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地域で資産を保有し、活性化させていく方法とは〜7月24日週のVoicy

ローカルツーリズム株式会社代表・地域事業家の糀屋総一朗がVoicyで配信中の番組「ローカルエリートは棍棒を振りかぶる」。曜日は不定期ですが朝7時に更新しています。この週から曜日ごとにテーマを決めてお話していこうかなと思ってはじめてみました。

1.「誰かに褒められたい」承認欲求はどうコントロールする?

月曜日のテーマは、仕事をしていく上で大事なメンタルコントロールにしていこうと考えています。

人間には「人に褒められたい」という承認欲求がどうしてもあると思いますが、これを求めてもどうしようもない…というのは僕も経験からも思っています。実際は「褒められたい」と思っても全然誰も褒めてくれないのです。

僕も現在、福岡県宗像市大島でかなりの額を投資してさまざまな事業をしています。これだけやっているのだから評価されてもいいのでは…とも思ったりしますが、なかなか評価されることは少ないです。「これだけやってるんだから評価しろ」は正直なところ、こちらの勝手な思いなんですよね。

ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスの自省録の中にも面白い表現があります。誰かに何かをした時に、相手を「債務者」とみなしてしまうことで、「あの人は自分のことを称賛しなければいけない」と考えてしまうというものです。

人に褒められなかったからといって、自分の価値が下がるわけではありません。大事なのは自分の価値観をしっかりと持ち、人とその価値観を時にはぶつけ合って対話をしていくことが重要なのではないでしょうか。

2.すごい造園ユニット「veig」を知ってほしい!

いつものお話と趣向を変えて、紹介したいすごい人たちの話をしてみました。その人たちとは、片野晃輔くんと西尾耀輔くんの造園ユニット「veig」です。2人ともまだ20代ですが、才能の塊のような2人です。

片野くんは高校卒業後、お母さんが乳がんだったこともあり「がんを作るようになればがんを治せるのでは」という思いからアメリカのMITのラボに入り研究。その後農業などの勉強にも取り組みますが、理論ではなく実地を求めて現場に入ります。西尾くんもクレバーで賢く、2人と話しているとすでに経験豊富な30代の人と話しているような気持ちにもなります。

普通、家を作る時には「人間が心地よく暮らせる空間を作ろう」という発想になると思います。この2人がすごいところは、人間を「ホモサピエンス」という種族の一つとして見ていること。ホモサピエンスが庭の生態系にどのように関わりを持てるようになるかを設計して庭を作ったと話を聞いて驚きました。

彼らと話していると、僕らには見えない世界の話がどんどん出てきて、自分って何も見えていないんだなと思わされます。この発想はすごく大事だと考えています。地域の仕事をしていると、地元の人はその土地の魅力が見えていないですが、外から来た人には魅力がわかる。それと同じで、彼らの視点は本当に得難いものだとつくづく感じています。

3.地域の不動産や商標を「地域資産」で保有し、地域を活性化させる方法とは?

僕は福岡県宗像市大島で「エリアイノベーションファンド」を組成し、投資家の方から資金を集めて事業を開始・運用してきました。先日「宗像大島創生合同会社」を設立し、ファンドをその会社に譲渡。地域の人が資産を保有してビジネスを進めていきたいと思っています。

僕は「所有」と「事業」を完全に分離した方がいいと思っています。不動産や商標などを地域資産として保有し、事業はやる気のある若い人にやってもらうのがベストだと考えています。

保有の仕方ですが、合同会社の「社員」という形で会社に参加してもらう形をとります。保有している不動産の価値が上がり、例えば家賃収入などがアップすれば社員に対しての還元が大きくなります。その地域にお金を落とす「地域循環経済」を目指しているローカルツーリズム株式会社としてはしっかりとこの仕組みを推し進めていきたいと思っています。

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この週はこのほか、僕が好きなポーカーのプロ選手の戦略からのメンタルコントロールについてもお話しています。最近は20代の方でもポーカーに興味を持っている方も多く、ポーカー、面白いですよ。

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