置や他部隊の影響を受けずやりたいことをやれるを◯
◯の部隊が移動してくれればスムーズに移動可能を△としている、
安置の影響を受け、戦闘を強いられる可能性が高い場所を✕としている。

評価は、先述の移動イメージ図を元に検討している。
◯の箇所に共通していることは、混雑地域に隣接しており、
安置を見て即座に移動ができれば、渋滞する前に抜けることが可能なため、
検問される心配や、他部隊の停滞に影響されることなく、
ムーブが可能であるという点である。
これによって、運要素をかなり減らすことができる。

もちろん、一人で敵部隊を壊滅させられる力があるのであれば、
✕のランドマークから物資を集めて、安置とともに入り、
停滞している△の奴らを圧倒的物資差で押しつぶす
ということもできなくはないが、
それで安定するファイト力がある奴はとっくにプレデターである。

毎度のことだが、
貧乏暇なし、悠長に外で物資を漁っている時間など無い。
自身の強さを過信している暇があったら走れ。

というわけで、
この表を元に、降りるべきランドマークを絞り込んでいった結果の、
個人的、おすすめランドマークを紹介しようと思う。

おすすめランドマーク

1.立入禁止区域
初動★★★
移動★★★
物資★☆☆

立入禁止区域

ストームポイントのランスラ枠。
物資量はすごく少ないが、99%被ることはなく、
移動で非常に大きなアドバンテージを取れる。
たまにパイロンの初動で負けた敗残兵がとんでくるので、
すかさず全員で叩き潰せばキルポまで取れる。おいC。
物資は本当に少ないので、
安置次第で、ザ・ケーブやマウンテンリフト、リバーセンターを通りすがらに、さっと漁っていきたい。

2.カスケードフォール
初動★★☆
移動★★★
物資★★☆

カスケードフォール

アプデが入る前は大人気激戦区よりだった気がするが、
最近不人気気味になった最強ランドマーク。
航路によっては、たまーに被るが、比較的安全よりになった。
被らなければ、立入禁止区域よりも漁りやすく、素早く移動可能。
物資料量は、少ないよりの普通くらいなので、
近所のリバーセンターやウォーターホールを移動時に漁って行くと良い。

2.CETOステーション
初動★★☆
移動★★★
物資★★☆

CETOステーション

便宜上カスケードフォールと同じ位置づけにしているが、
被りやすく、物資が多いバージョンである。
絶対被る激戦区とまではいかないが、そこそこ被るので、
おりられたらおりるみたいな位置づけ。
上の2つより物資量が多いので降りられると嬉しいが、
被ってまで物資なんていらないので、第三候補に落ち着いた。
他の選択候補に発射台もあったが、
移動の観点で言うと僅差で負けるため、こちらを選択した。

以上、がおすすめランドマークである。
これらをベースにしっかりと取るべきファイトとプライドファイトを仕分けることができれば、勝率は安定する。
そのうえで、蛇足ではあるが、レジェンドピックについても次項で触れて行こうと思う。

レジェンド

環境

以降、上記のムーブを補強するためのおすすめレジェンドを紹介していく。

1.ブラッドハウンド
使いやすさ★★★
攻撃性能★★★
防御性能☆☆☆
移動性能★☆☆

ブラッドハウンド

毎度おなじみ、実質チーターおじさん。
とりあえず自力に自身ないやつは一旦使っとけ枠。
そもそもFPSというゲームでウォールハックが強くないわけが無い。
シアが暴れすぎて、巻き添えで弱体化を食らったが、
パークシステムで復権。S21でまたまた大幅な弱体化を食らったものの、
それでも弱くなったわけではない。
何より、ワンポチで部隊に貢献できるので、個人の能力に影響を受けずに、
成果を出せるというメリットは大きい。
また、ウルトを使えば、大幅に攻撃性能を高める事ができるので、
バンガロールのスモークと合わせれば、
敵に何もさせずに瞬殺するなんてシチュエーションもある。
スキャン奴隷みたいに言う人もいるが、ULT使って一人で敵を壊滅させる気持ちよさは、何者にも代えがたい。プロですら気持ち良すぎて、
その後歯茎がでまくるレベルである。
おまけみたいになったが、リコンで敵の位置が読めるので、
移動にも貢献できるのがとてもえらい。
ファイトでULT使わないの許さん。どんどん使え。

