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腰の怪我

腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
ぜひ、ホームページを覗いてみてください👇

前回、腰痛と老化について書きました。👇

今回は、腰痛でよく診断される腰の怪我について書いていきます。


腰の解剖

脊柱管とは、脊柱管とは、背骨の神経の通り道のことです。
椎間板とは、椎間板とは、腰の骨と骨にある、クッションのことです。
ともに、下の図を参照してください。


引用:https://www.sekitsui.com/function/anatomy/ 脊柱管
引用:https://www.sekitsui.com/function/anatomy/ 椎間板


腰部脊柱管狭窄症

 脊柱管狭窄症とは、脊柱管が様々な原因で狭くなり神経自体が圧迫されることで起こる怪我です。

 脊柱管狭窄症の人は、神経の通り道を狭くするような動き、腰を反らす動きは特に注意が必要です。腰が痛いから、姿勢を良くしないといけないと思うことは悪くないです。もしそれでも痛い場合は、あまりお勧めできません。

 逆に背中(腰)を丸める動作は、痛みや痺れが比較的楽になります。
例えば、座るやカートなどに寄りかかって歩くなど。

引用:https://website2.infomity.net/8120545/kyousaku/post_6.html

腰椎椎間板ヘルニア

 椎間板ヘルニアとは、椎間板が変性(劣化、弾力性がなくなり、もろくなり)して破れて中身が出てくる病気です。

 椎間板ヘルニアの人は、背中を丸めたり・前屈み(前傾)になると神経が圧迫されて痛みやしびれが強くなります。つまり、脊柱管狭窄症の人と動いたら悪い動きが反対になります。

引用:https://images.app.goo.gl/hr647QxEfUwhpneD7

症状

 脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニアともに、神経の血流障害や炎症が起こり、腰痛だけでなく下肢の痛みやしびれ等の症状が出ます。

 病状が進行すれば長距離の歩行が困難となり、歩行と休息を繰りかえす間欠性跛行(かんけつせいはこう)という状態になります。(主に脊柱管狭窄症の人に多いです。)

引用
引用:https://www.jnj.co.jp/jjmkk/general/spinalstenosis 間欠性跛行

 ひどい場合は、頻尿や残尿感などの排尿障害をきたす場合があり、手術する確率が高くなります。

 腰が痛くなった時は、気にならなくても気づいたらしびれや足の力は入らないといった症状が出るので、気をつけて自身の症状を観察してください。

チェックすることとして、
・足のしびれがあるかどうか
・足の力に左右差があるかもしくは、力が入らないところがあるかどうか
(特につま先を上げるや膝を伸ばす運動で)
・足の感覚が分かりにくくなっていないかどうか
・腰を反ったら痛みがよりひどくなるかどうか
・腰を丸めたら痛みがよりひどくなるかどうか
・尿や便失禁をしていないかどうか
など
このあたりを、まずは確認・観察してください。

最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。

読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️



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