税金の使われ方をチェックしよう!情報公開請求について解説
毎週金曜日のWeb活動報告会の中で出てきたのが「情報公開請求」ってどうやるんですか?という質問でした。
今回はこの情報公開請求の使い方について解説していきます!
1.情報公開請求とは
情報公開請求は行政機関に対して行政文書の開示を請求できる権利のことです。
情報公開法(行政機関の保有する情報の公開に関する法律)には開示請求権について記述されています。
要は誰でも行政に対して文章の公開請求をする権利があるということが法律で規定されているのです。
なので、気になるニュースを深堀りしたい場合は情報公開請求を使うと、より深い学びが出来ると思います。
2.情報公開請求のやり方
ここからは情報公開請求のやり方について説明します
2-1.気になるニュースを見つける
まずは、深堀りしてみたいニュースを見つけましょう。
情報ソースはネットニュースやYoutubeでも良いですし、新聞等のメディアでも何でもよいです。
最近だと財政難の高岡市の市長さんが海外訪問にビジネスクラスを使用することが物議をかもしていましたので、こちらを題材にしました。
2-2.行政文章を入手したい組織名+情報公開で検索する
テーマが決まったら次は問い合わせフォームを探します。
検索エンジンで組織名+情報公開で調べてください。
情報公開に関するページを見ていくと電子申請サービスのサイトが見つかりました。
今回はこのサイト経由で開示請求をします。
2-3.情報公開の請求を行う
申請画面に必要事項を記入し、情報公開の請求を送付します。
今回は市長の視察の詳細が知りたかったので、おそらく作っているであろう市長の訪問先での日程表を開示請求しました。
どういう文章を指定すれば出てきやすいかというのは今も試行錯誤中で、数をこなすと精度が上がっていくと思います。
2-4.職員さんからの連絡を待つ
申請が終わったら、後日職員さんから連絡があるので連絡を待ちましょう。
基本的に情報公開請求をした場合は、何かしらのリアクションがあります。
3.まとめ:もっと気軽に公開請求しましょう※ただしやりすぎは訴えられるかもしれないので注意
情報公開請求と言うとあまり身近ではないイメージの言葉ですが、知る権利や情報公開法に基づく国民の正当な権利です。
気になるテーマがあったら積極的に使ってみましょう。
いろんな学びが得られると思います。
ただし一つの自治体に数百件送るみたいな過度な情報公開請求は訴えられる可能性があるので注意してください。
実際に1人で月に最大752件行った人が損害賠償請求を受けた例もあります。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201205-OYT1T50168/
普通に気になるニュースに関する文章の請求をするだけなら訴えられることはまずないので、安心して使ってください。
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