2.カタリスト
使いやすさ★☆☆
攻撃性能☆☆☆
防御性能★★☆
移動性能★★★

カタリスト

覗きは絶対許さない。目潰し風紀委員おばさん。
頭の使える人が使うと強いレジェンド。
オルターの誕生によって篭もり性能はガタ落ちしたが、
パッシブの強化などもあり、オルター無しの室内耐えはかなり頑張れる。
ただ、彼女の本領は広い平地でこそ発揮される。
遮蔽のない場所を渡ることも多いストームポイントで、
彼女のカーテンは絶大な力を発揮する。
エリア取りや移動の補助等、
勝つべくして勝つのコンセプトに最も適したキャラと言える。
ただ、使い所をちゃんとしないと、
本当にゴミのようなカーテンをひくことになるので、
一定の戦略やマップに対する理解が必要。
戦闘が強いキャラではないので、イキって突っ込まず、
味方といっしょに動くことが絶対条件。

3.コンジット
使いやすさ★★★
攻撃性能★★☆
防御性能★★☆
移動性能☆☆☆

コンジット

初動ファイト必勝請負人。
唯一の性能がシンプル強い。
ランドマーク数の少ないストームポイントでは、
どうしても後かぶせなどを回避できないシーンがでてくる可能性もある。
そんな時にこいつが役に立つ。
アーマー差のない初動にこの人がいるだけで、差をつけられる。
味方の体力を管理する視野は必要になるが、
味方のダウン率が下がるだけで、勝率はぐっと上がるので。
使って損なし。
難しくないので、初心者でも比較的使える部類だと思う。
スキルは勿体ぶるな。早めに使っとけ。


4.バンガロール
使いやすさ☆☆☆
攻撃性能★★☆
防御性能★☆☆
移動性能★★☆

バンガロール

お前はどこに行っても強いよ。
テクニカル大砲おばさん。
あらゆることに関与できるバランスの良いレジェンドで、
太古の昔より、器用貧乏の名をほしいままにしてきたが、
周囲が軒並み弱体化された影響を受けて、万能型へと繰り上げ昇格された。
スキルで煙幕を張ることで、擬似的な遮蔽物を生み出せる。
敵に詰めるための目隠しや、移動のためのルート確保、耐えるための壁代わりと、その汎用性の高さは全レジェンドでもピカイチ。
ULTも有利ポジションを抑えている敵をどかしたり、敵の進行を止める等、
エリア確保に非常に有用で、攻守ともに強力なものになっている。
ただし、スキルの扱いの難しさから、相当な練度が必要であり、
浅いバンガロールは利敵行為を知らぬ間に繰り返すという闇の側面も持つため、マップ理解や戦術理解、キャラ練度に自信がない人は利用をさけた方が良い。逆にそこに自信があるなら、最強の一角と言えるおすすめキャラではある。
また、武器サプライを開けられるので物資の補強もできるのは、
インチキっぽさがある。
スモークは緊急時以外、自分に炊くな。敵に炊け。

さいごに

ワールズエッジに続いてストームポイントも記載していった。
結局マップが変わっても、結局お祭りに参加しない。
または、開催しないことが勝利への近道である。
そのためには、
移動のことを常に考えてファイトを選ぶ、
頭をつかったプレイングが必須である。

これを読んでいる諸君は、
ランクで思考放棄して突っ込むような、
お祭りチンパンジーにはならないことをおすすめする。
お祭りならカジュアルで十分だ。
本当に気持ちの良い勝つべくして勝つチャンピオンの脳汁タイムを
是非とも堪能してほしい。

ここまでは、比較的得意なマップだったのと、
競技資料の多い分野で、研究が捗ったが、
残りのオリンパス、キングスキャニオン、ブロークンムーンは、
資料も少なく、個人的にも苦手なので、本腰を入れて、
研究をしていこうとおもう。

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