努力ってなんだ
努力しろ!
努力が足りない!
努力する方向が間違っている!
結果が出せていないときに監督、コーチからよく言われました。そして自分でも自分に言ってました。
努力ってそもそも何なんだろう。
苦しい練習をやること?
真面目に練習すること?
自主トレをすること?
要は沢山練習することだ!
間違いじゃないけど、なんかしっくりこない。
努力とは、
当たり前を人の何倍もやることだ!
この当たり前がポイントです。当たり前は、どうすれば遠くに打てるか、どうすれば速いボールを投げれるかを、考えることなのです。
遠くに打つためには、バットスイングを強く、速くする必要がある。ボールに当たる角度も調整する必要がある。変化球や速球にも合わせる必要がある。これらを、どうやって実現していくのか、何度も考えて繰り返し素振りをするのです。
ただ素振りを100回、200回とやっただけではスイングのレベルは頭打ちになります。どのような素振りをすれば目的のスイングができるのかを何度も考えることを「当たり前」と言うのです。この「当たり前」をせずに言われたことだけを何倍もやっても結局は「努力が足りない」と言われてしまうのです。
先ず、成りたい自分は何なのかをしっかりイメージします。
そして、そこにたどり着くためには、幾つのハードルがあるのか整理します。
そのハードルを一つ一つクリアしていくのです。
一つ一つハードルをクリアしていくと少しずつ自信がつきます。すると楽しくなります。そして、いつの間にか習慣になります。人からすればすごい努力をしているのように見えても、本人は当たり前のことをやっているだけなのです。
人の何倍も努力する!といった目標は間違っています。成りたい自分になるためにコツコツとやっていいくことが、結果として人の何倍も努力をしていたことになるのです。
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